ぶらさんぽ

マンホールの蓋っておもしろい。意識したら見えてなかったものが見えてきた

新潟大学病院のマンホール

2010-11-30 20:34:22 | マンホールの蓋(新潟県)



新潟大学医歯学総合病院のマンホールです。

「ARS LONGA」 の文字と 「プラタナス」の葉が描かれています。


「ARS LONGA」とは医学の父と言われているヒポクラテスの言葉です。
「VITA BREVIS ARS LONGA」と続きます。

英訳すると「Life is short, and Art is long」で
以前は「芸術は長く、人生は短し」と訳されていたそうですが、
現在はARSは芸術とするのは間違いで「技術・医術」であり、
「医者の一生は短いが、医学の技術を学ぶには時間がかかるので怠るな」
というヒポクラテスの教えといわれています


マンホールのそばには「ヒポクラテスの木」があります。

ギリシャのコス島に、その木の木陰でヒポクラテスが弟子に医学を教えたといわれているプラタナスの巨木があり、
新大病院にあるヒポクラテスの木はその巨木の種から育った木とのことです。
なんかすごい木だね。

このマンホール見た時は全く意味がわからなかったけど、
深い意味が込められたマンホールでした。


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母が入院&手術をしました。
しばらくバタバタしたけど、先日思っていたよりも早く無事に退院しました

上のマンホールはその時のもの。

病院に通っている間、いろいろなことを感じ考えました。

母のありがたさも痛いほどわかったし、
何もできないと思っていた父も家事を一生懸命やってくれてありがたかった。

元気なうちにもっともっと親孝行しなきゃなーと思いました