愛知県犬山市の明治村にある
フランク・ロイド・ライト設計の旧帝国ホテル
横から見ると、アメリカにある数々の邸宅や、
池袋にある明日館と共通のデザインモチーフが
使われていることがよくわかります。
内部に入ると、その光と天井高の変化、スキップフロアの構成など
ドラマチックにみせる設計。
今でも斬新に感じますので当時は驚きだったでしょう。
低いところでは天井高は2.26m
今だったらクレーム覚悟の相当冒険の寸法ですが、
とても居心地がいいい。
そういえば、北欧のデザイナー、フィンユール自邸のリビングも
天井高は2.25mからこう配で最高3.5mと、
低いところは低く抑えてあり、これも居心地の良さの要因なのかも。
光のきれいな空間でした。