三食昼寝つき

映画・ドラマ・本・ニュースなどで感じた事を、
「思うがまま、ありのまま」綴ります。

ターゲット

2006-03-07 12:52:05 | バラエティの感想



○○というモデルが着ていた服がカワイイから欲しいというのが

ファッション雑誌の役割だったと思っていたけど、

「Can Can」の戦略により


モデルの○○ちゃんみたいになりたいからこの服が欲しいという風に

専属モデル自身の雰囲気に憧れて真似する女性が増えたらしい。





昨日の「アンテナ22」(最近のお気に入り番組)では、Can Can の

トップモデル (エビちゃん)蛯原友里 と 押切もえ の特集。



エビちゃんが大好きで、白いスカートに淡いピンク系のトップス

フワリと内巻きにカールした髪型の「エビちゃんOL」増殖!と

番組でも取り上げていたけど、確かにこの手の女の子をよく見かける。


エビちゃん風→女らしく見える
         →大切にされる→男受けもいい→だからエビちゃん風



といった所だろうか?


いわゆる「男受けを狙った」雰囲気は、昔ならば同姓には嫌われる

対象になりえたと思うんだけど、「男に大事にされたいんですけど、何か?」

とばかりに、妙に堂々としていて、意外に同姓にも受けがいいらしい。


エビちゃんOLのバイブル的な バカ売れ「Can Can」だけど、

さすがに26歳になると読者は離れていくらしい。


CanCanはOLとしてチヤホヤされる時期用の雑誌と言っていいのかも


で、25歳になり、Can Canを離れようと思い始めた読者の為に

今度創刊されるのが、26歳の押切もえを全面に出した

「お姉さん系 Can Can」


「お姉さん系」ってのがあまりにベタな気がして私なら手に取るのも

ためらいそうなネーミングなんだけど、

お姉さん系Can Canのターゲット26歳~30歳だそうだから、

モロターゲット外な私に口を挟む権利はない


ちなみに、相方は

「エビちゃんはカワイイと思うけど、
押切もえはとっつきにくい雰囲気でカワイイと思わないなあ


だそうだ。


私も、押切もえは男より女が憧れるタイプのモデルのように思う。

米倉涼子っぽいストイックさを感じるし、

読者モデルから努力の末トップモデルへという経歴も、女が共感しやすいものだ。


「カワイくなるために」を全面に出すCanCanはあまり読んだことがないけど、

「お姉さん系Can Can」なら美容院あたりで読んでみたいかも



私は、CanCanと同じ小学館発行の「Oggi」を最近読んでいるんだけど、

正直言えば、キャリア服が多くて参考にならない部分も多い。

かと言って、「ママ系雑誌」は、ママでない以上買いたくないし、

あまりに生活感溢れる雑誌も夢がなくてガッカリする



30代で子供がいない専業主婦の欲求を全て満たしてくれる雑誌は

限りなくゼロに等しい


とっても狭いターゲットだとは思うけど、こんな私向けに

面白い雑誌どこか出してくれませんかね~?


もし作ってくれたら年間購読します、間違いなく