今朝はどうしたことか、出発時間が午前9時半とのんびり。
ただ途中で車が道に迷った事もあり、今から考えるともう30分早い出発だったら・・・。
車は今朝も私達のホテルからスタート。
ガイドさんは前日からお願いしている町の銀行に寄ってくれるのかと思ったら、先輩のホテルへ。
街の西側はホテルの多い地域。
電飾!
この帽子形日よけ、95年にフランス・カルカッソンヌで見て以来、やっと写真撮影できました。
↑ 先輩滞在ホテル。大胆な干し方です。
自転車で郵便配達中。
馬はあちこちにいて、道で乗っている人も。
どうやら先にヌワラ・エリヤの観光を済ませるようです。
イギリス植民地時代は避暑地だった湖畔の街ヌワラ・エリヤ。
シンハラ語でヌワラは「町や都市」、エリヤは「日差し」なので「光あふれる町」という意味。
今も避暑地としてホテル施設が充実し、スリランカ人のハネムーン先としても有名です。
特別名所があるわけではありませんが、たどりつくのが大変な高地。
できれば連泊して、周辺に広がる茶畑をめぐってのんびりお茶したり、ワールドエンズという
断崖絶壁の見学や滝めぐり等も楽しいかもしれません。
この日行ったのは湖と
山側
バスレストラン
小さな市場
洗濯物は大地に干し、洗濯物ハンガーには宝くじをつるす。
宝くじで当てて、車を買おうキャンペーン。
ここに寄ったのは、私が以前リクエストしていた「いちご」のため。
みかんとりんごは輸入物らしい。りんごは高地に来てからよく見かけた。
お金ないので、ガイドさんに貸してもらう。
スリランカでよく見た車輪のようなモチーフ。
仏教関係の模様だと思います。
午後に見た店。
ゴールの街にて
この日の午後に見たトラックには、菩提樹の葉とこの模様が描かれていました。
菩提樹の葉は、スリランカの国旗の四隅にも書かれています。
植民地時代からの郵便局。
お金と時間があったら、中にも入ってみたかったです。
海外ではよくフリータイムに中央郵便局に行きます。
わかりやすい場所にあるし、お土産や、安価な絵葉書を売っていたりする事も多く、小さくて軽い
切手はいいお土産になりますから。
本来の使い方ではありませんが、昔はよくシールかわりに買っていました。
たまたま近くでタイムリーに見かけた特急便。
銀行で1万円程度両替するのにかなり時間がかかった。
せっかくなので待ち時間に観察すると、机に固定されているボールペンが割れています。
キャビネットの上のオレンジ色の壷みたいなのは、おまけの貯金箱だそそうだ。
隙を見て撮影したが、しっかりばれていて「マダム、やめてね」と叱られる。
もと来た道を戻ります。
紅茶畑には、日陰を作るために大木が植えられています。
茶摘みは早朝からスタートして、午前中で終了なので、茶畑にあまり人影はありません。
紅茶にいい霧
世界の三大紅茶産地は中国・インド・そしてスリランカ。
スリランカの生産量は以前は世界一でしたが、今は南アフリカ1位、スリランカ3位だと思います。
スリランカ内での5大産地は
・キャンディ
・ヌワラ・エリヤ
・ウバ
・ディンプラ
・ルフナ
現地ではこれにもう1ヵ所が入って6大産地という事もあるようです。
もともとスリランカはオランダ植民地時代、コーヒーの栽培をしていました。
それが1860年代に世界的に錆び病という病気が流行し全滅。
当時、イギリスからこの地に来ていた人達が自宅用に栽培していた茶の木なら気候的にもあって
いるとわかっていたので、お茶栽培に変更。
インドのアッサムから持ち込まれた苗木栽培に成功したのが「スリランカ紅茶の父」と呼ばれる
スコットランド人、ジェームス・テイラー。
日本、特に京都人にはおなじみのリプトンはウバ州で茶園経営をスタートしました。
ほぼ手摘みの重労働は、もとからいたシンハラ人に嫌われたので、当時やはりイギリスの植民地
だった南インドからタミルの人々が労働力として連れてこられ、今に至ります。
茶園(エステート)経営は、
イギリス・スコットランド人中心
↓
1948年の独立以来スリランカ人所有が増え、
↓
1972年の土地改革でほぼ政府所有に
↓
90年代に再び民営化されました。
茶園のそばに工場はもちろん、その人達の住まいも用意されています。
茶摘みをするのは女性、男性は荷物運び等。
その人達用なのでしょうか、道路際には野菜の露天販売店がたくさんありました。
高原野菜も多く、お土産に買う人もいるようです。
そんな中の1軒に立ち寄り。
たまたま、とまっていた車。
オトメンか
この指輪のおじさんが自分で飾ったそうです。
ガイドさんがこの車のおじさんに声をかけ、彼が身につけていた9つの宝石を使った
厄除けジュエリー「ナワラタナ」の指輪を見せてもらいました。
直接肌につけるのがいいそうです。
黄色いカンナ
青空から♪
降り注ぐ光と、冷涼な空気が、大地の茶を育む。
ついでに洗濯物も乾かす。
売れるの?
