やよいの頭の中

沖縄のフツーの主婦やよいが思ったこと   (最近は息子の英語教育も。もちろん、従来からの愚痴記事も健在でしゅ!)

沖縄県知事選

2014年11月16日 | 勝手に言わせて
決まりましたの~。
新しい沖縄になるのだろうか。

さて、家事をしていたら、コメントを記者から求められた新しい知事が、アイデンティティの確立なんて言ってるのが聞こえてきた。昔はそーだそーだ!となっていたオキナワン主婦やよい。
しかし最近は、あまりにも沖縄沖縄に固執している人を見ると、逆に不安になる。

外国人と接する時に沖縄をゴリ押しする人がいるが、外国人から見たら沖縄は日本なんだよな。
もし本当に沖縄沖縄って、沖縄は特別なんだなんて思っているなら、うちなーぐち話者が大多数を占めていたり、公用語が複数あったり、主食はご飯じゃなくて紅芋だったり、通貨も円ではない別の単位があったりと、はっきりとした違いがあれば分かりやすいのに。きっと、もはや無いってことだろう。

うちなーぐちは絶滅へ向かっており、
かーらやーに住む人は減り、かーらやーをちゃんとした方法で建てられる職人だって数えられるだけ。日本から発せられる娯楽に興じ、ファッションまで追いつこうとする。食べ物だって島菜をあまり食べない。フルーツも豊富なのに食べず食後はドルチェ?空手や琉球舞踊はやらないのに、誰に感化されたのか同じ南の島のフラダンスは俄かに盛り上がる。

他を認める、他を受け入れる、他と融合することは大切である。

古きものを守れないことに対しては融合とかチャンプルーなどと利便性の高い言葉で揉み消し、新しいけど受け入れたくない時はウチナーという方言を急に用いてアイデンティティを連呼する。

沖縄は何になりたいのか、何がしたいのか、沖縄は特別なんだという話し方は、国内でのみ評価され理解されるはずなのに、外国にまでそれをわかってもらおうとする。しかも英語ではなく通訳付きのガッツリ日本語で。日本語オンリーじゃん!そして自分たちの言葉は消滅!?なんてツッコミが聞こえてきそうである。

本当にチャンプルー文化と言いたいなら、古いものを大切にしながらも、他との接触を恐れないようになりたいな。

いろいろ方法はあるだろうけど、まず分かり易いのは言葉。通訳に頼らないトップが出てくるのはいつなのか。世界を見た優秀なUターン組でもいいな。待ち遠しい。



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