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「役人は平気で嘘をつく」

2015年06月10日 | 政治

ーシリーズ 天衣無縫 三宅が吠える!ー 

『役人は平気で嘘をつく』



『役人は平気で嘘をつく!①』三宅博 AJER2015.6.5(7)


解説「役人は平気で嘘をつく」             

                 前衆議院議員  三宅博


今回は「役人は平気で嘘をつく」という話。
多くの国民のみなさんは、まさかお役所・役人が嘘をつくとは想像できないと言うでしょうけれど、長年にわたり議員活動をしていて何度も何度も役人の嘘に直面し、くやしいことや煮え湯を飲まされたことがあった。
特に教育の面、多くの小中学校は市町村が運営をしているが、卒業式・入学式等儀式的行事における国歌斉唱・国旗掲揚の実施率が各学校は教育委員会に報告、教育委員会は各校の実施率をききとって全体の実施率を県や府に報告し、統計が出されるが眉唾というか実態とかけ離れた報告がなされているのに枚挙にいとまがない。

そこで議員の仕事だが、役人の報告を鵜呑みにするのではなくて必ず裏を取っていかなくてはならない手間暇のかかるのと共に、いろいろなところで摩擦を生じることを覚悟しなくてはならない。
役人と事を構えたり役所と対立する、またそれ以外でもいろんな団体と敵対的な関係になる、これを怖れて裏を取らず役人の言うことをそのまま鵜呑みにしてそのまま素直に信じている人の良い方もいるようだ。
議員はいろんな問題のある部分については必ず裏付けを取ることを惜しんではならない。

教育現場における国歌斉唱・国旗掲揚という儀式的行事について実態とかけ離れたことがあるとすれば、我々は何をすべきか。
各小中学校の現場を回って確認しなければならないが、自治体には相当数の学校があり、決められた時間内に回るのは困難なことでもある。
また予告なしに踏み込むと学校長は極度に嫌がることもある。
多くの組合の教員は学校の自治が侵されていると言って学校長をつきあげたりすることもある。
しかし議員は市民・国民の負託を受けて常に議会での議案のチェックだけでなく、教育現場の実態を把握し行政に反映させなくてはならない。
そういったことから国会議員にはいろんな権限、調査権限であるとか不逮捕権限であるとか、それに準じて地方議員もいろんな権限が与えられている。
しかし中には与えられた権限も知らないし十分に使命を果たしていない人もいる。

実は昨日、大分県に行ってきた。私の古い友人である三浦由紀という市議会議員がいるが、各校の卒業式等における国歌斉唱・国旗掲揚における実施率を集計して回った。
各校を見て回って教育委員会の発表する数字の欺瞞・問題点を表に出した。ここまでしなければならない。
或は教育現場である教室の中も踏み込まねばならない。
非常に誤った特定のイデオロギーに染まった教員が、教室という密室の中でとんでもない嘘を子供たちに教え、偏向した教育をしている。
これもなかなか表に出てこない。尻尾を掴み裏をとらねばいけない。

私は地方議員の時、教員が嫌がることだが各校の廊下を回り尚且つ平常から問題傾向のある教師の授業を聴いたりした。
自信があり正しい教育をしている教員は議員に対して「このような素晴らしい授業をしているので見てもらいたい」と言うのが当たり前だ。
ところが日教組・全教組の教員等は、彼らが自分たちの教室でやっている欺瞞、本来の本来の教育目的から逸脱したことをよくわかっているからこそ議員が来れば非常に嫌がる。
しかしそれをしなくてはならない。
授業の途中でパッと入っていくとそれまでの流れを急に変えて、もとの教科書に基づいた教育内容に戻すというのがなかなか難しい。
だからこそ議員は教育現場に足を踏み入れて尻尾を掴み裏を掴まなければならない。
国歌斉唱・国旗掲揚もそうである。

文科省が各都道府県の義務教育である小中学校の実施率を集めて国会に報道したりするのだが、市町村ですら実態を把握していない、ましてや都道府県の教育委員会、文科省など現場の実態を把握できているはずかない。

国会議員の多くも決して教育現場の実態を知っているといえたものではない。
私自身は地方議員の頃、教室に乗り込んで監視していたけれど、全国でそんな行動をしている議員は当時6万人の議員のうち、そういうことをしていた議員は多くて0.1%、
いってみれば1%で600人、0.1%で60人、おそらく60人もなかったと思う。30人とかそんな程度しかなかったのではないか。
やはり摩擦を怖れてそういうことを避けてきたのであろう。
また、そもそもそういう目的を持って議員になった方の絶対数が少なすぎる。

これから機会を捉えて教育現場の闇の実態について明かしていきたいと思います。




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