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フィン・ユール邸 ディティール

2013-11-21 | 北欧デザイン

居心地をつくるディティール

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壁面をふわりと照らす照明

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安定感とボリューム感のあるライン

スプリングの包むような感触の作りつけソファ

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テーブルのステンレスのディティール

建ちあがり部分のラインは、

フィンユールのボードのディティールを思わせます。

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R.Cの陶器が映えます。

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ガーデンルームのソファ

程よい硬さと、低過ぎないサイドの高さ

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ダイニングに設けられたポットヒーター

パネルヒーターの上に、熱伝導率のよい銅板をセッティング。

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作りつけデスクと壁の取り合い

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クローク通路に設けられた

南の陽がはいるソファ。

このラインを出すのに、制作中にはダメだしも。

ライン一つにとても気を使われています。

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テラスのレンガ端部処理も

柔らかいR処理が。

どことなく、ソファのライン処理と似ています。


フィン・ユール邸  居心地

2013-11-19 | 北欧デザイン

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ガーデンルーム

飛騨高山 キタニの敷地内にあるフィン・ユール邸は

デンマークに現在建つフィン・ユール邸とは違い、

建設当初の状態を実現しています。

ダイニングとガーデンルームの間は、

デンマークに建つ現在のフィンユール邸では、

ガラス棚が組み込まれていますが、建設当初は

上の写真のようにプランターが置かれていました。

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まるで、植物園の温室にいるような気分に。

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厳しく長い北欧の冬を過ごすのに、

北欧ではインドアプランツをうまく取り入れているようです。

このガーデンルームも、

生活の中から自然に生まれてきた空間なのかもしれません。

ただ実際には、単板ガラス越しでは、冷気が下がってきて

高山ですら寒いですので、イメージ先行で、

あまり過ごしやすい場所ではなかったと思います。

ソファの日焼けもすごくて、焼け具合をスタッフの方が見せてくれました。

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ガーデンルームからみるリビング。

まっすぐに、南の窓へと抜ける視線。

こういったこともしっかり考えて、

窓の位置や作りつけのソファの位置を

フィン・ユールは決めたんだろうと思います。


フィン・ユール邸  視線

2013-11-18 | 北欧デザイン

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からし色のソファから、斜めに庭へと抜ける視線

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窓へ

暖かい南からの陽が入ります。

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テーブルに反射する光

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デスクに落ちる光

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この光を見ると、

デスクは可動の家具でありながら、

あらかじめこの場所に置かれることを

フィン・ユールはしっかりイメージしていたのではないかと思います。

ペンダント照明も合わせて設けられています。

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暖炉横のソファから

暖炉周りは、余白の空間として

自由に家具を置くことを想定したのでしょうか。

暖炉を囲んで座ったり、庭を眺められるように座ったり。

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この家で最も広いこの空間は、

ガーデンルームのように作りつけのソファを設えた空間とは

別の考えを持っていたのだと思います。