今日は妙に休憩が多い気がします。
こちらの茶園にも立ち寄りました。
入口に茶畑があって、茶摘かごが用意されていました。
私が背負いましたが、なんと頭にひもをひっかけるらしい。
かごいっぱいつんで約10㎏。
お茶は斜面、崖のような場所に植えられているので足場は悪いし、紅茶にいい霧は視界を遮る。
他の茶園ではこのスタイルで、有料茶摘体験もできるそうです。
茶園名は白と決まっているのかな?緑に映えますね。
クリスマス!
高い天井、そこから見守っているのは誰かな。
巨大ポット!
紅茶は無料。
だいたいお隣に売店があります。
やはり買うなら産地だと思いますが、もらった紅茶は毎回特別美味しいと思えず・・・
ガイドさんから紅茶の価格は全国ほぼ同じ、そして茶葉は1度全てコロンボに集められると聞いたし、
欲しかった笑いも取れそうな日本語入りシルバーチップスがなくて、木箱入り等、素敵なパッケージ
のものも多かったのですが、重くて買物断念。
最終手段として、小さくて高価なノリタケの象の陶器入り紅茶でいいかとお土産作戦変更。
この後、先輩リクエストの「スリーパーダを見たい」に、かなり時間をかけましたが、結局見えず。
方向的にはちょうどヌワラ・エリヤの南西に位置しています。
「スリーパーダ」は仏教、ヒンズー教、イスラム教、キリスト教と異なる宗教全ての聖地。
多民族国家のスリランカンが違う宗教でも認めあい、融合して暮らしている状況と似ている気がしました。
三角形の山の頂上には「聖なる足跡」があり、それぞれ、
・仏教→仏陀
・ヒンズー教→シヴァ神
・イスラム教→アダムが地上に降りた時のもの
・キリスト教→アダム、あるいはセント・トーマス
と考えられています。
今の時期はちょうど巡礼のシーズン。
登ってみたいとは思ったものの、夜から歩き始め、大人の足で3~4時間かかるらしいです。
「この山に一度も登らないのは愚かなことだ、だが2度登るのも愚かなことだ」という諺もあります。
この山を探している時に、偶然私がこの旅行中ずっと探していた人形を見かけました。
それは新築中の家の中にぶらさげておく、他の人からの嫉妬をうけてくれる人形。
昼間でも気持ち悪いですし、何も知らないで夜見たら驚くでしょうね。
その後、山の中の小さなホテルでランチ。
パブロフとワンコと、たぶん車がぶつかるので、幹に格子状に白く描かれた木。
昨日通った道で売っていたウィンドチャイム。
ホロスコープの先生の家にもありました。
たまたま帰るまで貸切でしたので好きな席へという事で、庭から回ってテラスで食事。
なかなかいい眺めです。
敷地奥では
シーツほし
飲物を注文して、お料理が出てくるまで撮影タイム。
葉もきれい
ヤシの植木鉢
いるかな
パブロフとガイドさんがこの小道を登っていったので、探しに行くと
なんとプールが!
いるかと2人
お約束
お茶の花
スリランカでは揚げて食べるそうだ。
そうそう、ポルトガルの植民地だったスリランカには、天ぷらもあります。
ゴーヤ入り
チキンカレー
ボーンチのカレー
ボーンチはインゲン豆の事です。
パパダン
ガイドさんが庭でもいでくれた。
デザート フルーツカクテル
このあと、車中でお昼寝タイム。
目覚めた後、どうやら紅茶工場に帽子を忘れたらしいと気づく。
ちょうど1年前にもマチュピチュでサングラスを落としたな。
ヌワラ・エリヤで落とした私のあの帽子、どこへ行ったのでしょうか。
車はスリランカ南部、海辺の世界遺産の街、どう考えても暑そうなゴールを目指して進みます。
ただ途中で車が道に迷った事もあり、今から考えるともう30分早い出発だったら・・・。
車は今朝も私達のホテルからスタート。
ガイドさんは前日からお願いしている町の銀行に寄ってくれるのかと思ったら、先輩のホテルへ。
街の西側はホテルの多い地域。
電飾!
