週に2~3本のペースで、DVDを観ています。
いつも、あんまり当ても無く行って店の中を見渡してから
何を借りるかを決めるという感じなのですが・・・・
先日から、新作の棚にたくさん並べられている「バッテリー」は
貸し出し中の空き箱ばかり・・・・
一昨日、ようやく一本があったので迷わず借りました。
映画: バッテリー
原作: あさの あつこ 制作: 角川映画
この写真には、本来のバッテリー
キャッチャーの姿がありません。
それが、この映画の伝えたいところなのでしょうか?
中国地方の小学6年生 原田 巧は天才とも呼ばれるピッチャー
強気で、自信に溢れ、凛としている。
中学に進学する年の春休みに、病弱な弟・青波(セイハ)のために、家族そろって母の実家に引っ越して来たところからドラマは始まる。
この年頃の少年によくあるような、無口でどこか生意気で、少しハラハラさせられた。
母の故郷で最初に知り合った野球少年達の中に
少年野球で活躍した巧のことを知っていて、しかも憧れていたという
キャッチャーの 永倉 豪がいた。
「投げてやろうか・・・」巧の、高飛車な態度にも素直に喜ぶ 豪
そしてこの二人がバッテリーを組む
巧の自信に溢れた態度は、先輩野球部員の反感を呼ぶことになる。
しかし、負けることなく自分を貫く強さ・・・
ああ、男の子はこうあってほしいものだ
ドラマが進んで行く中で、巧に野球を教えた祖父の言葉
巧の野球に向ける情熱は「孤独の証」・・・
やがて、弟の青波ばかりに気を取られる母親に向かって
父親は、巧の野球は「祈りの野球」という・・・
そんな言葉が胸に残り 巧の心の中を覗いた気がする。
祖父役に菅原 文太 父親役に岸谷 五朗 母親役に天海 祐希
それぞれが、実にいい味を出している・・・
バッテリーを組んで、ピッチャーの成長にキャッチャーが追いつかない
そういうことがあるのだと、初めて知った。
やはり、最後は泣けましたね~
これから観る人のために、多くは語らないようにしようと思います。
個人的には、キャッチャー役の
山田 健太君の笑顔が一番良かったです。
心に残る映画でした。是非ご覧下さいね。
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