今月も
福島県南相馬市へボランティア活動
に行ってきました
今回は、
「牛河内第三応急仮設住宅」
です
今回の同行スタッフは牧ちゃん
安藤 湧 先生
【 鍼灸院接骨院さくら 】
山梨県笛吹市御坂町井之上1112-7
〔055-269-9810〕
中村幸雄 先生(明治国際医療大学時代の同級生)
が、協力してくれました
毎度ありがとうございます
また、今回は都留市立東桂中学校より職場体験に来た
原田実有ちゃん
も初参加となりました
集会所へ向かう道中、沿道の花を綺麗に整備している川俣町の人々を見かけました
老若男女、子供からお年寄りまで朝早くからご苦労様です
このような、住民の努力のお蔭で我々は気持ちよくボランティア会場へと向かえます
そんな清々しい気持ちではありましたが、今回もスタートはポツ~ン、ポツ~ンと来る状況
お盆前の準備でお墓の掃除などがあり忙しかったこともあると思います
また、この辺の住民のほとんどが南相馬市小高区の住民です。
その為、今実施されている
『避難指示解除準備区域等における夏期特例宿泊』
で自宅に帰っている方々も居るので仮設に人が少ない状況でした
しかし、牛河内は第一から第四まである大きな仮設住宅街です


暇な時間は外へ出て、お誘いの声を掛けに、今回の第三だけではなく他の所へも歩いて宣伝に行きました

でも、この日も暑く、気温計は34℃を示していました
暑い中、実有ちゃんも頑張ってくれました
ご苦労様です
このような状況の中でも、御来場頂いた患者様方には大変感謝です
ありがとうございましたm(_ _)m
患者さまより頂いた、アンケートの一部をご紹介します
ご協力ありがとうございましたm(_ _)m
今回も運動教室の準備も宣伝もしたにもかかわらず、参加者が現れませんでした
最近は特に、参加者を集めるのが難しいです
ボランティア終了後には、久しぶりに避難区域への視察に行きました
小高駅の東側、以前は津波で打ち上げられた車や船が大破した状態で散乱していました。
(2013.3.20)
今回の8月の状況では、船が未だにあるものの、車は撤去され、大きな瓦礫が無くなり綺麗になっていました。
また、更に東の海沿いでは、道が崩れ落ちているところもありましたが、
(2012.5.13)
今回通ったらだいぶきれいになっていました。
少しずつですが復興は進んでいます
隣町の浪江にもいきました
未だに、メイン通りの国道6号線以外の脇道への通行には、許可証の提示が義務です。
その通り沿いの「ファッションセンター しまむら」の線量を計測してみました。
以前、お店の裏の側溝を計測した時は
1.92μSv/h(2013/4/28)
今回はだいぶ下がって
0.47μSv/h
駐車場には貼り紙があり『除染作業終了』と書いてありました。
人々の努力なくして、今の線量は無いのでしょうが、それでもまだ高い線量だと言わざるを得ません。
また、帰り道の飯舘村も測りましたが、こちらの方が未だに高い
1.37μSv/h
以前、同じような場所で計測した際は
2.23μSv/h(2013/5/19)
福島第一原発からは、かなり離れているのですが、未だに放射能の恐怖から逃れられません。
それでも、復興と帰宅を目指し、日々多くの作業員で除染作業は行われているようです。
しかし、その多くの放射性物質の処理は、昔は田畑だったであろう場所に積み上げられ、ブルーシートを掛けただけで放置されています。
その数の多さに唖然とします。
これを今後、中間貯蔵施設へ運ぶことができるのか…。
●従来の日本の基準値(自然放射線以外に一般人が浴びることの出来る放射線)
一般人:1mSv/year(0.11μSv/h)
●自然被曝量(自然界から受ける放射線の量)
・世界平均2.4mSv/year(0.27μSv/h)
・日本平均1.5mSv/year(0.17μSv/h)
⇒うち外部被曝は0.07μSV/h
●公衆被曝上限の国際比較
・日本 1mSv/year(0.11μSv/h)
・アメリカ 1mSv/year(0.11μSv/h)
・イギリス 0.3mSv/year(0.03μSv/h)
・ドイツ 0.3mSv/year(0.03μSv/h)
●全国の平常値の範囲
・北海道 0.02~0.105μSv/h
・福島県 0.037~0.046μSv/h
・東京都 0.028~0.079μSv/h
・山梨県 0.040~0.066μSv/h
・大阪府 0.042~0.061μSv/h
・沖縄県 0.0133~0.0575μSv/h
●国の汚染状況重点調査地域(除線基準値)
0.23μsv/h(20mSv/year)
●計画的避難区域や居住制限区域への指定の目安となる
3.8μSv/h(33.28mSv/year)
