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桐蔭高校を目指すには 続きー2

2013年05月08日 | 受験関連
 実は桐蔭を目指す生徒さんは、内申が良い人が多いです。
オール5というのは当たり前。先生からの評価もよく大変バランス感覚が
すぐれています。ところが桐蔭を目指す生徒さんは記憶力が良い分
あまり徹底的にこれでもかという奥深い勉強はしていません。

学校の定期テストはかるく勉強しているだけで90点代後半をとれるという
自信ががあるのですね。満点近い点をとっているからといって
本当に深い理解をしているわけではありません。

定期テストレベルの問題はちゃんと出来ますが、まだ入試問題の奥の深い問題は
未経験なので、実力テストをすると、ところどころそういったところで間違います。

その辺りを塾では勉強してもらいます。
基礎が十分足りているので、テキストも応用編の問題がしっかりできるものを
使いますし、良い質問をしてきます。
その質問に答えるのは楽しいことです。

というか基礎で躓いている人には、あまり内容の濃いことを言っても理解出来ませんので、
まずは基礎トレーニングをしっかりしてもらいます。基礎を定着するにはすこしずつ内容の違う問題を
こなしながらパターンに慣れます。そういうトレーニングをしているときにあまりに
細かい説明をするとややこしくなるばかりで、得るものが少ないです。とにかく
一つのパターンを定着するのに時間がかかるので、あまりプラスαの知識は入れ過ぎないほうが
いいです。

一方、桐蔭を目指す生徒さんには、問題の本質を問うような質問を投げかけることもあります。
数学の問題を解くのに、もっといい解き方が有るよ、こんな風に考えてみたら、とか、
英語の文法においても、どのようにしてその単語をつかうことがより自然なのかとか
高校生でも知らないことを質問してくれることもありますね。
これはこれで頼もしいです。そういう質問をする子はかならず伸びるんです。







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