脳もいい天気

小中高生の勉強基地Y's 廿日市市佐方2丁目。
文系女性・理系男性のベテランが各1名。
がんばるぞっ!!

入学式。在校生よろしく。

2016年04月06日 | 塾のこと
今日あたり、多くの学校が始業式・・・ということは明日が入学式。
在校生のみんなはクラス替えや、新しい教室でとまどいも多いけど、
新1年生はもっとどきどき。
だから今日は学校中をきれいにして、
明日は温かい気持ち・態度で迎えてあげよう。

私は小中学校がほぼ持ち上がりの広島大学附属東雲中学校に
地元廿日市小学校からひとりだけ通いました。
それまで転校したこともなく、
初めての「全く友達ゼロ」の状態に耐えられず、
半年間とても辛かったものです。
小学校の時、友達が多いのが当たり前で、
改めて友達になる「なり方」を忘れていたのですね。
半年くらい、一人でお弁当を食べたり、ひどい時は昼休み中
廊下や階段を歩き回って、お弁当は帰りのJRの中で食べたりしました。
残して帰ると母に悪いと思っていたのでしょうね。

家族には「寂しい」とは、言いませんでしたし、
泣き言を許すような親でもありませんでした。

地元のガキ大将から逃れるために
頭にハゲができるまで受験勉強して、
片道2時間もかけて通学しているのだから
寂しいままの3年間じゃだめだ。
もっと、自分を知ってもらって、
楽しい学校生活を送らないと、
と思うようになりました。

半年過ぎるあたりから、なんとか打ち解けて
友達作る工夫をし始めたと記憶しています。

声の大きい子や、言葉遣いの悪い子、
男子にニコニコする女子(笑)が
当時はとても苦手だったのですが、
私が慣れなきゃあ、と覚悟を決めて通学し、
今日一人友達増えた、
今日はあの人と友達になれそうだった。
あの人、割といい人だった。
と、だんだん友達が増えていって、
いつの間にか、おしゃべりの真ん中で
しゃべるわけじゃないけど、
みんなの話を聞かせてもらう人になっていました。
時間はかかったけど、そこから卒業までは
友達や先生の信頼を得ることもできて、
本当に楽しい中学校生活でした。

緊張でいっぱいの人、
引っ込み思案の人、
どうか自分をさらけ出して!
垣根や塀を自分で作ってしまわないで。
人のいいところを認め、
悪いところを観察して受け入れてみてください。
自分の度量を広げる、宝物のような時期です。

さあ、私より短い時間で友達作って!
百人はいらない。
まずは一人から。

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