●文部科学省の福島県内の学校等の暫定基準(23年4月19日~)
・20mSv/year(2.28μSv/h)
・屋内外を考慮すると、屋外3.8μSv/h(33.28mSv/year)
●現在のところ国際的に発ガンリスクが認められていないといわれる被曝量
100mSv/年(11.42μSv/h)
※医師の判断で必要とされた医療被曝の許容値と解釈すること。
(胎児に対しても顕著なリスク発生は認められていない)
●医療行為の被曝量
・胸部X線写真:0.057 mSV(57μSv)
・頭部X線写真:0.09 mSV(90μSv)
●放射線作業従事者が許容されている被曝量その1
100mSv/5年=20mSv/year(2.28μSv/h)
●放射線作業従事者が許容されている被曝量その2
50mSv/year(5.71μSv/h)
●白血病を発症した成人男性の原発作業員に、労災を認めた基準(過去判例)
0.57μSv/h(5mSv/year)
●福島第一原発事故時、収束作業の為に許された基準
・従来の規定=11.42μSv/h(100mSv/year)
・実際の事故後の規定=28.54μSv/h(250mSv/year)
小高区井田川地区の海を望む高台に、以前には無かったお地蔵様が建てられていました
2体の小さなお地蔵様が、遠くを見つめるお地蔵様を見上げていました。
胸が締め付けられる思いに、手を合わして被災した方のご冥福を祈りました。
このお地蔵さんは調べてみると建立主体は、
山形市のNPO法人『被災地に届けたい「お地蔵さん」プロジェクト』
の方々だそうです。
東日本大震災の津波で多くの住民が犠牲になった各地に、慰霊の地蔵像を建てていくのだそうです。
2013年(平成25年)12月22日(日)、宮城県石巻市に続き南相馬市で2ヶ所目の序幕式が行われました。
子どもの地蔵2体を含め3体の地蔵像です。
三体の真っ白なお地蔵さんです。
お母さんと子ども(兄と妹)の、親子の「お地蔵さん」です。
手を合わせ優しく微笑むお母さん、そして向かって右側に、お母さんを見上げる男の子、また左側には花を抱えてお母さんを見上げている小さな女の子。
今後、岩手・宮城・福島の各県合計50ヶ所に建立予定だそうです。
大変壮大かつ偉大な計画です
ついでに、お地蔵様についても少し調べました
お地蔵さま「地蔵菩薩」
お地蔵さまの「地」は大地を意味し、「蔵」は包み込むという意味で、お地蔵さまはすべての命を育む大地のように、私達を包み込んで下さると言われており、さまざまなところへ現れて、私達を苦しみから救って下さる仏様なのです。大地の徳を備えた仏様なので、お寺だけでなく屋根のない道筋などで私達を見守って下さっているのです。
自分だけでなく、あらゆる苦しみからすべての人々を救おうという、お誓いを立て仏教の修行を続け、私たちを救って下さる仏様を菩薩さまといいます。
お地蔵さまも菩薩さまです。お釈迦さまが亡くなられてから、弥勒菩薩さまが現れるまでの気の遠くなるような長い間、天上界から地獄まであらゆる場所ですべての人々を救おうと決心された菩薩さまと言われています。
お地蔵さまがきらびやかな装身具を付けず、お袈裟を身にまとい、お坊さんの姿をしているのは、人間である私達に最も近い姿で私たちの苦しみに寄り添って下さるからなのです。また、お地蔵さまは最も弱い立場の人の苦しみを真っ先に救って下さるもと言われています。子供さんを先に亡くされた方や、事故などで突然に亡くなってしまった方のご遺族の方、とても大切な方を亡くされ苦しんでいる方や、病気で苦しんでいる方、ご高齢のために身体の自由がきかなくなってしまった方など、ご自身の事で苦しんでいる方々・・・。そのようなさまざまな人々の深い苦しみを、お地蔵さまは身代わりとなり受け止めて下さると言われているのです。
帰り道、いつものように夕食を食べに今日は『新川』(福島県伊達郡川俣町鉄炮町)へ行きました
何度か利用しています
『新川』は割烹料理と食堂の同時経営で、寿司カウンター有り、中華、和食、洋風ありの昭和の香り満載で和洋折衷の「町の食堂屋」さんです。
また、川俣町は町をあげて「川俣シャモ」に取り組んでいるようです
なので、1人はいつものように「イタリアン川俣しゃも親子丼(親子丼チーズのせ)」を注文。
僕はちょっとリッチに「うな重」を注文。
他のスタッフもそれぞれ注文。
最初に他のスタッフの頼んだ物が届き、正味30分程待って僕のうな重がようやく到着。
その間に、僕らが注文した後から来た隣の常連さんっぽいお客さんの注文は全部揃って、美味しそうに定食を食べていました。(同じ注文したものも、何故かお隣の方が早く到着)
しかし、鰻の味はバッチリ美味しくて満足でした
ところが、何故か米が固い?気のせいかなと食べ進めてもやっぱり固い?
