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中学受験を成功するために

2017年04月08日 | 中高一貫校対策

孫子の兵法はご存知でしょうか。

孫氏は戦いに勝つための戦法を説いた兵法論で有名です。

彼の教えは受験にも役に立ちます。その一節が次のとおりです。

「敵を知り、自分を知らば 百戦危うしからず」

とういう有名な行(くだり)です。


受験において、失敗する人の多くは

自分の学力を客観視していないことが

多いです。

 

現在の中学受験の動向はここ数年で

大きく変わっています。

生徒減少のあおりを受けて

私学の合格水準が随分と

低くなってきました。

 

一方、敷居の低い公立の中高一貫校の

人気は依然高いですし、受験生も

かつてほどではないですが、

相変わらず簡単には

合格させてくれません。

 

 

 

私が中学受験指導をはじめて

20年ほどになりますが、

はじめて近附に塾生の合格を出したのは

20年前ほどです。

 

当時はなんと定員80名に対して、

500名以上の受験生がありました。

さすがに合格者を15名ほどオーバーさせて

合格者は95名ほどでした。

 

はじめて近附に合格した生徒さんは

6年生になる前の3月に塾に来ました。

他の大手塾に問い合わせたら、

1年では合格は無理と言われ

断られたそうです。

 

それで、たまたま

友人が通っていた

私の塾に連絡をくれて

入塾テストを受けることになりました。

 

そのテストはそれほど芳しいものでは

ありませんでした。

国語・算数とも、普通の問題でしたが、

7割ほどの出来でした。

彼女と面談して色々話をすると、

すごく芯のあるしっかりしたお子さんでした。

また受け答えもしっかりしていました。

 

彼女は半年もたたずに算数がとても

伸びて、いわゆる受験の難問も

どんどん解けるようになりました。

冬になると、難しい難問を

一定のスピードで解けるようになりました。

国語は偏差値はシンシンドウで50超えたくらいですが、

算数は偏差値で63くらいとれていました。

 

私は早くから彼女の算数の

理解の深さに着目していました。

また夏の面談の際にも、

算数が強いので、

この科目をさらに磨いていきましょう。

と言いました。

算数が伸びてくると、

他の教科もそれに連れて

伸びてきます。

 

さらに、冬講では

国語・理科にについて

失点が出来るだけ少なくなるように

対策をとりました。

 

もちろん、対策とは過去問を分析して

弱い問題や単元に力を入れるということです。

 

やはり、得意科目があるというのは

自信につながります。

理科も国語も冬の講習で問題量をこなし、

なんとか、過去問も解けるようになってきました。

 

たった10ヶ月ほどの指導でしたが、

彼女は6倍ほどの倍率を乗り越え

合格を勝ち取ったのです。

 

彼女が受験で成功した秘訣は、

彼女がとても素直だったことです。

とても教えやすく、指導がしやすかったです。

また、分からない問題があっても、

ちっとも落ち込まず、笑顔で質問を

してくれました。

 

つねに笑顔、常に平常心

これは何をする上でも大切なことです。

私は彼女のその態度にむしろ

教えられたような気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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