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ルーペと万華鏡

自分の心の中も人の心の中も、ルーペを使ってよ~く観察したり万華鏡のように角度を変えて観て、キラキラしたものを探したい。

恐い話・・・カーナビの反乱?

2007年07月05日 06時34分14秒 | 不思議な

今朝は、良いお天気になりました。 昨日まで、いつまで続くのだろうか・・・と、少々 困った雨空でした。昨日は、午後から 近場の温泉へ・・・最近、周辺の道路にも 少し詳しくなってきましたよ。

   

臆病者の私は、知らない道を行くのは 結構 勇気がいるのです。

   

前を走る車が、視界から消えてしまうほどの下り坂だったり・・・

    急なカーブが続いていたり・・・・こういう道路は、慣れるまで 大変でした。特に夜の運転は、強いストレスを感じますね。 でも、毎日 車無しでは考えられない生活で、すっかり慣れてきました。が、ひとりでの移動はカーナビが 欠かせません。

カーナビは便利で有難いものだと いつも思います。 道に迷ったら・・・教えてもらおうとしても 聞く人がいません 道路標示とか 住所表示の 電柱や看板がありません もちろん、民家もありません 夜は外灯も、幹線道路から外れたら ほとんどありません

私の妹は、冒険家というか 道は必ずつながっているから・・・と言って夜中でも、度胸よく 知らない道路を 近道開拓 と ずんずん進んでいきます。 私には真似出来ないところです。

それで私は、いつもカーナビ頼りにしているのですが、最近 慣れてきたものでカーナビの指示に逆らったりして、走らせていることがあります。 そもそも、便利なナビ機能ではありますが 宮崎のように どんどんと新しいバイパスが出来たり 生活用の農道だったような道路が、幹線道路とつながったりと 目まぐるしく変化していますのでときどき、カーナビに出てこない 生活道路だったりします。 そんなときカーナビは おとなしくなってしまい 地図上は道なき道を行く状態です。(笑)また、逆にどんなに狭い危険箇所のような道路でも、昔ながらの道であれば、そちら方向を案内したりもしますから・・・ 以前、えびの高原から綾町の大つり橋に向かおうとしたら・・・・とんでもない須木村の中の山道を行くこととなってしまい 冷や汗を流しました。 後で、その話をしたら 地元の人でさえ あまり通らない道だとか・・・ 便利なものでも、やはり機械のすること・・・データだけでは足りない 何かが たくさんあるのです。 ま、そんなわけで ナビを無視して走らせていると 突然「ガガガ・・・ッ」とナビが壊れたかと思うような音・・・  そう、この音です。・・・・2年前の出来事を思い出させました。

2年前の夏・・・8月の下旬のこと私は、東京から友人と一緒に宮崎に来ていました。たまたま、同時期に宮崎に来た妹夫婦と合流して4人でドライブとなりました。 あの年は、宮崎で集中豪雨による災害が発生した年です。確か9月に入って、立て続けに台風が通り抜けたことによる被害でしたね。 私たちはその少し前のことです。やはり台風の接近による雨模様の日でした。4人で、霧島神宮を見学・参拝したあと 「さくらさくら温泉」(泥風呂が有名)都城の関の尾の滝を回るコースを予定して出かけました。 温泉でゆっくりし過ぎたため、関の尾の滝に着いたときは、夕方4時を回っていました。夏の季節ですから 良いお天気であれば まだ十分に明るい時間帯のはず・・・しかし、その日はあいにくの雨模様 辺りは薄暗くなっています。

