やすとみせんせいの気保養記

日常診療や院の取り組みなどを紹介していきます!(^^)!

南相馬市ボランティア活動

2014年09月30日 | ボランティア活動
今月も

福島県南相馬市へボランティア活動

に行ってきました

今回は、

「桜井町応急仮設住宅」

です

今回の同行スタッフは牧ちゃん



安藤 湧 先生



が、協力してくれました

毎度ありがとうございます

今回は、朝一番から予約が殺到



終始バタバタ、バタバタ

時間一杯まで頑張りました



途中、おばあちゃんを探して可愛らしい女の子の姉妹が遊びに来ました



賢くて、健気な振る舞いに一気に空気が和みました

ありがとうございました

患者さまより頂いた、アンケートの一部をご紹介します





ご協力ありがとうございましたm(_ _)m

そして、今回は久しぶりの運動教室です



参加者は多くなかったものの、その分、1人1人にじっくり丁寧な指導をしました

皆さん、一生懸命に実施し、程よい疲労感で喜んで帰って行かれました



患者さまより頂いた、アンケートの一部をご紹介します





ご協力ありがとうございましたm(_ _)m

今回は、すべてを遂行できた満足感と共に片付けをし集会所を後にしました。





6号国道規制解除 帰還困難区域 全線通行可能に
福島民報 9月15日(月)

 福島県の浜通りを縦断する6号国道は15日午前零時、東京電力福島第一原発事故による双葉郡内の帰還困難区域の交通規制が解除された。東日本大震災と原発事故発生から約3年半ぶりに全線で一般車両の通行が可能となった。
 規制が解除されたのは富岡、大熊、双葉3町にまたがる延長約14キロ。6号国道と常磐自動車道常磐富岡インターチェンジを結ぶ富岡町の県道小野・富岡線1・7キロ区間も通行可能となった。これまでは、許可を受けた住民らの車両のみ通ることができた。
 防犯のため6号国道から脇道への進入を原則禁止し、バリケードで入り口を封鎖した。一時立ち入りの許可を受けた住民は出入りできる。被ばく防止のため自動車だけ通行でき、オートバイや自転車、徒歩は認めない。規制解除区間では原則として駐停車できない。
 環境省は4月から8月にかけて沿線を除染した。同省によると、今回規制が解除される14キロ区間の除染後の平均線量は毎時3・8マイクロシーベルト。最大値は大熊町の福島第一原発付近の毎時17・3マイクロシーベルト。県道小野・富岡線は平均毎時2・3マイクロシーベルト。
 政府は震災と原発事故発生直後の平成23年4月、旧警戒区域内の6号国道の交通規制を始めた。その後、避難指示解除準備、居住制限両区域に再編された区間から順次、規制を解除してきた。
 車両に停車を求め通行許可書の確認が行われてきた富岡町の富岡消防署前では、15日午前零時と同時にゲートが開放された。県警本部や双葉署は同日、交通規制が解除された区間の防犯パトロールを行った。
(福島民報社)




上記の記事の内容を、新聞などの報道でご存知の方もいると思います

国道6号線の通行が解除された事により、我々が行っている南相馬市と、ボランティアの最初に行ったいわき市の方まで南下することが可能になりました

しかし、多くの問題を抱えている現状としては、素直に喜んでばかりとも言えないようです。

下記のサイトに詳しい現状が載っていますので参照して下さい

「真実を探すブログ」

取りあえず、我々も国道6号線を南下してみることにしました。

福島県の通称「浜通り」と言われる地域を縦に走る国道6号線を、ボランティア先の集会所を後に、

南相馬市⇒浪江町⇒双葉町⇒大熊町⇒富岡町⇒楢葉町⇒広野町








というルートを走りました

また道中、ガウガーカウンターで放射線量を測定しながら向かいました。

まず、南相馬市のボランティア活動をしているところの線量が

0.15μ㏜/h

次に、双葉町を走行中の線量は

6.80μ㏜/h

福島第一原子力発電所の真横を走行中の線量は

1.18μ㏜/h

原発の周囲は意外と低いのかなと思っていました
しかし現実は甘くなく、原発の入口の交差点を過ぎてからでした。


線量はみるみる上昇を続け、本日最大となる線量になりました。

15.93μ㏜/h


身の毛がよだちました



●従来の日本の基準値(自然放射線以外に一般人が浴びることの出来る放射線)
一般人:1mSv/year(0.11μSv/h)

