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子供をたくましく育てるために その1

2015年12月11日 | 和歌山に関して

今はニートも70万人80万人と言われています。(平成14年の内閣府発表の数字)ですから、子育てを間違うと

独立心のない、家に居着いてしまう穀潰しの子供になってしまいます。

これは親に対して大いなる親不孝であるばかりでなく、社会の損失です。

 

僕は子供が小さい時にはかなり厳しかったかもしれません。

就職するようになって次男坊は父親の僕に「お父さんはずいぶん優しくなったね。」と言われました。

それはそうです。就職するまでが親の仕事です。親鳥は小鳥が巣立つまでが大切な役目と心得ています。

だからこそ、ぴいぴい泣きながら親鳥の餌を待ちながら大きく口を開けています。親は食べ物から

下の世話まですべてやります。さらに空の飛び方も教えます。しかし、十分大きくなり巣立てば、そこで親鳥の役目は終わり

また次の仕事をはじめます。人も同じです。だからこそ、子供には親に守られている間は

親の言うとおりしなさい。とよく言い聞かせました。反抗期の時にも

この一点張りで押し通しました。子供は反抗期の時期があるからこそ成長します。

でも、反抗期になっても真実はひとつ。子供は親に育てられている間は、しっかり親の言うことを

聞くものなのです。

将来どんな好きなことをしてもいいけれども、

絶対に独立してほしい、学業が終わったら、必ず自分の道を見つけ、独立をする。

そのことは事あるごとに言い聞かせました。

子供がわがままを言うようなことがあったら、父親として

「親に守られている間は親の言うことは聞くべき。おとなになって自分で稼げるようになれば

親元から離れて自由になれるから、それまではしっかりと自分自身を成長させなさい。」

そういうことを折に触れて何度も子供に言い含めていたように思います。

就職が決まって、私は子供にお祝いとしてある程度のお金をわたしました。

独立のはなむけとして渡しました。

たまたま、二人共車がないと生活がままならない地域にすむことになったので、

そのお祝いで中古車を買ったようです。車の剪定も保険の内容も自分で決めたようです。

そのとき、彼らもようやく一人前になったような気がしました。

まさにいつでもどこでも移動できる自由と、万が一事故があったら、

自分が責任をもって事にあたる。それが大人としての自覚です。

今は給料をもらいながら一つひとつの仕事をこなしているようです。

子供はいくつになっても子供。これはかわりません。

仕事のことを尋ねると、詳しく教えてくれます。

幸い良い上司に恵まれているようで

仕事は厳しくも充実しているように見えます。

今は親元から大学に通う子供が多いと聞きますが、

自分の経験からも、一度は親元を離れて

自分で生活することは成長につながると

思っています。

ですから、3人共、遠方の大学に進ませました。

これはこれで正解だったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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