高山青年会議所という、
いろんな会社の人が集まって作っている団体が主催する、
Hida takayama Art festival 「飛匠祭」に行ってきまいた。
市内中心部に8か所にそれぞれアート作品が設置されており
それらを歩いて巡るというもの。
全部巡ると1枚の版画ができるというのも面白い趣向でした。
円周率を神社境内の石畳に書いたもの。
初秋の落ち葉も良いアクセントに。
行ったことのない(あることを知らなかった)場所にも
行くことができました。
全部巡った後、
分隣堂で栗寄せを購入。
全部巡ると完成する版画を持っていると、
おばちゃんも昨日巡ってきたそうで、
「二木酒造さんの会場は酒蔵巡りのときにもあそこまでは入れてくれないのよ。
びっくりして、本当にいいのかしらと、驚いた」
と興奮気味で話されました。
全部巡ると、結構な距離です。
この版画といい、
会場を点在させるアイデアといい、
コンテンポラリーアート(インスタレーション)といい、
すばらしい。
おばちゃんの言葉を借りれば
「会場にあるべきアートが設置されていた」。
場所とアートを体感する趣向を
インスタレーションというような聞きなれない言葉などなくても
感じることができる、そしてたのしく巡ることができる、
とてもよく練られて充実した内容でした。