やすとみせんせいの気保養記

日常診療や院の取り組みなどを紹介していきます!(^^)!

騎西高等学校ボランティア

2011年09月23日 | ボランティア活動
先日、埼玉県立騎西高等学校(埼玉県北埼玉郡騎西町大字騎西〔現在の加須市騎西〕)に行ってきました





この高校は、2008年に埼玉県立不動岡誠和高等学校と統合し閉校したため、現在は廃校となっています
しかしながら、閉校後の跡地利用として東京都心から東北自動車道を利用すれば1時間半から2時間程度で来られる比較的手頃な立地条件にあることなどから、テレビドラマなどのロケーション撮影の学校セットとしての一時的な利用があるそうです

しかし、現在ここは東日本大震災の津波に付随して発生した福島第一原子力発電所事故により、町役場の機能を含めて住民が集団避難した福島県双葉郡双葉町の避難所として利用されています。3月末に、それまでさいたまスーパーアリーナに避難していた同町役場と同町の約1,200人の住民が移転しました



震災から半年が過ぎ、我々にいったい何が出来るのだろうか…?



一般的には募金活動や積極的な東北地方の野菜などの物資の購入など、挙げ出せばキリがありません。しかし、普段治療家として地域医療に貢献している僕らにしか出来ない事もあるのではないか…。

そんな想いを叶えるべく≪NPO全国鍼灸マッサージ協会≫の災害復興支援センターが基となり、埼玉支部の方々の支援を得て今回の避難所での治療ボランティアに繋がりました。ありがとうございますm( _ _ )m


学校の校舎の窓には暑さ対策で緑のカーテンが一面に植えられていました。これはNPO法人緑のカーテン応援団、加須市、被災者の方々が作ったものだそうです。見事な作りにただただ見とれてしまいました。



治療は、玄関の片隅に作られたブースにて3台のベッドで行われました



そんなに広くは無いものの、施術を行うのには十分でした




当日はNPOの会員の先生方が3人、合計4名の先生達が施術しました。
その日は1人先生が3~4人の患者さんの施術を受け持つ程で、あまり忙しいとはいきませんでしたが、その分しっかりとした施術が行えた事により、1人1人の患者様の満足度は良かったのではないかと思います

また被災者から聞かせて頂いた具体的な体験談は、報道で知るよりもあまりに残酷で悲惨で過酷なものだったことは、今も胸が痛む思いです。
この方達の1日も早い安息の日々と生活を望むばかりです。




空いている時間はそれぞれの地で開院、往診を行っている先生の貴重な話を聞いたり、情報交換が出来たりしたので有意義なボランティアの時間を過ごせたと思います


未だに避難所生活を強いられている方々がこんなにも大勢まだいて、家が震災でグチャグチャにされた上に原発の影響で家にも近づけない状況で・・・先の見えない不安にただ耐え忍ぶ生活が、恐らく僕の想像も出来ないレベルの精神的な負担があるのだと、短い会話の中からも聞いて取れました。





1番の被害者である避難所生活を強いられている方々が、情報は我々と変わらないニュースだったり新聞だったりと言う現実にも驚きでした。
せめて政府や機関での決定事項は最優先に被災者の元に届けるべきだと感じました。




