goo blog サービス終了のお知らせ 

写真散歩

カメラを持って気ままに散歩

ゆるゆると・・・し過ぎた(>_<)

2019年03月16日 | 小笠原
みなさんの春の素敵な花々を拝見して、いいな~って思ってたら
自分のを投稿するのすっかり忘れてました…

前回の続きですが、テクテクと山超え谷超え(谷は超えてないけど)今回の最大の目的地に向かいます。
全くその道中の写真を撮ってなかったのが悔やまれますが、その花が咲いてる場所は東平、アカガシラカラスバトの保護区、サンクチュアリと呼ばれている場所にあります。

保護区になるので、ガイドさんに連れて行ってもらうか、村民になって講習を受けてから行く必要があります。フフフ…

整備された山道を歩くことしばし、明るい林の中に出ました。
キョロキョロよ~く見回してみると…ありました!!
シマツレサギソウ(ラン科ツレサギソウ属)

名前の由来はサギソウに似た花が複数咲くからだそうですが…
サギソウに似てないやんとは決して口には出さなかったけれど、心の中で思いました。

名前の付け方があやふやなので混乱しますが、この「シマ」は小笠原のことをいいます。
なので「ムニン」がついてなくても、バリバリの固有種です。

実はこの花を撮りに来るのは2回目…
前回は晴れてたんだけど、初めて見たので興奮して思うように撮れてなかったので、今回また来たのですが、曇りで暗かった…

こんな感じで、山の中でひっそりと咲いてます。

さて、ラン好きなしいちゃんはこれで釣れるかな?

山を下りて海に向かってみます。
「メジロさん、相変わらず忙しそうですね~」
「そうなんよ。シマグワの実を食べるの競争だから忙しいねん。」

「忙しいところ…」
「あっちや、トイレの海側、ほな」

本当せわしない…
温かい日が多くなってきてる父島ですが、海はまだ冷たそう…
浜辺には誰もいません

トイレトイレと…浜辺にあるトイレを探します。
ありましたトイレ!その海側に…おぉ!!
ムニンハマウド(セリ科シシウド属)

海岸林の中で綺麗に咲いてました。
こういう小花を密集させて咲く花は苦手なのですが
咲きたてということもあるのでしょうか、素直に綺麗だなって思いました。

その日、父島には、クルーズ船のぱしふぃっくびぃなすが入港してましたが
短い滞在を終えて出港する所に出会えました。

静かな夕方の海をゆっくりと進んでいきます。


たくさんの固有種の花に出会えて充実した一日が静かに終わろうとしてました。