今朝の信州も穏やかな朝です、気温は氷点下2度無風で
薄曇りの空でお天道様はまだ顔を出してくれません。
数日前の日テレNEWSの報道で、教科書の間違い問題が
報道されていましたが、どうやらその根は深いようです
東京書籍が出版した教科書で、間違いの指摘が相次ぎま
した。載っている地図で海峡名や国名にずれがあるなど
間違いや訂正が必要な部分は約1200か所にのぼりました
なぜ、このようなことが起きたのでしょうか。
文科省では、教科書は、教育活動の中心的な教材として、
子供たちの教育に重要な役割を担っています。我が国の
教科書制度は、検定制度と無償給与制度を柱として運用
されており、関係者の努力によって、毎年質の高い教科
書が安定して供給されています。と言っています。
そしてその教科書は、まず民間で著作・編集され(1年
目)、文部科学省に置かれた専門家による審議会が教科
書として適切かどうかを審査します(2年目)。合格した
ものの中から、教育委員会や国立・私立学校の校長が使用
する教科書を選びます(3年目)。翌年度、ようやく実際
に子供たちに使用されることとなります(4年目)。
という経過を経て今の教科書制度が成り立っている教科書
正しいことが書かれているはずの教科書で、間違いが相次
いで指摘され、問題となっていますがなぜこんなことが?。
日テレによれば、地理の教科書「新高等地図」に載って
いる地図で――例えば、南米大陸の南端には「マゼラン
海峡」と書かれていますが、正しくは「ドレーク海峡」
です。正しい「マゼラン海峡」は、「ドレーク海峡」の
少し北側にあります。さらに、中南米の地図でイギリス
領のカイコス諸島の上には「バハマ国」と書いてありま
すが、正しくは、このカイコス諸島の北側にある島々が
「バハマ国」です。こうした間違いや訂正は次々に見つ
かり、その数は、なんと約1200か所にまでふくれあがり
ました。この教科書を出版した「東京書籍」は謝罪した
上で、今回の原因について「コロナ禍の影響で検閲体制
がリモートワークとなり、委托(いたく)先と連携が十分
にとれず、校閲の不足が起きてしまった」などと説明し
ていました。販売前の教科書を検定する文部科学省は、
地名間違いなど明らかな間違いを指摘しきれなかった事
は事実、とコメントしていますが謝罪はしていません。
この教科書、採用や納入の問題が指摘されたばかりで
この教科書の誤りは、一社ばかりではなく数社に及び
その誤りも今年ばかりでなく何年も前から誤り続けて
いたようです。出版業界も文科省も教育委員会も各校長
など教科書を受け入れる側も、もう一度首を洗いなおし
て、きちんとした仕事をしていただきたい。PTAや保護
者団体も、無償の教科書だから仕方ない・・ではなく
もっと声をあげねば教育利権の餌となってしまいます。
小坂田の池の 北帰行を待つ マガモたち










薄曇りの空でお天道様はまだ顔を出してくれません。
数日前の日テレNEWSの報道で、教科書の間違い問題が
報道されていましたが、どうやらその根は深いようです
東京書籍が出版した教科書で、間違いの指摘が相次ぎま
した。載っている地図で海峡名や国名にずれがあるなど
間違いや訂正が必要な部分は約1200か所にのぼりました
なぜ、このようなことが起きたのでしょうか。
文科省では、教科書は、教育活動の中心的な教材として、
子供たちの教育に重要な役割を担っています。我が国の
教科書制度は、検定制度と無償給与制度を柱として運用
されており、関係者の努力によって、毎年質の高い教科
書が安定して供給されています。と言っています。
そしてその教科書は、まず民間で著作・編集され(1年
目)、文部科学省に置かれた専門家による審議会が教科
書として適切かどうかを審査します(2年目)。合格した
ものの中から、教育委員会や国立・私立学校の校長が使用
する教科書を選びます(3年目)。翌年度、ようやく実際
に子供たちに使用されることとなります(4年目)。
という経過を経て今の教科書制度が成り立っている教科書
正しいことが書かれているはずの教科書で、間違いが相次
いで指摘され、問題となっていますがなぜこんなことが?。
日テレによれば、地理の教科書「新高等地図」に載って
いる地図で――例えば、南米大陸の南端には「マゼラン
海峡」と書かれていますが、正しくは「ドレーク海峡」
です。正しい「マゼラン海峡」は、「ドレーク海峡」の
少し北側にあります。さらに、中南米の地図でイギリス
領のカイコス諸島の上には「バハマ国」と書いてありま
すが、正しくは、このカイコス諸島の北側にある島々が
「バハマ国」です。こうした間違いや訂正は次々に見つ
かり、その数は、なんと約1200か所にまでふくれあがり
ました。この教科書を出版した「東京書籍」は謝罪した
上で、今回の原因について「コロナ禍の影響で検閲体制
がリモートワークとなり、委托(いたく)先と連携が十分
にとれず、校閲の不足が起きてしまった」などと説明し
ていました。販売前の教科書を検定する文部科学省は、
地名間違いなど明らかな間違いを指摘しきれなかった事
は事実、とコメントしていますが謝罪はしていません。
この教科書、採用や納入の問題が指摘されたばかりで
この教科書の誤りは、一社ばかりではなく数社に及び
その誤りも今年ばかりでなく何年も前から誤り続けて
いたようです。出版業界も文科省も教育委員会も各校長
など教科書を受け入れる側も、もう一度首を洗いなおし
て、きちんとした仕事をしていただきたい。PTAや保護
者団体も、無償の教科書だから仕方ない・・ではなく
もっと声をあげねば教育利権の餌となってしまいます。
小坂田の池の 北帰行を待つ マガモたち