最後に40分待ってようやく来た親子丼の米も固い?
さすがに店員に一言。
その後、10分程待って半分食べてしまった僕のうな重は、すでにバラバラになった鰻をそのままに御飯だけ交換(謝罪なし)
見た目は最悪で何だか、イマイチの味に変わってしまいました。
親子丼はすでに注文してから50分が経過しており、他のスタッフは当然食べ終わっているため、持ち帰ることに。
しかし、持ち帰りの話をしたにもかかわらず、5分くらい経って「いつ出来ますか?」と聞くと誰も何もしておらず「何のこと?」って対応。
その後も、何度かスタッフが「どれくらい?」と聞いても、忙しい厨房で邪魔臭そうに対応され「もう少し」を繰り返すばかり。
そして、忙しさで誰も手を付けない親子丼は、そこに置き去りのままになっていたとのこと。
帰りの時間を考えるともう待てないので、持ち帰りもキャンセルし「もういいから帰ります。」となって、お会計をしたら料金はちゃっかり全額請求さる始末。
親子丼なんて1口食べただけで、お店の不始末で食べていないのに全額払わされることになってしまいました。
車に乗る間際に、粗品とお持ち帰りの親子丼をようやく持ってきましたが、初動対応の悪さに全く気分は治まらずイライラしながら帰路につきました。
お店の外の駐車場では賑やかに盆踊りをしていました。
きっとそのせいで、お店の中が手薄になった不始末なのでしょう。
地域の常連さんを大切に。一見さんは適当に。本当に残念です。
もう、行くことはないと思いますm( _ _)m
ボランティア活動にあたり、
資材のご提供を頂いています山梨の
『 有限会社 平穂医科器械 』 さま
のご厚意に、この場を借りて深く感謝致します。
ありがとうございます。
【 我々は自然を鑑賞する事ばかりが多く、
自然とともに生きようとする事があまりに少ないように思われる。 】
― オスカー・フィンガル・オフラハティ・ウィルス・ワイルド ―
〔 Oscar Fingal O'Flahertie Wills Wilde 〕
( アイルランド、劇作家、小説家 )
【 自然は絶えず我々と語るが、その秘密を打ち明けはしない。
我々は常に自然に働きかけ、しかもそれを支配するなんの力もない。 】
― ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ ―
〔 Johann Wolfgang von Goethe 〕
( ドイツの詩人、劇作家、小説家、自然科学者、政治家、法律家 )
【 自然は決して我々を欺かない。
我々自身を欺くのは常に我々である。 】
― ジャン=ジャック・ルソー ―
〔 Jean-Jacques Rousseau 〕
( フランス、哲学者、政治哲学者、教育哲学者、言語哲学者、作家、作曲家 )
【 常に考えよ今日の損益を。
今日の損益を明らかにしないでは寝に就かぬ習慣にせよ。 】
「商売戦術三十ヶ条」より
― 松下幸之助 ―
( 実業家、発明家、パナソニック経営者、経営の神様 )
〒409-0112
山梨県上野原市上野原1735番地
◆ Tel&Fax 0554-62-1189
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