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トランプ米大統領誕生と拉致問題、変化が求められる日本の宗教界

2016年11月14日 | 政治

【三宅博】トランプ米大統領誕生と拉致問題、変化が求められる日本の宗教界[桜H28/11/10]


(注・・・7分43秒のところですが「信仰・宗教」であり、「新興宗教」のことではありません。)

解説(発言内容)

 今日は11月10日、参議院の議員会館の講堂に於きまして「クリルタイの結成大会」が只今から開催されます。
私は参加する為に本日こちらに参りました。
今日皆さんにお話したいことは 昨日の大統領選挙に於きましてトランプさんが大統領になりました。
トランプさんの今後の政策というのは未確定なものが多いのですが、選挙期間中に安倍さんはヒラリー・クリントンさんにお会いされました。
これはしてはならなかったと思います。
やはり 選挙期間中どちらの陣営であれ、日本政府が一方に肩入れするような印象を与えることになると思います。
それからトランプさんは常々、自分の国については自分で護るようにということを言っております。

ここで問題になるのは「拉致」の問題です。
これは過去自民党政府が拉致問題の解決については国政の最重要事項であるといいながら
北朝鮮は、「かの国もやはり一国の政府であるので、かの国の了承がない場合、
なかなか我々は拉致被害者を取り戻すことはできない」ということを仰った官房長官がいらっしゃいました。

また安倍総理も過去、アメリカの軍隊が拉致被害者を救出した場合、その艦隊を護衛することはできますが、日本の自衛隊が拉致被害者を取り戻すということは憲法上不可能であると仰いました。
しかしトランプさんが大統領になられた場合、それでは日本政府は拉致被害者救出の為に何をするかと問われるのではないかと思います。
今までのようにアメリカ頼みというのが果たしてこれからも通用するのかどうか、非常に心もとない感じがします。
今こそ日本政府はやはり主体的な取り組みといいますか、自らが主体となって行動を起こし拉致被害者を取り戻す
という姿勢を示さなくてはならないという状況になってきていると思います。

真価が問われるといいますか国民に対して日本政府の姿、「我々は国民を護るために全力を尽くす」という独立国としての覚悟と行動を見せなくてはならないと思います。
それから今世界は中東もヨーロッパもそうですね、紛争或は難民問題や宗教問題等、ありとあらゆる経済の混乱も含めまして混迷と動乱の状態になってきております。

今ここで必要なのは何かと言うと私は今こそ「宗教の出番」がきたのではないかと思います。
こういった中で日本の国内に目を転じますと多くのマスコミの方々は、政治家のだらしなさに対しては多くの批判の声を寄せられていますが、東西両本願寺等の巨大仏教教団や宗教家の堕落の現状に対してほとんど批判的なことを仰らない。
これは宗教に、或は信仰に課せられた使命の大きさを考えます場合、もっとマスコミを含め、宗教に対する批判に声をあげていかなければいけません。
今、世界中で 一神教の宗教を背景とした紛争がありますがそういった中で日本の宗教は、もともと神道もそうですし、本来仏教全体が融和的な宗教なんです。
こういった融和的な宗教を持つ日本が世界に対して宗教的な部分で貢献しなくてはならないと思います。
それはやっぱり日本政府が宗教に対しましても憲法上の制約もありますが、その重要性というか国民も政治家もそういったことに目を振り向けていかなければならないという思いを強くしております。
先程申しましたように「宗教に課せられた使命」というのは非常に大きなものがあるのですが、宗教家自体がそのことを忘れてしまっている、ほとんど生活の為に宗教をやっているという風な姿になり果てているのではないでしょうか。
今こそ我々が日本の宗教といいますか、これが果たす世界平和に対する役割の大きさをもう一度見直さなくてはならないと思います。

そういった中で今の日本の姿ですが、日本古来の固有の文化というものがどうも片隅に追いやられているといいますか、言葉ひとつとりましても、行政の作る文章がカタカナ英語が氾濫している。
今そういった中で日本の古来の固有の文化を我々は回復しなければならないと思います。

