A&Pの☆お宿千夜一夜

美味と心地よい宿を求め、各地をむしゃむしゃ修行中!

おとぎの宿 米屋よねや2 到着編 おとぎの里

2012-04-15 15:00:00 | 東北・宿
いわきで12時から予約していた昼夜1組限定のフレンチレストラン。

ネットや写真撮影禁止なので、詳細は書けませんが、全ておまかせの

ランチが終わり、店を出たのは午後3時!

食後、シェフやサービスのご家族と話はしたものの、ここまで時間が

かかるとは予想外でした。


この日は特に観光を入れない移動日でしたが、暗くなる前に到着をと

高速道路で須賀川まで移動。

途中、原発の影響で、災害通行止めになった電光掲示板には、やはり

心が痛みました。

小雨の振る中、到着したのは、もう午後5時近くだったでしょうか。

宿はおとぎの宿 米屋(よねや)さん。



初訪問は昨年の5月、震災の2ヶ月後でした。

営業再開していたリピート宿を訪ねる3泊4日の旅でしたが、2泊目に

予定していた宿の再開のめどがたたず、たまたま1泊目と3泊目の中間

地点にあった事から、かねてより訪ねてみたかったこの宿を選びました。

幸か不幸か震災前後で宿の一部をリニューアル工事中。

結局リニューアルオープンは6月に遅れ、私達の初回滞在時は本館のみ

の営業でした。

まだ宿泊客も少ない時期でしたが、田園地帯の小高い丘に立つ1軒宿の

敷地は広く、きっと1泊では周り切れなかったと思うので、それで良か

ったと思っています。

今回は新しくリニューアルしたゾーンに滞在するプランで、日程もある

イベントにあわせて予約しました。


前回訪問時には隆起していた宿前の道路。

震災後1年経って、ようやく工事が始まっていました。



ロビーにはいつも明るい色の花が飾られ、気持ちも華やかになります。


案内はリピーターとしてスムーズに進み、

  桜餅とお茶でほっこり。

桜餅

関東風=長命寺(ちょうめいじ)
小麦粉などの生地を焼いた皮で餡を巻いた、クレープ状のお餅。
享保2年(1717年)、隅田川沿い長命寺の門番・山本新六が、桜の落葉掃除に
悩まされて考案し売り出されたことから「長命寺」または「長命寺餅」。

関西風=道明寺(どうみょうじ)
道明寺粉(もち米を蒸して乾燥させ粗挽きしたもの。大阪の道明寺で作られた
ため道明寺粉という)で皮を作り餡を包んだ、まんじゅう状のお餅。
道明寺粉のつぶつぶした食感が特徴で、「道明寺」または「道明寺餅」。

滞在中お世話して下さったのは、前回とは別ですが、やはり若い女性。

 背の高い素敵な方でした。

たまたま館内で読んだ雑誌に、女将さんと一緒に登場していました。

  偶然にも同じ雑誌に、この日いわきで

食事したフレンチのシェフの写真やお店の紹介も発見。

たぶん、今のスタイルにされる前の取材なのでしょう。


売店から先、前回閉鎖されていた廊下の先には大浴場と、新しくできた

カフェがあります。

 まずは部屋のある「おとぎの里」への長い廊下を進みます。



 向かって左側は大浴場です。

 右側は目隠しの為にほぼ閉じられています。

 その為、閉塞感は否めないし、冬は寒く、夏は暑そう。

 残念、使用するには急すぎでした。

 無機質なものにはきちんとカバー。

 かなり歩いて「おとぎの里」の玄関に到着。

これは部屋に忘れ物できませんね(笑)。

最後は廊下の突き当りの大きな窓が明るくて、ずんずん進めます。


おとぎの里の玄関




 

   正面の、のぞき窓にわくわく。

右手には部屋毎に靴箱が用意されています。



   靴箱の扉を開けると   

 反対側には小さなラウンジがあり、  

  コーヒーが飲めるようになっています。



ライブラリーあんずという名前のようです。そんなに本はなかったような。



   

   朝・昼・晩

  部屋やカフェでもコーヒーは飲めるので

そんなに長くいたわけではありませんが、

 朝、バードウォッチングができました。 



廊下奥には、宿で特別な意味を持つと思われる客室「さとの間」。

 今回は、この部屋にすべきかどうか迷いました。

「離れ」と呼ばれている「おとぎの里」ですが、他の部屋は長屋風でしたし。 





 3月3日は過ぎていましたが、このあたりは旧暦で祝うよう。

 おまかせしていた部屋は「さるかに」でした。

こじんまりした部屋ですが、新しくなった館内を探検したい私には十分。

次回は工夫がいっぱいの、快適なお部屋をご紹介します。

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