YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

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新しい学習指導要領で 何がかわるの?

2011年01月10日 | 教育雑感
実は平成21年度から移行措置はとられていますので、
学校の先生もプリントで教科書にない単元などは対処していた
とおもいます。

 また、私の塾でも、塾専用テキストも別冊がつき、
 23年度から急に単元が増えて子供たちが困らないように
 新しい単元も勉強してもらっています。
 
 塾では基本的には学校で習うことより進んだことを
 勉強してもらっています。( もちろん、YANO塾では、
 塾に入ったばかりのときは復習が必要な生徒さんには
 前の学年に戻ってもきっちり大切な単元は
 復習してもらいます。)
 
 
さて、23年度からはどうなるのかという話でしたね。

実は現在40才代のお母さん方はもっとも教科書が分厚かった
時代でした。

 私の塾での指導キャリアもかれこれ30年になろうとしています。

 それにしては先生若いですね。とよくいわれます。

 好きなことを仕事にしているからでしょう。

 年齢よりはかなり若く見られます。

 気分はまだ十代です。(笑)

そのころから比べると、現在小学校の教科書の内容は なんと
49%しかないのです。

文科省がゆとり ということをいい始めて実は大きくは2回の教科内容の3割削減
を実施しています。 0.7×0.7=0.49ですから
教科内容は半減したといわれています。

実際現在の小・中学校の教科書を手に取ると、あまりのスカスカ状態であきれるばかりです。

 これを実現させたのが いわゆる教育界の悪者 日本教職員組合です。

 彼らが、「ゆとり教育」とともに「学校5日制」を提起した張本人です。
 
 ゆとりがすべて悪かったとは思いません。 土曜日が休みになったことも
 それはそれでいいでしょう。しかし今の日本の子供たちには元気がなぜか
 感じないし、とても過敏ですし、打たれ弱いです。

少子化になって親が面倒をよく見れるはずなのに、なぜ子供たちは昔の子供のように
元気じゃないのでしょうか。

私が思うに、それはたぶんに大人のほうに責任があるように思えます。

子供は純粋なだけにまるで鏡のように私たちの気分を、表情を心のうちを
映し出します。

           それが子供なのです。

ゆとり教育が失敗したことは誰が見ても明らかです。だからこそ、
ゆとりは 終わったのです。

 私は 子供時分はとにかく基礎学力が大切だと思います。

どんなことでも新しく学ぶことに取り組める 読むこと・書くこと・考えること

この3つが大切です。 これは とりもなおさず 日本語が大切だと

 いうことです。 私たちがどんなに英語を流暢に話しても

ものを考えるのは日本語です。その日本語が不十分であれば、

どんな強化も伸びません。だから、私の塾では小学生にはもっとも
国語に力を入れてもらっています。


これからの子供たちは学習内容が増えてたいへんになってきます。

またまったく勉強に不適応なことも産も増えてくると思います。

できれば、4年生くらいからしっかりした指導者に勉強のただしい
やり方を指導されれば、こどもたちはのびていくと思います。

この学習指導要領がかわるこの時期に学習の仕方を
見直させることをご提案します。






  
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