YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

塾のお問い合せは→ 452-5555(ヨイコニオール5)まで
★Pc版にすると読みやすくなります↓最下部にボタン

塾生が広大 情報科学部に合格しました!

2019年02月12日 | 大学受験

国立大学の二次試験は今月25日ですが、


先日お話をしていたAO受験をしていたB君が


早々と合格の報告をしてくれました。


YANO塾の広大の合格は現在のところ、


100%合格を誇ります。


大学にとってAO入試とは、

ある意味の青田買いの制度ですが、

受験生にとっても、メリットがあります。

それは自分の個性を大学の教授陣に

アピールできるところです。

 

塾生のB君の話を聞くと、

中学生の頃は数学が大好きで

数学の本を沢山図書館で借りて

一人でコツコツ未知の数学の

世界を楽しんでいた勉強家でした。

でも、英語はまったく興味なく、

成績も向陽中では下の方だったそうです。

 

ところが、私の塾に来てから

正しい英語の勉強法に従って

勉強するにつけて、

徐々に英語に興味が湧いてきて

英語の勉強が楽しくなったようです。

高2くらいになると、

すべての教科が難しくなりますが、

得意の数学より英語のほうが

いつも偏差値が上になるという

ふしぎな?傾向が出てきたのです。

 

本来英語の勉強というのは、

実は中学生のレベルにおいては

基礎練習が多くて

繰り返しばかりで

嫌になる人が多いです。

 

水泳などの競技と同じく、

泳ぎ方を理解しても、

スピードを持って泳ぐには

毎日コツコツ長い距離を

泳がなくてはなりません。

心肺系も鍛え、筋肉も鍛え、

泳ぎにあった体を作っていかなければ

速く泳げるようにはなりません。

 

実は英語も同じで、

英語を上達するには

基礎訓練は絶対に欠かせません。

例えば、短いセンテンスを

100文〜300文くらいは

体に染み込むほどに

丸暗記してしまう。

中学校の英語の教科書の全文を

記憶して体に染み込ませる。

こういった地道なトレーニングが

英語の筋肉づくりに欠かせないのです。

 

例えば、

「今日は天気もいいので、

私とピクニックに行くなんてどうですか」

という日本語を見て、瞬時に

” As it is fine today,

how about going on a picnic with me?"

この程度の中学英語が

すぐ出てくるのは当たり前に

できなくてはなりません。

 

そういった練習を中学生の頃は

ひたすらコツコツと続けていくことで、

英語の筋肉ができてきます。

 

もちろん私達日本人にとって

英語の成り立ちを理解するために、

文法的知識も欠かせません。

スポーツでも

こういった科目の修得においても

 理論と実践が大切なのです。

 

高校英語になると、

上記の英文のような

やさしい英文は言えて当たり前、

さらに構文的にも長い文が

たくさん出てきますので、

高校英語を甘く見ていると、

なかなか英語の学習が定着しません。

中学英語と違って、

高校英語の学習法は理論と実践の量を

圧倒的に増やすことが大切です。

 

単語一つとっても、

例えば、「修理する」という意味の

repair と fix の違いを

しっかりと認識した上で

習得していくことが

英語の学習においては

大切なことです。

 

英語を学習する上で、西欧人の

思考回路を知ることもできます。

日本語と比較して、英語は

まったく文法構造が違います。

英語を学習していく上で

もっとも大切なこと、

それは英語と日本語との

言語構造の違いを

しっかりと意識して勉強することです。

 

その違いをしっかり理解し始めると、

長い長文を読んでも、

そのまま英語で理解できるようになります。

英語はそのレベルに達すると、

英語を単に暗記科目というものでなく、

自分の能力を引き上げてくれる

ツールとしての英語力が

身についてきます。

 

こうなれば、しめたもので、

英語を深く勉強していけば行くほど

英語の非常に厳格で、

論理的な言語感を

習得できます。

 

高校生にとって、英語を習得する過程は、

西欧人の思考回路や論理性を理解できる

貴重な体験になります。

 

そして、そこまでのレベルに達すれば、

大学に行っても、英語の論文を

書いたり読んだりが実に楽にでき、

それが将来の仕事に結びつきます。

 

英語をそういう観点から教えられる教師は

学校においても学習塾においても

意外と少なく、英語を徹底的に

学習した人のみが教えられる境地です。

 

私はそのようにB君に英語を指導して、

B君は英語の勉強に目覚め、

今回のセンター試験の英語も

9割超えを果たしました。そして、

将来は海外に行ってAIを研究したいと

夢を抱くようになりました。

 

その夢はこの広大合格によって

現実になろうとしています。

B君が合格した広大の情報科学部の学科は

今年はじめてできたもので、

AIの研究者やAIのプログラマーを育ててるのが

第一の目的で作られたそうです。

この学科の学生は海外の大学に留学でき、

ドイツの大学で英語で授業をするAI専門の学部に

1年間の留学できるプログラムがあり、

本学の単位も同時に取れるようになっています。

夢は広がりますね。

 

このように本当に正しい勉強をすれば、

その努力はかならず報われます。

ぜひ正しい学習方法を身につけ、

皆さんの未来を切り開いてください。

 

 

この記事についてブログを書く
« 向陽中 合格しました!! 2... | トップ | 国語音読教室の体験会 »
最新の画像もっと見る