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やるき脳はきたえられるか? その1

2017年03月06日 | 脳の研究

明石家さんまさんの

番組でおなじみの

脳科学者である

澤口さんの著書を読んでみると、

やはり子供の脳の成長は

幼少期が大切と言っています。


一般に知能の高さをIQで表しますが、

澤口さんは、HQが大切であると

いっています。

HQとは humanity quotient の略で

単なる頭の良さだけでなく、

未来志向的行動力と、

社会関係力がどれくらい

備わっているかをみる

指数だそうです。

この2つの能力をコントロールしているのが、

脳の中では前頭葉です。

おでこのあたりの脳の部分です。

 

以前ある脳の文献を読んで、

合点がいったことがあります。

いわゆるゲームばかりする子供たちが

落着きがなく、すぐに切れる

我慢ができない、

他人の痛みがわからない

という徴候があることが

わかりました。

その脳の状態を

「ゲーム脳」といいます。

 

その反対に読書をしたり、

楽器を練習したり、数学の問題を

考えたりすることで、前頭葉が

鍛えられます。

 

こういう活動をすることで、

言葉が増え、集中力が養われ、

心が育っていきます。

 

 

東北大学の川島隆太教授と

竹内光准教授らの研究グループが、

長時間のビデオゲームプレイが

子どもの脳にどのような

変化をもたらすのか調査しました。

 

 

参加者240人の脳画像を解析した結果、

初回調査で長時間のゲームプレイ習慣が

言語性知能の低下と関連していることがわかりました。

3年後の2回目の調査では、

より一層の言語性知能の低下が見られたほか、

動作性知能と総知能のいずれにも

悪影響を及ぼしていました。

 

 

 また、人の記憶や睡眠をつかさどる機能、

何かをやろうとする意欲への悪影響も示唆されました。

それだけではありません。

さらに、コワイことがわかりました。

メタアンフェタミンという覚醒剤の常用者に見られる、

神経系への悪影響が、

長時間のゲームプレイによって

表れることもわかったのです。

(このニュースソースはここを参考にしました。)

 

 

スマホゲームが当たり前の時代になりました。

くれぐれもゲームのハマり過ぎには

気をつけてあげてください。

(これは子供だけでなく、

大人も同じですが・・・)

 

「やる気脳」を育てる 子どもの脳がぐんぐん育つ
クリエーター情報なし
小学館
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