それでも、せっかくの観光名所傘をさしながら 滝の良く見える つり橋の中央辺りまで・・・・その橋の中央でカメラを構えて記念撮影・・・と、思ったのですがシャッターがおりません 友人のカメラも、妹のカメラも・・・  後でわかったことですが、このとき・・・・どういうわけかそれぞれが なにか不気味な雰囲気を感じていました。??? とにかく、ちょっと寒気を感じて その場を引き上げたのです。売店近くまで もどってシャッターを押すと・・・・カシャッ 大丈夫です なにか、ゾッとしましたね。 全員がなぜか 少し無口になって・・・・でも、夕飯には安くて美味しいと評判の 都城の回転寿司のお店に 運転手の私以外は、ビールで乾杯 お寿司も大満足 さて、帰路につきました。9時を過ぎて、もう真っ暗・・・・私はカーナビを頼りに 運転  順調に進んでいると、後部席の妹が 「えーっ 早いね~」と驚きの声 私よりも 道に詳しい妹が言うには 私が運転してきた道のりは 気がつかなかったけれどこの辺りまでくれば、あと30分もしないで我が家だというのです。やっぱり、カーナビだねぇ~と、感心しきり・・・近道を覚えなきゃ・・・と ところが、小さな高架下を通り過ぎた瞬間 ガガガ・・・ッと大きな音  一瞬 ドキッとして 「なにっ?」と、思いましたが、大丈夫です。そのまま、進行・・・ある交差点に来ると、カーナビが「左折」を指示しました。言われるままに左折・・・・また、妹が「あれーっ!曲がるんだ・・?」と驚きの声 「だって、ナビがそう言ったから・・・」 「じゃ、また近道教えてくれんだね・・」と妹

運転している私にとっては、どこもまったく知らない道かなりのストレスです。対向車も後方車もほとんど 見当たりません。 しばらく走って・・・おかしい・・・確か、さっき走った道です・・・妹が早いねーと、驚いた道だから 覚えていました・・・なぜ もう30分以上も走ったのに~  さっきまでの車内の和んだ雰囲気が一変しました  どうなってるの~?  わかんないよ~! 進むしかありません また、左折を指示された交差点に差し掛かると、「指示されても左折しないで」と妹緊張気味に交差点へ・・・今度は、指示はありませんでした・・・

「さっきの滝で なにか憑いて来ちゃったのかなぁ~」と妹「やめて~ 」 私の心臓はバクバクです。 冗談を言っていた妹も、実は恐怖心の裏返し・・・・み~んな沈黙です。

それから約30分後、ようやく我が家へ到着結局、12時を過ぎていました。いつもなら1時間弱で着く道のり・・・???2時間半もの間・・・・??? 私はというと、そのとき ほっとした開放感からか 全身の力が抜けて言葉さえも出ない状態でした。 なんとも表現しがたい恐怖感・・・ 翌日、その話を地元の人に話すと「それは、狐か狸の仕業じゃが・・・、ようあっとよ~!」(それは狐か狸の仕業だね・・・、よくあることだよ!) 「みずんのある名所旧跡に 雨の日や 夕方は行かんことよ!」(水のある名所旧跡に 雨の日や 夕方は行かない方がいいよ!) それは ある意味 地元の人には当たり前の話・・・???

やはり神話の国・・・何かあるよ 宮崎って・・・

ひとりの運転中に あのガガガッ・・・って音がすると  カーナビに逆らって走る私に対して、ナビの怒りの声と感じてしまう私です。と同時に、恐怖心がよみがえります。 あの音はいったい、なんなのでしょう

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田植えの景色+宮崎・不思議話し・・・?

2007年06月13日 01時49分33秒 | 不思議な

今日は、先日Oさんと「おたまじゃくし」を捕った 田んぼで田植えがありました。

  

あちらこちらの田んぼでも、田植えがあって 景色が変ったような印象です。きれいですよね~                今は、ほとんどが このように機械植えだそうです。

仕事帰りに、遠くから見ていると あっと言う間に機械が往復して田植えが完了です。

そうそう、たんぼの あぜみちって・・・・  

こんな感じなんです。 慣れないと急いで歩くのは ちょっと恐い気がします。 こういう自然の中では、不思議なことが起きても・・・納得出来そうな・・・・

宮崎・不思議話し・・・・・?

 「がらっぱ」 出現 がらっぱ・・・とは河童のことです。

義母の弟のお嫁さんにあたる方 「みっこばん」(みちこおばさん)から聞いた話です。そのおばさんは、須木村の山奥に たった一人で住んでいます。もう、80歳は超えていると思いますが、山奥の川沿いの一軒家に住み、曲がった腰ながら 畑仕事を立派にこなしている 元気な おばさんです。宮崎では、おじさんのことを「おじゃん」 おばさんのことを「おばん」と呼びます。

義母は「みっこばんは、まこ~厳しいもんじゃ・・・あげな山奥にたったひとりで住んで・・・」と言います。(みちこおばさんは、ほんとに気が強いものだ。あんな山奥にたったひとりで住んで・・・)