●自然被曝量(自然界から受ける放射線の量)
・世界平均2.4mSv/year(0.27μSv/h)
・日本平均1.5mSv/year(0.17μSv/h)
⇒うち外部被曝は0.07μSV/h

●公衆被曝上限の国際比較
・日本 1mSv/year(0.11μSv/h)
・アメリカ 1mSv/year(0.11μSv/h)
・イギリス 0.3mSv/year(0.03μSv/h)
・ドイツ 0.3mSv/year(0.03μSv/h)

●全国の平常値の範囲
・北海道 0.02~0.105μSv/h
・福島県 0.037~0.046μSv/h
・東京都 0.028~0.079μSv/h
・山梨県 0.040~0.066μSv/h
・大阪府 0.042~0.061μSv/h
・沖縄県 0.0133~0.0575μSv/h

●国の汚染状況重点調査地域(除線基準値)
0.23μsv/h(20mSv/year)

●計画的避難区域や居住制限区域への指定の目安となる
3.8μSv/h(33.28mSv/year)


●文部科学省の福島県内の学校等の暫定基準(23年4月19日~)
・20mSv/year(2.28μSv/h)
・屋内外を考慮すると、屋外3.8μSv/h(33.28mSv/year)

●現在のところ国際的に発ガンリスクが認められていないといわれる被曝量
100mSv/年(11.42μSv/h)
※医師の判断で必要とされた医療被曝の許容値と解釈すること。
(胎児に対しても顕著なリスク発生は認められていない)

●医療行為の被曝量
・胸部X線写真:0.057 mSV(57μSv)
・頭部X線写真:0.09 mSV(90μSv)

●放射線作業従事者が許容されている被曝量その1
100mSv/5年=20mSv/year(2.28μSv/h)

●放射線作業従事者が許容されている被曝量その2
50mSv/year(5.71μSv/h)

●白血病を発症した成人男性の原発作業員に、労災を認めた基準(過去判例)
0.57μSv/h(5mSv/year)

●福島第一原発事故時、収束作業の為に許された基準
・従来の規定=11.42μSv/h(100mSv/year)
・実際の事故後の規定=28.54μSv/h(250mSv/year)



福島第一を通り過ぎると今度は福島第二原子力発電所があり、そこは途中までは行けましたが、その先には検問があり許可がないと通れないようになっていたので引き返しました


そこまでの道の橋の下には線路がありましたが、原発前か後からかは分かりませんが、電車の通らない線路に雑草が勢力を増していました。


それからも、町には至る所に警察官がおり、6号線から横道への侵入を阻んでいました



警察がいないところでは、バリケードの網格子が侵入を防ぎ、何処かに避難している住人たち以外の訪問を閉ざしていました


そこからしばらくして、富岡町に入り横道への侵入も可能となり、さっそく6号線を外れた東日本旅客鉄道(JR東日本)常磐線の駅である富岡駅に向かいました




未だに、廃墟と雑草のジャングル、ボロボロの廃車までが無残に転がっており、震災後に人の手がほとんど加わっていない事が明らかでした






1番驚いたのは、道路の真ん中に家があったことです


しかも、恐らくベランダがあることから1階の存在しない2階のみの家でした。

そして、当たり前のように至る所で山積みにされた放射性廃棄物質の丘が広がっていました。


これだけの数えきれないほどの量の黒い塊を真近で見ると、唖然とします。

言葉になりません。


福島は今も、苦しんでいました


ボランティア活動にあたり、

資材のご提供を頂いています山梨の

『 有限会社 平穂医科器械 』 さま

のご厚意に、この場を借りて深く感謝致します。

ありがとうございます。




【 時はいっさいのものをゆっくりと破壊する。 】

― ジョセフ・ジューベル ―

〔 Joseph Joubert 〕

「パンセ」

( フランス、哲学者、随筆家 )