この帽子形日よけ、95年にフランス・カルカッソンヌで見て以来、やっと写真撮影できました。
↑ 先輩滞在ホテル。大胆な干し方です。
自転車で郵便配達中。
馬はあちこちにいて、道で乗っている人も。
どうやら先にヌワラ・エリヤの観光を済ませるようです。
イギリス植民地時代は避暑地だった湖畔の街ヌワラ・エリヤ。
シンハラ語でヌワラは「町や都市」、エリヤは「日差し」なので「光あふれる町」という意味。
今も避暑地としてホテル施設が充実し、スリランカ人のハネムーン先としても有名です。
特別名所があるわけではありませんが、たどりつくのが大変な高地。
できれば連泊して、周辺に広がる茶畑をめぐってのんびりお茶したり、ワールドエンズという
断崖絶壁の見学や滝めぐり等も楽しいかもしれません。
この日行ったのは湖と
山側
バスレストラン
小さな市場
洗濯物は大地に干し、洗濯物ハンガーには宝くじをつるす。
宝くじで当てて、車を買おうキャンペーン。
ここに寄ったのは、私が以前リクエストしていた「いちご」のため。
みかんとりんごは輸入物らしい。りんごは高地に来てからよく見かけた。
お金ないので、ガイドさんに貸してもらう。
スリランカでよく見た車輪のようなモチーフ。
仏教関係の模様だと思います。
午後に見た店。
ゴールの街にて
この日の午後に見たトラックには、菩提樹の葉とこの模様が描かれていました。
菩提樹の葉は、スリランカの国旗の四隅にも書かれています。
植民地時代からの郵便局。
お金と時間があったら、中にも入ってみたかったです。
海外ではよくフリータイムに中央郵便局に行きます。
わかりやすい場所にあるし、お土産や、安価な絵葉書を売っていたりする事も多く、小さくて軽い
切手はいいお土産になりますから。
本来の使い方ではありませんが、昔はよくシールかわりに買っていました。
たまたま近くでタイムリーに見かけた特急便。
銀行で1万円程度両替するのにかなり時間がかかった。
せっかくなので待ち時間に観察すると、机に固定されているボールペンが割れています。
キャビネットの上のオレンジ色の壷みたいなのは、おまけの貯金箱だそそうだ。
隙を見て撮影したが、しっかりばれていて「マダム、やめてね」と叱られる。
もと来た道を戻ります。
紅茶畑には、日陰を作るために大木が植えられています。
茶摘みは早朝からスタートして、午前中で終了なので、茶畑にあまり人影はありません。
紅茶にいい霧
世界の三大紅茶産地は中国・インド・そしてスリランカ。
スリランカの生産量は以前は世界一でしたが、今は南アフリカ1位、スリランカ3位だと思います。
スリランカ内での5大産地は
・キャンディ
・ヌワラ・エリヤ
・ウバ
・ディンプラ
・ルフナ
現地ではこれにもう1ヵ所が入って6大産地という事もあるようです。
もともとスリランカはオランダ植民地時代、コーヒーの栽培をしていました。
それが1860年代に世界的に錆び病という病気が流行し全滅。
当時、イギリスからこの地に来ていた人達が自宅用に栽培していた茶の木なら気候的にもあって
いるとわかっていたので、お茶栽培に変更。
インドのアッサムから持ち込まれた苗木栽培に成功したのが「スリランカ紅茶の父」と呼ばれる
スコットランド人、ジェームス・テイラー。
日本、特に京都人にはおなじみのリプトンはウバ州で茶園経営をスタートしました。
ほぼ手摘みの重労働は、もとからいたシンハラ人に嫌われたので、当時やはりイギリスの植民地
だった南インドからタミルの人々が労働力として連れてこられ、今に至ります。
茶園(エステート)経営は、
イギリス・スコットランド人中心
↓
1948年の独立以来スリランカ人所有が増え、
↓
1972年の土地改革でほぼ政府所有に
↓
90年代に再び民営化されました。
茶園のそばに工場はもちろん、その人達の住まいも用意されています。
茶摘みをするのは女性、男性は荷物運び等。
その人達用なのでしょうか、道路際には野菜の露天販売店がたくさんありました。
高原野菜も多く、お土産に買う人もいるようです。
そんな中の1軒に立ち寄り。
たまたま、とまっていた車。
オトメンか
この指輪のおじさんが自分で飾ったそうです。
ガイドさんがこの車のおじさんに声をかけ、彼が身につけていた9つの宝石を使った
厄除けジュエリー「ナワラタナ」の指輪を見せてもらいました。
直接肌につけるのがいいそうです。
黄色いカンナ
青空から♪
降り注ぐ光と、冷涼な空気が、大地の茶を育む。
ついでに洗濯物も乾かす。
売れるの?
