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教師の声と雰囲気が子供のやる気を上げる?

2014年09月26日 | サイエンス

僕も音楽をやっている以上、音については、理論的にも実践的にも

日々勉強するように心がけています。

自分でスピーカーを作ったり、また高解像度で録音する機材で

録音したり、録音機材もそう高くはないですが、それなりのものを

購入してよい音で録音するとことを追求しています。

時々、録音したものはYoutube にアップします。

みなさんも、経験があると思いますが、

Youtube を聴いていても

大変音の良いものと、良くないものがありますよね。

玉石混淆です。いくらYoutubeが無料とはいっても

音楽ならばやはり音のいいもので聴きたいです。

とはいえ、手に入らないLPの音源をたとえ良くない録音でも聴けるだけ

ありがたいと思うことがあります。なにしろ、古い曲の楽譜も手に入らないときは

このYoutube の録音を聴いて、楽譜に起こしたり、アドリブを楽譜にしたり

参考にしたりします。ほんとうにその時はありがたいと思います。

 

いずれにしろ、音楽や音は心を癒してくれたり、心を奮い立たせたり

してくれます。そういう意味で音楽を聴くことは

疲れたときなどにスパイスの聴いた料理を食べるようなもので

とても価値があることです。

音が良い、これはすばらしい価値なのですが、実は

教師の声が良いというのもすばらしい価値なのです。

なぜそんなことをいうかというと、感じの良い声、優しい口調。

ときには奮い立たせてくれる強い語調。これって教師には

とても大切な要件です。教師だけでなく、しゃべる仕事をしている人には

欠かせない要件だと思います。

昔、これに関連する面白い体験をしました。

大学生のときに楽器屋さんにアルバイトしていたときがあります。

その楽器屋さんは手広くピアノ販売や買い取りをしていました。

あるとき、店番をしているときにお年をめした婦人からピアノを

買い取ってほしいと電話がありました。

いろいろ受け答えていると、最後に

「あなたのしゃべり声がとても感じが良いので、決めました。」

と言ってくださったのです。あくまでバイトですから、特に

しゃべり方に気をつけていた訳ではないですし、条件の良い

金額を提示した訳でもありませんでした。

でも、そこで商談が成立してしました。

次の日に、店主とお宅に伺いますと、あなたが電話の方ですね。

バイトの方だとは思わなかったです。

とても感じが良かったので・・・。

帰りがけに、なんとそのご夫人は心付けもくださいました。

そういうこともあって、僕は電話であっても心が通じるのだと

はじめて学びました。

電話であっても、誠意のあるしゃべり方で心を動かすことが

できるのです。実は、声についてはよくほめてもらうことが

多いです。

生徒さんにも丁寧に穏やかな説明を心がけています。

もちろん、時には励まし、時にはほめて、また時には

きびしくしかることもありますが、

生徒さんの持っている能力を引き出したい、

そういう気持ちで語りかけるようにしています。

先生の声がしゃべり方が、生徒さんの心に灯をともすことが

できるとすれば、これはまいにち発声練習でもするかな。

 

 

 

 

 

 

 

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