〒409-0112
山梨県上野原市上野原1735番地
◆ Tel&Fax 0554-62-1189
◆ ホームページアドレス
http://www6.plala.or.jp/yasu-A-M-B/

◆ メールアドレス
yasu-a-m-b@amail.plala.or.jp

↑(病気や怪我などについてご質問のある方はこのアドレスにメールを下さい)

B-SES(ビーセス)登場!

2014年09月26日 | 院内イベント
にゅーましーんの登場です!

その名は

「 B-SES( Belt electrode Skeletal muscle Electrical Stimulation ) 」

『 ビーセス
= ベルト電極式骨格筋電気刺激法 』



と言います



㈱ホーマーイオン研究所が京都大学と共同開発をしたリハビリユニットです

商品名は

理学診療用器具低周波治療器(特定保守管理医療機器)

Auto TENS PRO Rehabili Unit

( オートテンズプロⅢ リハビリユニット )


と言います


まだまだ研究が多くされている段階で、これからの部分は大きいですが有効性を示唆する発表も数多く見受けられます

エビデンス(効果があることを示す証拠や検証結果・臨床結果)
http://www.homerion.co.jp/com_info/evidence.html



納品日当日には、㈱ホーマーイオン研究所の医療機器事業本部主任、新井さんに来て頂いて勉強会を開いて頂きスタッフ皆で聞きました



皆、初めて見る器械に興味津々&覚える事が多くて四苦八苦



僕や湧先生は、この治療器を『第26回日本運動器科学会』での講演で知り学んでいました

この器械では下肢すべての筋肉を同時に動かす(同時収縮させる)事が出来ます

しかも、通常のEMS(Electrical Muscle Stimulation=筋肉を電気刺激によって 収縮させる運動器具)とは違い

・電気のピリピリ感(通電感)がない。
・複数の筋肉を同時に収縮させることができる。
・より効果的な電気刺激の強さまで数値を上げられる。
・運動ができない、又は難しい人(COPD=慢性閉塞性肺疾患、糖尿病、肥満症、廃用性筋萎縮など)にも行える。


などなど、多くの利点があります

当院でも、開院当初よりEMS(Electrical Muscle Stimulation=筋肉を電気刺激によって 収縮させる運動器具)の治療を設置し、積極的に適応の患者さんには行ってきましたが、どうしても1回で多くの筋肉を刺激することは難しいので、単一の筋肉を集中して刺激します

しかし、通電感が苦手な人の場合、我々が理想とする電気刺激の強さまで上げられないこともしばしば見受けられます

そんな時に、学会で知ったこのB-SESに感銘を受け購入に至りました

体験したスタッフは、初めての感覚にビックリしたり、不思議がったり、笑ったりと様々な反応をしていました



そして運動不足のスタッフの多くは、5分少々の体験だったにも拘らず、多少なりの筋肉痛を翌日に訴えていました

逆に言えば、それだけの効果(筋肉が動いている)があった証拠でもあります

導入してからというもの、今では多くの患者さんが利用しています



患者さんの反応は

「足がしっかりしてきた」

「足が軽くなった」

「足が久しぶりに筋肉痛になった」


など様々ですが、1度利用した方は全員その後も続けてくれています。

まだ導入したてで、筋力アップの効果を評価するには期間が短過ぎますが、今後の様子を見ていきたいと思います

興味のある方は是非、来院時にお声を掛けて下さい



【 創造と変革は、
基本的には常識を否定することから始まると言える 】

― 堀義人 ―

( 日本の実業家、グロービス経営大学院大学学長、

グロービス・キャピタル・パートナーズ代表パートナー )




