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高校英語を飛躍的に伸ばす方法 Vol.1

2017年03月12日 | 英語教育

私立・公立高校の高校受験も終わり

受験生の皆さんは

ホッとされているでしょう。

合格をもらったら、

新しい教科書や制服を用意したり、

高校への準備で

忙しい日々が続きます。

 

 

高校での学習の好スタートを切るために

中学までの勉強スタイルから

高校生としての新しい学習方法に

切り替えることをお薦めします。

  

中学まで英語が得意だった人は

いままでの成功体験があるので、

どうしても同じパターンで

学習すれば、実力がついてくるものと

思い込んでいますが、

それでは失敗します。

 

では、どうすればいいのでしょうか。

 

高校英語を伸ばすには

おおきな5つの分野を

段階的に伸ばす必要があります。

 

5つの分野とは

1.単語力・熟語・慣用表現力

2.文法力

3.構文力

4.作文力

5.長文読解力

 

 

まず、ボキャブラリーです。

つまり 1.単語力・熟語・慣用表現力

の知識習得をコツコツ積み上げていく必要が

あります。

これが、実に時間のかかることなのです。

しかし、毎日毎日コツコツ積み上げるしか

ありません。

  

高校生になったら、

単語を覚える際に、

派生語を一緒に覚えたり、

動詞だったら、他動詞と自動詞を

判別して記憶したり、

名詞であれば、

可算名詞(数えられる名詞)か

不可算名詞(数えられない名詞)の

どちらであるかということも

知った上で記憶すると

英作や文法問題で

間違いが少なくなります。

 

 

単語力を増やすには

語源で単語を分析することを

お薦めします。

 

医療に関する文章を読んだ時に

「移植」という単語が出てくるとします。

「移植」は "transplant" です。

この単語を覚えるためにまずアクセントが

前につくのか、後ろにつくのか調べます。

英和辞書を開いてみると、

後ろにアクセントがついています。

この単語は名詞も動詞も同じ綴りですね。

動詞であれば、自動詞・他動詞の違いも

きちんと理解します。

 

実はこのtrans - plant という単語は

語源的には2つの単語からできていることが

わかります。

trans は 移る という意味で

plant は 植える(植物) という意味です。

みなさんは、すでにこの単語を中学の間に

ならっています。

transは理科で習う トランス(変圧器)ですし、

プラント もプランターで知っています。

 

一見難しそうな単語も

こういう語源的な知識も活用して

覚えることで、劇的に単語力が増える

ベースをつくってくれます。

 

私が高校生に英語を教えるときには

単語の語源的説明をよくしています。

生徒の皆さんも、語源の説明を

興味深く聞いてくれます。

 

YANO塾では

単語テストは、ほぼ毎回の授業で

しています。

 

答え合わせは塾長の私の仕事なので、

必ず生徒さんの単語のアクセントや

発音を耳で聞きながら、

チェックしています。

 

実は、アメリカ人とビジネスで

多くやりとりしたことがあるのですが、

やはり、大切なことは

正しいアクセントで発音することです。

ゆっくりでも正しい発音をして

喋ればとても意思疎通が

うまくいきます。

 

笑い話なのですが、ワシントンDCは

Washington D.C. と書くのですが、

発音するときはむしろ 「上杉謙信」と

発音したほうがよく通じるといいます。

 

Washington D.C. の音の流れを

「上杉謙信」の音の流れとして

とらえることが大切なのです。

 

英語を学習する当面の目標は

大学受験英語の習得ですが、

最終的な目標は

コミュニケーション・ツールとしての

英語力習得です。

 

いかにスムーズに相手と

意思疎通が出来るかが

大切なのです。

 

そういうことを踏まえて

しっかりと高校英語を

習得していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

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