


どう考えても素材は元、旅館の浴衣の気がする、宿特製パンツ。
私は水着を持参していましたが、パブロフは有料のこちらをお借りしました。
結局、宿泊日は温泉街を散策しただけで、トライしたのは翌朝の朝食前。

ひっそり・こっそりと思っていたのですが、夕食を食べ過ぎて、早くに寝てしまいました。
ですから今からご紹介する写真は2日分をあわせたものです。
宿の斜め前の川原は公共の駐車場。
以前来た時はこちらにとめて入浴しました。
朝晩は車が入れませんので、当然人も少なめです。












利用は午前6時半~午後10時まで。



以前利用した時は川原に男女別の簡素な着替えスペースがあったのですが、
今は川沿いの民家跡を利用した、男女別の更衣室(無料)があります。

仙人風呂の入口に募金箱はありましたが、基本は無料。
川湯温泉、昔からなかなか太っ腹です。





一昨年の水害時は宿の1階まで浸水して、「ふじやさん」は1ヵ月休業したそうです。





この雰囲気、今はなき鹿児島・桜島のふるさと観光ホテルの海辺の露天風呂を彷彿とさせます。
朝も宿泊客を中心に数人が楽しそうに、仙人風呂でゆらゆらとたゆたっていました。
仙人風呂の近くには公衆浴場があるので便利です。


川湯温泉について、本宮町発行のパンフレットが手元にありますので、確かな内容でしょうから、
まとめて書き記します。
・小渕総縫之介(宿の経営者の方と同じ苗字!)が鎌倉時代に発見。
・「河原温泉」と呼ばれていたが、明治時代~「川湯温泉」に。
・仙人風呂は年により期間が違うが、川の水量の少ない11月~2月に登場。
・川をせきとめた長さ50m、巾15m程度の大きさの露天風呂。
・川底より70度の温泉がわき、川の水で温度調整しています。
・仙人風呂ですが、千人入れるという意味もあるようです。
・泉質 アルカリ泉単純温泉 無色
・お湯の特徴 湯冷めしにくく、あとからポカポカする泉質。
・源泉温度 60℃前後
・引用効果 胃腸病、糖尿病、通風等
・浴用効果 神経痛、糖尿病

仙人風呂からも宿がよく見えました。