〒409-0112
山梨県上野原市上野原1735番地

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祝6周年

2014年09月25日 | 院内イベント
9月15日をもちまして、当院は

6周年

を迎える運びとなりました

これもひとえに、日頃からご支援、ご愛顧を賜っている地域の皆さまの支えであり、患者さまのご支援であり、親戚や家族などの多くの人のご協力と、ご贔屓にして頂いている方々のお力添えの賜物とスタッフ一同、感謝の言葉しかありません。

心より御礼申し上げます。ありがとうございますm(_ _)m

これを機に、引き続き地域医療の発展に貢献し、皆様のお役に立てる治療院としてスタッフ一同、今まで以上に努力して参る所存でございます。          

今後とも何卒、変わらぬ温かいご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。   

5周年目も運動教室、南相馬市ボランティア活動、学会参加、院内イベントなどなど、一生懸命活動し、楽しみ、充実した日々を送ってきました。

これからも地域への貢献、被災者への貢献など社会活動も忘れることなく、また初心忘れることなく日々精進して参ります。

私とスタッフ一同は今後も精一杯のご奉仕をさせて頂きますが、まだまだ至らない点があると思います。

そんな時は是非お気軽にご意見を頂ければ、その想いを真摯に受け止め、改善し、1人でも多くの方に認めて頂ける治療院にしていきます

これからも患者さまの健康増進の為に、高齢者の健康長寿の為に、スポーツ選手の1日でも早い競技復帰のために、1人でも多くの笑顔と出会える為にもスタッフ一同より一層精進してまいりますので、どうかご贔屓にして下さいます様お願い致しますm(_ _)m

今後とも変わらぬご支援とご厚誼を重ねてお願い申し上げますm(_ _)m




院内でも掲示していますが、日頃の感謝を込めまして、以下の内容でバーベキュー大会をします

奮ってご参加くださいますようお願い致します


前略、平素より『やすとみ鍼灸整骨院』の診療に多大なるご協力とご理解を賜りまして誠にありがとうございます。当院は9月15日を以って6周年を迎える運びとなりました。これも偏に日頃からご支援、ご愛顧を賜っている皆様方のおかげであり、深く感謝申し上げます。

そこで、日頃の感謝の意を込めまして僭越ながら、宴を設けさせて頂きたく思っております。

大月市鳥沢の『桂川ウェルネスパーク』にてバーベキュー大会を行います。堅苦しくなく忌憚のない席とさせて頂きますので、何も持たずにご来場下さいます事をお願い致します。

ご家族皆様や関係各位様方をお誘い合わせの上、お気軽にご来場頂けましたら幸甚に存じます。当日は粗品もご用意していますので、ご都合が合うようでしたら、是非参加のご検討をお願い申し上げます。

草々


日時 : 平成26年10月13日(月/祝日)

時間 : 11時~16時頃 ( 途中参加&途中退場 可 )

 ※雨天時は当院駐車場にて行います

場所 : 桂川ウェルネスパーク内バーベキューサイト

 住所:大月市富浜町鳥沢8438 電話:0554-20-3080



※事務所を通り越し、車で約2分の所に専用駐車場があります

※飲酒運転は禁止しますので、運転をされる方の飲酒はご遠慮下さい。









【 もの知りだけでは経営はできない。

山野をのり越え苦境を切り抜けた、

その汗と涙のなかから知恵を生みだした者でなければ、

経営を成功させることはできない。  】

― 松下幸之助 ―

( 松下電器産業創業者 )







〒409-0112
山梨県上野原市上野原1735番地
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yasu-a-m-b@amail.plala.or.jp

↑(病気や怪我などについてご質問のある方はこのアドレスにメールを下さい)