YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

塾のお問い合せは→ 452-5555(ヨイコニオール5)まで
★Pc版にすると読みやすくなります↓最下部にボタン

桐蔭高校を目指すには 続きー3

2013年05月11日 | 受験関連

最初はもうラグビーややらないと宣言してたのにあとからお母さんから
大学に入ってもまたやっていますよ。とても先輩に可愛がられて充実しているそうです。
と楽しくその様子をお話してくれました。

大学に行っても続けるというのはよほどラグビーの良さを感じているのですね。
いずれにしろ、運動を続けながら勉学でも成果を残すことは大変努力のいることです。
ところが、端から見ているより意外と本人は勉強を大変と思っていません。長時間勉強してもケロリとしています。

桐蔭に進める生徒さんというのは大変効率のよい勉強スタイルを持っています。
短時間でしっかりと習ったことを習得出来ますし、一度教わったことはそう忘れませんので、
積み上げが得意です。これは低学力のお子さんとは全く反対で、ほんとうに
これは生まれ持ったものです。

また勉強のストレスがないので、すっと勉強モードに入れます。うだうだしていません。
勉強への取り組み、集中力もなかなかのものです。一度勉強モードに入ってしまうと、
塾の中で他の生徒さんなどにまったく関心も持ちません、ひたすら与えられた勉強内容に
没頭できるのです。これはひとつの才能ですね。それはスポーツでも同じ事です。
スポーツには集中力は欠かせません。自分との戦いという意味では勉強も同じです。

自分の子供のことを述べるのは恐れ多いですが、長男は桐蔭に進みました。
中学からテニス部でレギュラーを努め、土日はいつも練習試合で家にいませんでした。
どちらかと言うと、定期テストの準備はせず、中二の時はとても数学でひどい得点をとっていましたが、
入試では数学が最高得点でした。特に中3の夏からクラブが終わってからエンジンがかかりました。
1,2年の内申点は変えようがありませんし、合格するには実力を上げるしかなかったのです。
また当時の桐蔭は独自入試という入試制度をとっていて、桐蔭の先生が独自に作成した問題を作成していました。
難問ばかりで、150%くらい難しい問題です。当時は全国的にも独自入試ばやりで、東京都も開成高校などの名門校は
独自入試を作成し、公立復権をかけていました。

とくに夏に頑張った成果が10月から1月にどんどん出てきて、クラス内でも1,2番の成績が取れるようになって
担任も太鼓判を押してくれました。塾の先生を長年やっていてもやはり長男の時は、神経を使いました。
本当にその時は受験生を持つ親御さんの気持ちが痛いほどわかりました。

今は高校に入ってから、自分の受験の際の得点を開示してもらえます。
それを見た時、唖然としました。数学は良かったですが、英語が意外ととれていませんでした。
これでよく合格したものだと思いました。受験した最後の英語は何を書いたのか覚えていない。
といっていたはずです。
本当に受験悲喜こもごもです。
合格すれば、それでいいわけですが、大変な1年でした。

さて、次は桐蔭の授業についてをお話します。

この記事についてブログを書く
« 桐蔭高校を目指すには 続きー2 | トップ | 塾の経営はまずは申告ソフトから »
最新の画像もっと見る