和菓子の国の人だから

関西中心に美味しい和菓子を紹介。
貴方の旅に和菓子でちょっとアクセント…

177(京都)伏見 おせきもち

2020-03-07 21:40:44 | 京都の和菓子
先日訪れた京都伏見の和菓子です。
創業は永禄年間(西暦1560年代)と
なんと450年を超える老舗です。

<おせきもちの店構え>
~京都市伏見区中島御所ノ内町~

大阪から国道1号線(京阪国道)を
北上し、城南宮の社前、国道沿いに
あるのがこちらのお店。

元は鳥羽街道沿いの茶屋でしたが、
昭和7年の京阪国道敷設に合わせて
現在地に移転したそうです。

<おせきもち>

江戸時代、おせきという器量良しの
娘が笠の裏に並べ売ったあんころ餅
が始まりという…見た目にも素朴な
あんころ餅。

甘さ控えめのこしあん、きめ細かく
柔らかな餅が相性良し。

普通の餅とよもぎの餅があります。
特によもぎ餅は、よもぎの風味が
しっかりしていて、奈良當麻名物
の中将餅と似ています。
どっちも美味しく甲乙つけ難い…。
(税込み 4個入り 430円)

賞味期限は当日中。

先日食べた枚方の「くらわんか餅」、
その由来(小舟に乗った庶民が賑々
しく商った)の割に形が整い過ぎ…
素朴な「おせきもち」を見倣うべし!

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