私も、二度ばかり行った事がありますが ほんとに近所に家はなく 川の流れの音と、鳥のさえずりと、風の音が聞こえるだけのような ところです。 最近は、道路が整備されてきて、昔に比べると 車の音が聞こえるようになったと言います。みっこばんは、「今まではしよらんかった 車の音がする方が おじぃごたる・・・」 (今までしなかった 車の音がする方が 恐い感じがする)と・・・ 3年くらい前の話です。みっこばんが、ひとりで いつものように畑仕事から帰って来ると、家の傍を流れる川の小さな橋の欄干に 黒い人影があったそうです。

周囲が薄暗くなった 夕暮れどき・・・気丈なみっこばんは、持っていた杖を その人影に向かって振り上げて「こら~っ おまえ なんごうよーっ 」(こら~っ!おまえなんのようよ!)と叫んで欄干をたたいたとか・・。すると、その人影は すぅーっと消えて 後から ぽちゃん・・・と音がしたそうです。???

みっこばんは、家に帰ってから あっっと思ったそうです。「あいは、がらっぱにちがいない・・・どげんしたこっちゃろか・・・」(あれは、河童に違いない・・・どうしたらいいだろう・・・)

それで、翌朝になって 夕べの橋の欄干に行き 米やら、野菜やらを供えると「がらっぱどん、こりゃすまんこっでした。知らんもんじゃったで・・・どうか こらえてくんない・・・」と(河童さん、これはすみませんでした。知らなかったので・・・どうか許してください・・・)

伝説では、河童をいじめると 川遊びの子供をいたずらしたり・・・川から上がってきて畑を荒らしたり・・・悪さをするそうです。でも、みっこばんが 許しを請うてお供えをしたので 翌日 その米やら野菜が無くなっていてみっこばんの 畑を荒らされることもなかったそうです。

義母とみっこばんは、語り合いながら・・・・「まこー!おはんな よがしたなぁ~」(ほんとに あなた よかったね~)「うんにゃ、おじぃもおじぃごわしたよ~」(いいや、恐いも恐いことでしたよ~)

   こんな感じかなぁ~

果たして、私の通訳が正しいか・・・定かではございませんが、こんな会話が何度も繰り返されておりました。 ★ブログランキングに登録しています。是非、ロゴマークをクリックして投票してください★ 日記@BlogRanking


宮崎・不思議話し・・・

2007年06月08日 03時19分39秒 | 不思議な

今日は、暑い一日となりました。 庭では、朝陽を浴びた花が とても元気そうです。    

  

太陽の光は、エネルギーを与えてくれるというのが よ~くわかりますね。 水鉢の様子は どうでしょうか?

     

やはり、太陽の光の中 元気そうに泳いでいます。画像にはありませんが、睡蓮の苗から新しい葉が出てきています。 楽しみです

さて、昨日 お伝えした おじいさんの行方不明 騒ぎですが・・・

私が、こちらに来て時々 耳にする話が・・・・『狐や狸に化かされた』 という話です。

宇宙ステーションで生活までしようとする時代に・・・ 何、言ってんの~ と思うかも知れませんが、こちらのお年寄りたちは、疑いも無く そのような話をします。

あるとき、おばあさんが やはり行方不明になりました。地元の消防団が 山や 谷やら探し回ったところ・・・・深い谷の中央にある 岩場の上でうずくまっているのを 発見されたそうです。

とても、年寄りがひとりで 降りていけるような場所ではなく・・・救出にも ロープを使って 岩場に降りて おばあさんを抱き上げて 救出したというのです。

そんな騒ぎの後、地元の年寄りたちは 皆 「そいは、ギッが だまくらかしたんじゃが・・・」(それは、きつねが化かしたんだわ~)「まこ~、おじもんじゃ~」(ほ~んと、こわいもんだね~)というような、会話をします。

私が、狐が化かすんですか・・・?って、半信半疑で質問すると どの年寄りも「じゃーよ」(そうだよ){じゃっこた」(そのようだよ!) という風に答えます。?????

