やんたけバス研究所 別館

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岡山エクスプレス津山号開業!

2013-12-01 18:42:00 | バスネタ高速バス
引き続き、東京モーターショー編をお伝えする予定でしたが、もう皆さんご存知のホットな話題があったので先にそちらを紹介いたしますわ。

そう、中鉄北部バス、中国JRバス、両備HD(パンフレット掲載順)3社による共同運行で、津山-岡山間の特急バス「岡山エクスプレス津山号」が本日開業しました!。

津山-岡山間をノンストップで結ぶ路線で、一日6往復、運賃片道1100円・往復2000円・平日定期1ヶ月24200円と言うもの。国道53号線を延々走行し、高速道路は経由しないのですが、国土交通省のおおむね50km以上走行する路線は高速乗合バスと定義されるとの事で免許的には高速バスとなります。

ここが大きなポイントで、これが一般路線だとしたら岡山-津山間をノンステップないしワンステップのバリアフリー対応の車両で運行しなければならない訳ですわ。つまりは岡山-渋川の玉野特急がワンステップの車両で運行しているのが一番わかりやすい例です。路線自体50km未満ですし、途中自動車専用道路なども無いため観光タイプの車両が使えず、バリアフリー対応の車両で運行しなければならない訳なんですよね。

まぁ、ちょっと前置きが長くなりましたが開業式の様子をお伝えいたしましょう。



着々と開業式の準備が進む・・・


おっ!両備の新車が登場!!新旧のツーショットとなりましたわ

そして開業式・・・・

蒼々たるメンバーのご挨拶。


両備の社長さまからこの便のドライバーさんに花束贈呈。


開業のテープカット!

おや?いつの間にか1台増えていますねぇ。そうそう、この路線始発は天満屋バスセンターなんですよね。開業式は岡山駅西口高速バスターミナル・・・ん?じゃ天満屋からのオキャクさんは?・・・って事で、ちゃんと抜かり無く、天満屋発からはこの夢二バスが運行されたようです。ただ、オキャクさんはいなかったようですが・・・・。


両備バス 社番:9991 U-MS821P 平成4年式

こうして、オキャクさんとマニアの皆さん、関係者を載せたバスが津山へ向けて出発しました。両備の専用車は貸切から高速に落とされていたエアロクィーンⅠでした。最後の御奉公と言ったところでしょうか。

じゃ、共同運行他社の車両は何を使ってるのかって?


中鉄北部バス 社番:9223 U-RU3FTAB 平成4年式

中鉄北部バスの画像は開業前に訓練運転されていたものです。中鉄の車両も中鉄観光からやって来た車両があてがわれました。


中国JRバス 社番:641-2914 KL-LV781R2 平成14年式

中国JRバスはガーラ2000Ⅰですわ。仕様的にはこういう短距離路線にピッタリな車両ですねぇ。

なんと3社3様3メーカーバラバラとなりました。趣味的には面白いですねぇ♪

来年11月開業のイオン岡山のオキャクさんを見越しての路線開業との事で、一便当たり8名乗車したとして年間35000人の利用を見込んでいるとのことです。

開業までのアナウンス期間が非常に短かったので、開業式後の便を除くとほとんど2~3名ほどの乗車だったそうですわ。まぁそれでもそれだけでも乗っていると言うことに驚きましたわ。ダイヤの発表も開業の3日前だった訳ですしねぇ。

さて、この路線ですが、ノンストップ直行便をうたっており、途中の乗降場の設定が無いんですよね。せめて、岡山IC付近にある国立病院と中央病院、済生会病院近くにバス停を設けないんですかねぇ?そうすると津山からの通院がラクになるのでオキャクさんも増えると思うんですけどねぇ。JRのディーゼルカーから比べるとバスの方がエアサスで乗り心地もいいしリクライニングシートじゃし、快適性は断然上かと思うのでがんばって欲しいものです。

また、この路線開業に関して、バス趣味人の間ではなんか否定的と言うか、大丈夫か?とか人乗るんか?とかすぐ辞めるだろうとかそんな意見ばかり書かれており悲しくなりましたわ。そんなこと書く前に乗ってみいって、なんでみんなで乗ろうやぁ!とか応援しようやぁとか、そういった前向きな意見、建設的な意見がないのだろうか、別に評論家的な事を言えと言ってるわけではありませんが、ホンマ疑問に感じますわ。温かく見守もりゃぁエエんじゃねん?

と、言いながら私も本日は乗車していませんが、今後必ず乗車しますんでその時は乗車レポでも。

ということで、岡山エクスプレス津山号の益々のご発展をお祈りします!!

次乗るの楽しみじゃ♪


色々捕獲した車両のご紹介は次回に回しましょう。