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子供を鬱や精神疾患やニートにしちゃいけません-1

2013年06月18日 | 教育雑感
いわゆる1980年からバブル崩壊の90年までは日本社会は共通の価値観をもっていました。
成功に対する、これは一種幻想かもしれませんが、楽観的価値観です。実際、給料も3年単位くらいで
増えていました。外から(これは外資という意味で)の圧力が少なく日本の中でのんびりとしていても
それなりの生活が保証されていました。物を作れば売れる、一定以上のサービスであれば
評価されるという時代でした。
しかし、今はどうでしょう。まず最近良く聞く、ニート、引きこもり、鬱、ブラック企業など
今から30年前には全くなかった用語がマスコミなどでもよく取り上げられます。
そのような現象がうずを巻きながら弱いものを引き釣りこんでいくのがまさに現代社会です。
ブラック企業の論理で言えば、人間の差し替えはいくらでもきく、いやなら辞めてくれ。
というゴリ押しがあたりまえ。人間を人間と考えていません。人材? コンクリでできた人型くらいにしか
思っていません。

このような哲学ですから、リストラを実行するとなったら、対象者を
リストラ部屋に追いやって、ストレスを掛けて自分からやめるように
しむけていく、これらはソニーやパナ、キャノン、昔のセガなどもやっているとかやっていないとか、
外資などはもっとひどく、セキュリティカードを取り上げて、クビ宣告の当日から会社に入れず、私物も
持ち出せない。とか・・・。


また現在の自民党も 正社員と派遣の中間層の身分を作ろうとしています。これが法的に通れば、
会社は嫌な社員はいつでも首!、派遣村直行組を作ろうとしています。

今の公教育はぬるま湯です。子供たちに現実を教えません。また教師も実社会を知らない。
教師たちは純粋すぎる?そうとも言えますが、
教育者といえども、人の子です。最近のモンスターチルドレン、モンスターペアレントに精神的にも
追い詰められ、うつ症状発症寸前の先生たちも多いと聞きます。

日本はどうしてこのようになってしまったのでしょうか。大切な子供たちをこのような
過剰なストレスに対してどう守っていくか、大人も真剣に考えなくてはいけません。
しばらくは、この問題についてこれから考えていきたいと思います。




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