翌朝食べる食パンを焼いておこうと、ホームベーカリーに材料を入れ
スイッチを入れました。
すると、聞いたこともないギエッという音が。
異様な音が続くので、一度止めて、再度スタート。
また変な音がしだしたけど、見る限りは何も動いていません。
本当だったら、パン捏ね用の羽根がグルグルと動くはずなのに。
変な音だけする…。
何度か止めて、入れ物を動かしてみたりしましたが
変な音が出るだけで動きません。
これは、これは、壊れたのでは。
次第に変な臭いも漂ってきて、明らかに機械が壊れている様子。
本体も異様に熱くなっていて、これはもう、多分ダメだろう
と諦めて、止めました。
パンケースの中には、全然混ざってない粉たち。
うわーん、と言いながら無理矢理ヘラで材料を混ぜてみるも
全然混ざらず。
仕方ないので、別の容器に移して、手で捏ね捏ね〜。
パンの生地を捏ねるの大変なんですよね。
だからホームベーカリー使ってるのに。
ああ、大変な割に全然混ざらない。ベトベト。
はあ〜。
大騒ぎでした。
うまく生地がまとまらないまま、なんとなく発酵させ
なんとなく鍋で焼きました。
ホームベーカリーって、すごいんだな。
捏ねと発酵が足りないものの、何とか密度高めのパンが焼けました。
材料が無駄にならずに済んで良かったです。
我が家でホームベーカリーを使い始めたのは、息子がまだ赤ちゃんの時。
古くなった炊飯器を手放し、代わりにホームベーカリーを置くことにしました。
炊飯器がなくても、お米は鍋で炊けばいいけど、パンは自力で作るの大変ですから。
こうして、手作り食パンを導入し、週に1,2回は使っていました。
買うパンも美味しいけど、自宅で作るシンプルなパンは
余計な味のしない、飽きのこないパンなんですね。
自分好みの配合で、適当にパンを焼けるようになり
とても便利だな〜って、生活の一部に組み込まれていたのですよ。
だからね、使えなくなると困る。
もう8年くらい使っていたのかなあ。
家族も気に入っていて。
よく働いてくれましたよ。一度、部品を交換しただけで。
使えなくなると、私はホームベーカリーを必要としていたんだなと
気がつくものです。
仕方ないので、新しいものを買おうと思います。
数日前は、全く問題なくパンが焼けていたのになあ。
息子に、最近よく物が壊れるね、と言われました。
そうなんですねえ、掃除機も壊れました。
日常的に使っているものが壊れる時というのは、切り替え時なんだなと思います。
前も書きましたが、自分の生きる世界が変わるタイミングなのかなと。
だから、これも必然だなと受け入れて、新しいホームベーカリーと生活しようと思います。
家電を買うのはワクワクしますね〜。
今度はどんなのにしようかな〜。
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