いつの日か、ふむふむ

モノクロームの景色から抜け出したくて急ぐ朝

１０月２３日（水）

寝不足。酒の力も及ばず、夜の海でぷかぷか浮かんでいた。あまり心地良くない浮遊感だったな。それもまたいいじゃないかと、朝ドラを見て日常に戻り、見終わってからシャワーですべてを洗い流し生まれ変わる（気分だけ、肉体はそのままだ。あたりまえ）。
今日は早く新幹線に乗りたくて、違う景色の中に身を置きたくて、速攻移動。名古屋で、ホームのきしめんに誘惑されそうになったけれど、ぐっとこらえてやり過ごす。
名古屋駅の立ちきしめんを食べたーい。改札を出なければ、途中下車して再度乗るというのはいいんだよね。いいはずだよな、自由席に乗れば、どうなんだ？？？？
あー、立ちきしめん（勝手に呼んでいます）よ、上等なきしめんでなくていいのだ、あれそれこれの立きしめんなのだよ、いつの日か・・・名古屋駅で。
いつの日か“むふむ”が、積もり積もってきているぞ。“ふむふむ”がどんどん増えて爆発しそうだぞ。いけない、いつの日かでは。一つひとつ“ふむふむ”を片づけていかないと。“ふむふむ”はとっても“ふむふむ”なので、一人の力ではどうにもならない“ふむふむ”もある。さて、どうしたものか、ふむふむ（このふむふむは違うふむふむだからね）。
ぐったりと疲れて西へ戻る。待ち受けている仕事、でもやる気が起きない。最低限のことだけ処理をして逃避行を決め込む（ギターの弦を張り替える）。
今夜飲んだくれるか、明日飲んだくれるか、飲んだくれ“ふむふむ”が悩み始める、ふむふむ。“ふむふむ”を逆から読んだら、“むふむふ”、なんてことないか、はは。なんてことなく終わる一日のため息を聞け！ “むふむふ”。

◎食絵日記

昨日、京都で食べた
黒と赤のカレー具なし。
ほんのり甘い方は出会い、
唐辛子の辛さは別れ。
なんだかねぇと思いながら食す。