YANO塾の塾長がお送りする教育関連ブログ

塾のお問い合せは→ 452-5555(ヨイコニオール5)まで
★Pc版にすると読みやすくなります↓最下部にボタン

向陽中 合格しました!! 2/2 その1

2019年02月02日 | 中高一貫校対策

今日は中高一貫校の

発表でしたね。

4年生の1,2月頃から

YANO塾で学習を始めた

2名の女子生徒が

まる2年の指導で

合格の栄冠をつかみました。

合格おめでとう!

 

ふたりともほぼ同時期に学習を始め、

学習のスタート時には、

ゆっくり、じっくり進めました。

学習ペースはどちらかというと

遅いくらいでした。

宿題の量もほんとうに少なめでした。

 

しかし、5年生からの伸びが一気に上がり、

5年生が終わることろには、

小学校のカリキュラムは完全に終了し、

それからはハイレベルテキストに取り組み、

6年生でさらに磨きがかかりました。

 

いわゆる算数の難問でも、

最初できなくてもへこたれず、

解法の糸口が見つからなくても、

30分でも、1時間でも

問題が解けるまで

考え抜く集中力がついてきました。

 

 

もちろん、本当にわからないときは

すべてを丁寧に教えます。

ただ多くの場合、

教えるときはヒントだけにして、

自分の力を引き出すような

指導をしています。

 

実は、その教え方の匙加減で

考え抜く力がつくかどうか

決まってくるのです。

 

 今年の向陽中の問題も、

適性Ⅱは一番、二番がなかなか

手ごわかったようです。

合格した彼女たちに聞くと

これも解いてしまっていたようです。

 

向陽中を合格した

二人の生徒の共通点は、

大変国語の読解力が

高いということです。

 

ふたりとも読書体験は豊富にあり、

さらに、YANO塾の読書タイムで語彙力や

深い知識をつけていきました。

それも2年間みっちりつけるのですから、

その量たるや相当なものです。

 

YANO塾では1年に3回

半時間ほどの保護者とお子さんを入れた

面談をします。その面談で、

お母さんから読書タイムを

すごく楽しみにしてるんですよ。

ということを何度も言われました。

 

知的な子供ほど、読書タイムを

楽しみにしているようです。

そしてますます語彙が増えて、

言葉の刺激によって

発想力が豊かになるのです。

そして、言葉の世界が

どんどん広がっていきます。

 

これを読まれている保護者の方で、

子供を3年または4年から

塾に行かせたのに、

今年の入試の結果が

残念な結果という方も

いらっしゃるかもしれません。

 

実は子供を塾に長く通わせたからといって

中高一貫校に受かるわけではありません。

受験の合否は塾通いの長さより、

勉強の質のほうがむしろ大切なのです。

 

大量に勉強して

大量に過去問を解いても

あるいは、大量に作文を書いても

合格できるわけではありません。

 

それは何故でしょうか。

確実に言えることがひとつあります。

それは、国語力のない人に

中高一貫校の受験は

難しいという事実です。

 

厳しいことを言いますが、

どんなにたくさん過去問を解いても、

正解にいたるレベルまで達していない文を

大量に吐き出すばかりでは、

合格には一向に

近づかないということなのです。

 

貧弱な語彙力しか

持ち合わせていない人が

何枚作文を書いても

合格ラインを超える

作文は書けないのです。

 

私の塾では過去問は

受験1ヶ月前からしかしませんし、

大量に過去問を解くことはしません。

 

難問を解きすぎることで、

脳が疲れ切ってしまうと

本当に頭が働かなくなるからです。

 

私の塾では多くの塾がやっているのとは

まったく逆のことを

しているように思われるでしょう。

 

それはなぜかというと、

私が大切にしているのは、

授業のための授業ではなく、

子供がいきいきと問題に取り組める

しっかりと考える力を育てる授業です。

 

そして、私の指導に素直に

ついてこれる子供のほとんどは

中高一貫校に合格しています。

 

正しい勉強法で勉強すれば、

かならず子供は伸びてくるのです。

そして、ある一定のレベルまで

達することができれば、

合格という栄冠を

手にすることができるのです。

 

さて、その2では、中高一貫校に

合格できなかった人にたいしての

アドバイスをさせていただきます。

 

 

この記事についてブログを書く
« 教育改革待ったなし 何が大... | トップ | 塾生が広大 情報科学部に合... »
最新の画像もっと見る