○○というモデルが着ていた服がカワイイから欲しいというのが
ファッション雑誌の役割だったと思っていたけど、
「Can Can」の戦略により
モデルの○○ちゃんみたいになりたいからこの服が欲しいという風に
専属モデル自身の雰囲気に憧れて真似する女性が増えたらしい。
昨日の「アンテナ22」(最近のお気に入り番組)では、Can Can の
トップモデル (エビちゃん)蛯原友里 と 押切もえ の特集。
エビちゃんが大好きで、白いスカートに淡いピンク系のトップスに
フワリと内巻きにカールした髪型の「エビちゃんOL」増殖!と
番組でも取り上げていたけど、確かにこの手の女の子をよく見かける。
エビちゃん風→女らしく見える
→大切にされる→男受けもいい→だからエビちゃん風
といった所だろうか?
いわゆる「男受けを狙った」雰囲気は、昔ならば同姓には嫌われる
対象になりえたと思うんだけど、「男に大事にされたいんですけど、何か?」
とばかりに、妙に堂々としていて、意外に同姓にも受けがいいらしい。
エビちゃんOLのバイブル的な バカ売れ「Can Can」だけど、
さすがに26歳になると読者は離れていくらしい。
CanCanはOLとしてチヤホヤされる時期用の雑誌と言っていいのかも
で、25歳になり、Can Canを離れようと思い始めた読者の為に
今度創刊されるのが、26歳の押切もえを全面に出した
「お姉さん系 Can Can」
「お姉さん系」ってのがあまりにベタな気がして私なら手に取るのも
ためらいそうなネーミングなんだけど、
お姉さん系Can Canのターゲットは26歳~30歳だそうだから、
モロターゲット外な私に口を挟む権利はない
ちなみに、相方は
「エビちゃんはカワイイと思うけど、
押切もえはとっつきにくい雰囲気でカワイイと思わないなあ」
だそうだ。
私も、押切もえは男より女が憧れるタイプのモデルのように思う。
米倉涼子っぽいストイックさを感じるし、
読者モデルから努力の末トップモデルへという経歴も、女が共感しやすいものだ。
「カワイくなるために」を全面に出すCanCanはあまり読んだことがないけど、
「お姉さん系Can Can」なら美容院あたりで読んでみたいかも
私は、CanCanと同じ小学館発行の「Oggi」を最近読んでいるんだけど、
正直言えば、キャリア服が多くて参考にならない部分も多い。
かと言って、「ママ系雑誌」は、ママでない以上買いたくないし、
あまりに生活感溢れる雑誌も夢がなくてガッカリする
30代で子供がいない専業主婦の欲求を全て満たしてくれる雑誌は
限りなくゼロに等しい
とっても狭いターゲットだとは思うけど、こんな私向けに
面白い雑誌どこか出してくれませんかね~?
もし作ってくれたら年間購読します、間違いなく