また機会があったら、このような活動に参加していきたいと思います

今回の機会を与えて下さった埼玉支部長の小林先生を始め協会の関係者各位、当日お世話になりました先生方にこの場を借りて、厚く御礼を申し上げます。



最後に、読売新聞の記事を載せます。




「子どもたち新たな一歩」

■一家の大黒柱
 今月5日昼、加須市の旧県立騎西高校。高校2年の中井文人さん(16)は、家族らの弁当を受け取ると、生活する校舎4階の教室に向かった。800人以上の福島県双葉町民の集団生活が始まって5か月余り。町臨時職員の母幸子さん(45)に飲み物を出し、中3の弟と中1の妹には「困っていることはないか」と声をかける。一家の大黒柱として振る舞うのは、父、久人さん(50)との「男の約束」があるからだ。
 父は、双葉町からの避難行で、少ないおにぎりを子どもたちに回し、転入した県立鷲宮高校までの通学路を一緒に自転車で走って、近道を探してくれた。そんな父が5月、大分県に単身赴任することに。見送った加須駅のホームで、頼まれた。「家族の支えになってくれ」。初めて見る父の涙。「自分が父の役割を果たす」と心に決めた。
 鷲宮高校では野球やサッカーなど運動部に入りたいと思うが、避難所の風呂は午後9時まで。「汗臭いまま学校に行けない」と二の足を踏んでいる。勉強も、浪江高校で90点台だった数学の定期テストの点が大幅に下がった。避難生活で十分に勉強できなかったのも一因。しかし、へこたれることなく、夏休み中も学校へ通って自習に励んだ。母は「頼もしくなった」と目を細めるが、「本当は勉強も運動も思い切りやらせてあげたい」と思いは複雑だ。

■祖母の形見
 福島県浪江町から深谷市に避難してきた中学1年の渡辺真輝君(13)の学校かばんには、犬の形をしたビーズのアクセサリーがぶら下がっている。6月下旬、遺体で見つかった祖母の利子さん(当時72歳)が身につけていたビーズのブレスレットを、母の春美さん(36)が編み直してくれた。津波で自宅は流され、祖母の写真はなく、唯一の形見だ。
 両親が共働きで、いつも祖母と夕食の卓を囲んだ。毎日、学校であったことを話した。小学2年で野球を始めると、試合の応援に駆けつけてくれた。
 「震災から1か月ぐらいは、話し掛けても反応がなく、心配した」と春美さんは話す。「誰とも話したくなかった」と真輝君。祖母のことや、新しい学校のこと。不安で胸が押し潰されそうだった。
 4月に中学に入ると、迷わず野球部に入部した。すぐに友達もできた。夢は、福島県の野球強豪校に入学し、プロ野球選手になること。「将来は野球で頑張れ」。祖母の言葉が今も心に響く。

■けやきっ子
 7月30日、福島県南相馬市の体育施設で、市立原町第一小学校の卒業式が、4か月遅れで行われた。春日部市に避難した堀込優太君(12)は、散り散りになった同級生たちと再会。「大丈夫だった?」「変わってないね」。記念写真を撮った。
 原町第一小には大きな5本のケヤキがあり、1本1本に勇気、根気、本気、元気、希望と名前が付いている。児童たちは「ケヤキのようにたくましく成長を」との願いから「けやきっ子」と呼ばれる。
 春日部市の中学校では、テニス部での活動に明け暮れてきた。落ち込んだ時は「けやきっ子」の言葉を思い出した。
 卒業式で、校長から懐かしいケヤキのエピソードを聞き「いつもよりジーンと来た」と優太君。両親、妹と4人で見た校庭のケヤキは、変わらずしっかりと立っていた。

■放射能が怖い
 熊谷市立小学校に転入した松本勇君(9)は震災後、故郷の福島県南相馬市に一度も帰っていない。自宅は福島第一原発から20キロ圏内の警戒区域にあるが、5月下旬、南相馬市の仮設住宅が抽選で当たった。父親の和彦さん(42)が「南相馬に帰ろうか」と尋ねると、「帰らない」と即答した。「放射能が怖い」という。
 両親、弟(4)と4人暮らし。前はゲームや外遊びに興味があったのに、最近は地震に関するテレビ番組を熱心に見る。和彦さんは、勇君が小学校を卒業するまでは熊谷で暮らそうかと考え始めている。

■無残な光景
 春日部市で母、兄と3人で暮らす福島県相馬市出身の中学2年、坂入愛さん(13)は、津波で同級生の男子2人を亡くした。がれきが堆積する古里の無残な光景が目に焼き付いている。
 新しい学校にも慣れ、友達もたくさんできた。だが、今の住宅にいられるのは来年3月まで。学校が変わるのはもう嫌だと思っている。相馬市に残った友達とは会いたいが「がれきとかを見るのが嫌なので福島には戻る気になれない」と目を伏せた。
(2011年9月11日 読売新聞)








【 今日の一は、明日の二に勝る  】

― ベンジャミン・フランクリン ―





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