A&Pの☆お宿千夜一夜

美味と心地よい宿を求め、各地をむしゃむしゃ修行中!

和歌山 川湯温泉 歴史と仙人風呂 

2013-02-14 15:00:00 | 近畿・遊
 さて、お部屋紹介でもさりげなく登場していたのですが  

どう考えても素材は元、旅館の浴衣の気がする、宿特製パンツ。

私は水着を持参していましたが、パブロフは有料のこちらをお借りしました。

結局、宿泊日は温泉街を散策しただけで、トライしたのは翌朝の朝食前。

 ←このポスターみたいにはじめは星を見られる夜に

ひっそり・こっそりと思っていたのですが、夕食を食べ過ぎて、早くに寝てしまいました。

ですから今からご紹介する写真は2日分をあわせたものです。

宿の斜め前の川原は公共の駐車場。

以前来た時はこちらにとめて入浴しました。

朝晩は車が入れませんので、当然人も少なめです。

  仙人風呂は反対方向。

 文字が切れていますが、大きく表示されていて、迷わないと思います。

  水際を歩いていると、

   つがいの鳥がいたり、

  小さな手掘り露天風呂が残っています。





利用は午前6時半~午後10時まで。 





以前利用した時は川原に男女別の簡素な着替えスペースがあったのですが、

今は川沿いの民家跡を利用した、男女別の更衣室(無料)があります。



仙人風呂の入口に募金箱はありましたが、基本は無料。

川湯温泉、昔からなかなか太っ腹です。

   管理は結構大変だと思います。

  私達が訪れた1週間後にも増水で消失していましたし、



一昨年の水害時は宿の1階まで浸水して、「ふじやさん」は1ヵ月休業したそうです。

    幻想的です。



この雰囲気、今はなき鹿児島・桜島のふるさと観光ホテルの海辺の露天風呂を彷彿とさせます。

朝も宿泊客を中心に数人が楽しそうに、仙人風呂でゆらゆらとたゆたっていました。

仙人風呂の近くには公衆浴場があるので便利です。 

川湯温泉について、本宮町発行のパンフレットが手元にありますので、確かな内容でしょうから、

まとめて書き記します。

小渕総縫之介(宿の経営者の方と同じ苗字!)が鎌倉時代に発見。

・「河原温泉」と呼ばれていたが、明治時代~「川湯温泉」に。

・仙人風呂は年により期間が違うが、川の水量の少ない11月~2月に登場。

・川をせきとめた長さ50m、巾15m程度の大きさの露天風呂。

・川底より70度の温泉がわき、川の水で温度調整しています。

・仙人風呂ですが、千人入れるという意味もあるようです。

・泉質 アルカリ泉単純温泉 無色

・お湯の特徴 湯冷めしにくく、あとからポカポカする泉質。

・源泉温度 60℃前後

・引用効果 胃腸病、糖尿病、通風等

・浴用効果 神経痛、糖尿病



仙人風呂からも宿がよく見えました。


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