田園調布の山荘

「和を以て貴しとなす」・・ 日本人の気質はこの言葉[平和愛好]に象徴されていると思われる。この観点から現代を透視したい。

昭和の寺子屋②

2021年09月15日 21時08分27秒 | 昭和の寺子屋、田園調布本町

その大前提は戦争がないことと、経済を活発にすることですね。その上で、争いがなく、人種や男女の差別がなく、一人ひとりが個人として大切にされる社会をめざすことかなと思います。

それは夢物語に見えますが平和憲法はその流れを設計する知性の花束だと思います。平和憲法は戦後の廃墟の中で誓った国民の決意であり総意です。

おじいちゃんは平和憲法のすべての条項が誰も反対できない太陽のような輝きを放っていると思います。これを深く学べば、ごまかしの政策や違反がわかります。主権者としての国民は憲法を実現してねと議員を選びます。その議員が民意の代行部隊の政権(内閣)を作ります。だから憲法に沿ってその目標に向かって政治を行うのが政権(内閣)の使命ですね。

「努力をしています」というだけならぼんくら政権、「努力してこんなに良くなりました」というのが普通の政権、「憲法など守らなくてもよい」というのがとんでもない政権ですね。

けれど現実の社会には日々に矛盾や利害対立が起こります。日本にはまだ近隣国と戦争を巡る負の遺産を(心の問題を含め)なくす課題もあります。さらに災害や温暖化に立ち向かわねばなりません。政府は議員たちと国民世論と相談を重ね憲法を心に刻んで国を丁寧に作る仕事をしなければなりません。仮に遅々とした歩みでもこれが民主主義ですね。これらの問題に一人ひとりが市民としての自覚を持って参加をしなければいけないのではないかと思います。



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