中世ヨーロッパに於きまして「ルネッサンス」というものがございましたけれども、日本で必要なのはまさにこういった部分、何も懐古趣味とか懐古主義とかそういったものじゃないのですが、宗教や文化に対してもう少し理解を深めていかなくてはならないと思います。

そして日本古来の固有の文化を取り戻していかなくてはなりません。
日本の非常に温和で融和的な文化というのは素晴らしいものがありまして、世界の混乱する今の状況の中で日本古来のそのような宗教であるとか、日本の古来の和を貴ぶ聖徳太子以来の日本の姿というものが果たすべき役割がますます大きくなってきていると思います。

国民一人一人も文化・宗教そしてまた政治、各々の立場に於きまして日本のアイデンティティといいますかこれを再確認すると共に、それが世界の平和に対する役割というものをもう少し自覚するべきではないでしょうか。
こういったことを私は最近非常に強く思いまして、また特に「信仰・宗教」の役割の大きさ、これをもう一度皆さんと共に再確認していきたいと存じます。  

この部分が喪失されますとありとあらゆる分野でモノやおカネ、儲かるか儲からないかというものが優先されて本来の大切な部分が隅に追いやられていると思います。
これは本当に「モノと心」、双方ともに必要なものでございますけれどもその「バランス」というものが私は非常に大切だと考えております。
過去日本は絶妙にバランスをとりながら国の運営をやってまいりました。
そのことによって長く日本国内に於いて平和が続いたという部分があると思いますけれども、そういう風な日本の文化、宗教の融和的な部分、こういった部分をもう一度見直してそして日本が世界に果たすべき役割というものを皆さんと確認すると共に実践していかなくてはならないと考えております。
それが実現されないとますます世界が混迷の中に身を置き、目を背けたくなるような状況が繰り広がり大変な惨害をこれ以上増加するという可能性もあると思います。
どうか皆さん、もう一度我々の祖先が何をよすがとして拠り所として生きてきたかということを共に考えていかなくてはなりません。

そういった中で宗教の大きさ、この部分がわかりますと政治の分野に於きましても非常にバランスのとれた政策が反映されると思います。

今日、「クリルタイの結成大会」なんですけれども、これはそういった正しい信仰心というものが喪失されて、モノに傾くような世界、そして中国共産党による暴力を背景とした全体主義的国家で、人権を抑圧し人々の自由が真の意味で蔑ろにされてきたという風な部分があると思います。
自由を求める或は本当の意味で「基本的な人権を取り戻したい」という世界の方々が今日は参議院の議員会館の中に集まりまして「クリルタイの結成大会」に参加されることになりました。
この会合が日本で開催されることは非常に大きな意義がございます。
そして我々は南モンゴルやチベット・ウイグルの中国共産党の抑圧に苦しむ人々の悲痛な叫びを自分たちのこととして共有しなくてはなりません。
私は政治家としてこういった分野にも非力ではありますが貢献していきたいと考えておりますので、どうか皆さんこれからもご支援をよろしくお願い致します。

今日はどうも御拝聴ありがとうございました。(以上)


 下記の写真は11月10日参議院議員会館にて
 南モンゴルの自由のための連帯組織「クリルタイ」(世界南モンゴル会議)結成大会にてご挨拶。


ご挨拶



※PDFファイル
http://smldf.org/wp-content/uploads/2016/10/party.pdf
主催 クリルタイ(世界南モンゴル会議)準備委員会
協力 (社)アジア自由民主連帯協議会

【ご参考】~南モンゴルクリルタイ
http://smldf.org/?p=642



お知らせ

11月23日(水・祝日) 今上天皇陛下の御在位を願い「皇室典範改悪」に反対する国民大集会 (東京)

   午後5時~7時30分 (16時開場)

   場所: 砂防会館別館 シェーンバッハサボー
http://www.sabo.or.jp/map.htm   
(永田町駅 4番出口 徒歩1分 / 千代田区平河町2-7-4)


三宅博の「行事・講演予定」は【三宅博 公式ホームページ】でもお知らせしております。
http://www.miyakehiroshi.com/about-3






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