今日は妙に休憩が多い気がします。
こちらの茶園にも立ち寄りました。
入口に茶畑があって、茶摘かごが用意されていました。
私が背負いましたが、なんと頭にひもをひっかけるらしい。
かごいっぱいつんで約10㎏。
お茶は斜面、崖のような場所に植えられているので足場は悪いし、紅茶にいい霧は視界を遮る。
他の茶園ではこのスタイルで、有料茶摘体験もできるそうです。
茶園名は白と決まっているのかな?緑に映えますね。
クリスマス!
高い天井、そこから見守っているのは誰かな。
巨大ポット!
紅茶は無料。
だいたいお隣に売店があります。
やはり買うなら産地だと思いますが、もらった紅茶は毎回特別美味しいと思えず・・・
ガイドさんから紅茶の価格は全国ほぼ同じ、そして茶葉は1度全てコロンボに集められると聞いたし、
欲しかった笑いも取れそうな日本語入りシルバーチップスがなくて、木箱入り等、素敵なパッケージ
のものも多かったのですが、重くて買物断念。
最終手段として、小さくて高価なノリタケの象の陶器入り紅茶でいいかとお土産作戦変更。
この後、先輩リクエストの「スリーパーダを見たい」に、かなり時間をかけましたが、結局見えず。
方向的にはちょうどヌワラ・エリヤの南西に位置しています。
「スリーパーダ」は仏教、ヒンズー教、イスラム教、キリスト教と異なる宗教全ての聖地。
多民族国家のスリランカンが違う宗教でも認めあい、融合して暮らしている状況と似ている気がしました。
三角形の山の頂上には「聖なる足跡」があり、それぞれ、
・仏教→仏陀
・ヒンズー教→シヴァ神
・イスラム教→アダムが地上に降りた時のもの
・キリスト教→アダム、あるいはセント・トーマス
と考えられています。
今の時期はちょうど巡礼のシーズン。
登ってみたいとは思ったものの、夜から歩き始め、大人の足で3~4時間かかるらしいです。
「この山に一度も登らないのは愚かなことだ、だが2度登るのも愚かなことだ」という諺もあります。
この山を探している時に、偶然私がこの旅行中ずっと探していた人形を見かけました。
それは新築中の家の中にぶらさげておく、他の人からの嫉妬をうけてくれる人形。
昼間でも気持ち悪いですし、何も知らないで夜見たら驚くでしょうね。
その後、山の中の小さなホテルでランチ。
パブロフとワンコと、たぶん車がぶつかるので、幹に格子状に白く描かれた木。
昨日通った道で売っていたウィンドチャイム。
ホロスコープの先生の家にもありました。
たまたま帰るまで貸切でしたので好きな席へという事で、庭から回ってテラスで食事。
なかなかいい眺めです。
敷地奥では
シーツほし
飲物を注文して、お料理が出てくるまで撮影タイム。
葉もきれい
ヤシの植木鉢
いるかな
パブロフとガイドさんがこの小道を登っていったので、探しに行くと
なんとプールが!
いるかと2人
お約束
お茶の花
スリランカでは揚げて食べるそうだ。
そうそう、ポルトガルの植民地だったスリランカには、天ぷらもあります。
ゴーヤ入り
チキンカレー
ボーンチのカレー
ボーンチはインゲン豆の事です。
パパダン
ガイドさんが庭でもいでくれた。
デザート フルーツカクテル
このあと、車中でお昼寝タイム。
目覚めた後、どうやら紅茶工場に帽子を忘れたらしいと気づく。
ちょうど1年前にもマチュピチュでサングラスを落としたな。
ヌワラ・エリヤで落とした私のあの帽子、どこへ行ったのでしょうか。
車はスリランカ南部、海辺の世界遺産の街、どう考えても暑そうなゴールを目指して進みます。