陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

狂の国、恨の国

2012-09-16 10:40:13 | Weblog
中国では、日系企業や商店が襲われておるそうな。
政府の意を汲んだ一部のならず者が扇動し、付和雷同の者が続いておるわけだが、
改めて考えさせられるのは、教育ですなぁ。
いわゆる「愛国教育」でござりまする。
いやぁ、小さいときからの刷り込みは恐ろしいもんですなぁ。  

この「愛国教育」が強化されたのは、
1994年に「愛国主義教育実施要綱」を発表し、学校教育の全過程で徹底しはじめた、それ以降のことのようだが、
つまりは、ときの為政者に都合の良い教育でござりまするよ。

戦前の日本が想起させられまするなぁ。
この「愛国教育」が危険であるのは、途中からは歯止めがきかんようになり、
行き着くところまで行かんと止まらんことでござりまする。
何せ、刷り込み済みの者ばっかりになるんですからなぁ。
中国へ進出した企業、取引をする企業は、それを十分に踏まえとかなあきません。
現地の邦人も同じでござりまする。

ワタシなんぞは、トシをとったら中国のいくつかの場所を訪れたいと思うておって、
プア生活ではあるが、少額づつコツコツと貯金をしていたのだが(←ワタシではなく家人が)、
10年ほど前にその考えは放棄いたしましたぞ。
残念なことでござりまする。
予定の時期が来てしまって、やむなく他の旅行先を探しているのだが、近間では適当な候補が見つからんのでござりますよ。
条件はただ一つ、中国人観光客がいない場所・ホテルでござります。
何せ、うるさいし、マナーが悪いですからなぁ。
しかし、今や探すのは難しいですなぁ。
どなたか、近いところで、条件に合うところを教えてくださいな。

国内でも、中国人観光客がいる観光地やホテルは願い下げでござりまする。
観光業のお人に一つアドバイスをしますとな、
ワタシのような者が次第に増えるに違いないから、
目先の餌に惑わされ、中国人観光客を誘致しようと考えておると、
長い目ぇで見たら、オノレの首をジブンで締めることになりますぞ。  

それはともかく、
ご近所にアタマのおかしい者がいると生活が脅かされるが、
国も同じでござりますなぁ。
明治以降、戦前までの日本の為政者は、たいへんな過ちを犯しましたなぁ。
帝国主義の時代であったとはいえ、
狂の国、恨の国に手ぇを出したせいで、子孫は大迷惑をしておりまする。
どうしてくれるんですかなぁ。

さぁて、今日は日曜日。
新刊の「三国志」第11巻でも買いに行きますかなぁ。  
コメント
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