もう、7年くらい前の話になりますが80少し前の義母が、谷から落ちて怪我をしました。その時も、昼近くまで台所で 何かを作っていた様子の義母の姿が見えなくなってどこへ行ったのだろうと、心配していたそうです。

発見されたとき、義母は谷の下のほうから 上にむかって「お~いお~い」と叫んでいました。自宅からは、歩いたら3時間くらいはかかるような場所で、
しかも谷から落ちたというのです。

家族からの問いかけに、「ギっがだまくらかしたんじゃ・・・。」
谷の上から、誰かに突き飛ばされた・・・」と

家族は、 いよいよ痴呆が入ってしまったと考えたのですが、そのこと意外は 
質問に対してまったく問題なく まともな返事をする・・・???

入院中の義母は、東京から駆けつけた私に対して「どうか内神さーの お払いを頼んでくんない。おじ~ごして、ねがならん」と訴えるのです。(どうか、内神さまのお払いを頼んでください。恐くて寝ることもできない)

内神さまとは、家の敷地内にまつる同族神的性格をもつ神さまのことです。
(うちがんさぁ~と発音します。)

そのとき、姪が町で霊能力があるという人のところを尋ねて、義母の言うことの真意を確かめてみたそうです。その、、不思議な力を持つ方の見立てでは、実家の敷地内にある かまどに水が溜まっているのが見えるというのです。姪は、かまどはあるけれど もう長いこと使っていないから 水が溜まるはずもないと答えたそうですが、

その方は、確かに見えると・・・・そして、水と火の神様が一緒になると 「狐が化かす」現象が起きると・・・・

果たして・・・姪は、私にその説明をして 二人で一緒に確かめてみると・・・・

使っていないはずの かまどに水が溜まっています。「あ~っ」思わず二人で顔を見合わせ、カタカタと小さく震えが来ました。なんということでしょう・・・ 
他にも、いくつか指摘されたことが、まさに言われたとおりだったのです。

そこで、義母を安心させる意味で 神主さんに お払いを頼みました。
米・塩・酒・魚・野菜・果物・・・言われた通りのお供え物を用意して、
当日、神主さんは内神さま、水の神様、火の神様、と順番に 回ります。
神主さんには、かまどの水の件は話していません。・・・がしかし、

水の溜まったかまどを見た瞬間の神主さんの顔が、はっきりと歪みました。
これはいけませんねぇ~
そして、やはり狐が化かすという話にまで及びました。

「どうしたらいいんでしょうか?」と聞く私に、神主さんはかまどの水を全部取り除いて、綺麗に掃除をし、塩で清め、かまどにむかってご挨拶「火の神様、長い間ありがとうございました。もう、こちらのかまどは使いませんので どうぞこちらにお移りください。」と言って、お札を台所のガス台の上の方に 貼るという手順です。

実際、そのようにやってみました。なんか、一安心です。
そのとき、神主さんが内神様にお供えしたものは、必ず皆さんで料理に使っていただくように・・・と
そうだ!野良猫が多いので、魚は早くしないと持っていかれちゃうかも~って、急いで下げに行くともう、魚はありません 
しまった~。やっぱりやられちゃった~。私が報告すると神主さんは「神様が持って行かれたのですよ!」とおっしゃる。
私は、「そうですねぇ~。そう考えればいいんですねぇ~」と(笑)・・・が、
神主さんは怪訝な顔

そうか!私が信じていないってことが バレバレの言動でしたね~ 

神主さんが帰られた後、姪が私に言ったこと・・・・・「魚はやっぱり神様が持っていったんだよー」「だって、猫がくわえて持っていったんなら、周りに置いてあるものが 少しも汚れたり位置がずれたりしていないでしょ

が~ん!! そうなんです。 内神さまの祭ってある場所は、少し高い場所にあって 魚を入れていた皿は浅いすり鉢のような形だったので、猫が周りにまったく、痕跡も残さずに持ち去ることは考えられない状況だったのです。

お払いの功を奏してか、義母は夜も眠れるようになり、本人の強い意志もあってリハビリに励み、すっかり元気になりました。
そして、今になって聞いても、あの時は「ギっが、だまくらかした」という答えには変わりありません。

すっかり、長くなってしまいましたが  宮崎は神話の国・・・まだまだ、不思議話・体験あります。
皆さんは、どう思われますか? 次回の不思議話も お楽しみに

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