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英語のボキャブラリーを飛躍的に伸ばす方法 その1

2017年02月20日 | 英語教育

先日近附の生徒さんに


単語テストをしているときに


welfare  という単語を


「幸福」と訳していたので、


その単語にはそういう意味もあるけれど、


受験英語としては、


「福祉」として覚えておいたほうがいいよ。


と教えました。 

私の教卓には愛用のiMacが置いてあって、

たまに、このマックを使って、

数学の問題や、英語の単語について

説明したりすることがあります。

英語の単語については

iMac に標準で付いている

電子辞書を使っています。

 

このアップルが開発した

辞書が意外と便利です。

画面はこんなかんじです。

 

確かに、英和辞書には

1.幸福、繁栄、福利

という単語の意味が並びます。

でも、この辞書の英英辞書を開いてみると、

さらにいろんな情報を手に入れることが

できます。

 

英語の出来る人は、実は

英英を使っています。

英語の翻訳家はたくさんの

英和辞書を持っていますが、

実は英英辞書を使うことが

多いそうです。

 

それはどうしてかというと、

英英辞書で単語を調べることで、

英単語がもつ本来の意味を知ることができるからです。

さらに、英単語の語源についても

しっかりと情報が載っています。

 

では、その英英辞書を見てみましょう。

こんなかんじです。

 

一番下に書いてある、

ORIGIN というのは語源のことです。

上の英英辞書の説明を読むと、

この単語は中世英語であることがわかります。

 

WEL は語源がWELLで、

副詞です。またFARE は動詞です。

語源はイタリア語ですが

「作る」という意味です。 

語源的には 「幸せ」を 「作る」

という意味になるのです。

 

FAREというのは

フランス語なら、FAIRE ですね。

実はイタリア語、スペイン語、

英語はラテン語の語源を

共通に持っています。ですから、

似たような単語が多いのです。

語源の知識を入れながら、

単語を吸収することはとても

大事なことで、漢字で言えば、

部首を知った上で

漢字を覚えると効率がいいのと同じです。

英単語も単語そのものの語源を知った上で、

単語の成り立ちを理解することで、忘れにくく、

また応用もききます。

 

実はゆとり世代の人たちは

中学の3年間で800単語くらいしか

学んでいません。

現在は中学は1200単語くらいに増えています。

 

単語というのは、漢字と同じで、

自分で勝手に勉強して増やしても構いません。

むしろどんどん増やしたほうが

いいのです。

 

中学生であれ、高校生であれ

単語力が2500単語くらい超えてくれば、

英英辞書は読めるようになってきますので、

ぜひ、英語が得意になりたい人は

英英辞書にチャレンジしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

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