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近附中の教え方とそのスピード

2022年11月07日 | 中学生の学習ヒント

この春から近附中に合格し、進学した生徒を教えています。

近附中のテストそのものはそれほど難しくありません。

進度も最初は緩やかですし、問題のレベルもそれほど

難しくはありません。

 

夏を過ぎてくらいから、スピードが加速してきます。

学期ごとの総合成績表を見せてもらうと

200名ほどの一学年の生徒の上位の生徒と下位の生徒の

成績の差が恐ろしく開いています。

上位50位くらいまでに入っていれば

そう心配することはないでしょう。

 

毎回の成績が出るので、自分がどの位置にいるかは

一目瞭然です。

 

公立中学の進度と比べても

意味はないかもしれませんが、

近附は公立中学の倍のスピードで

進んでいきます。

 

理由は簡単です。中学2年間で

中3までの内容を終わらせたいからです。

 

教えるスピードが早ければいいと

いうわけではありませんが、

無駄にゆっくり進んでいても

数学を学んでいく醍醐味は味わえません。

 

大概の私学では、

数学を図形分野である 幾何 と

式の展開などをあやつる 代数 に分けて

指導するので、効率的に指導できるという

メリットがあるのだと思います。

 

数学は中学までの内容なら頑張れば

必ず理解できるようになるし、

ちゃんと身につきます。

 

それはなぜかというと、中学の内容というのは

数学の土台で大切なものといったら

①関数系の問題(比例・反比例、関数)

②方程式・不等式・連立方程式

・二次方程式などの文章題の応用

③面積・体積の求積・図形の相似

・合同の証明

くらいしかありません。

 

最近は統計・確率も入ってきますが、

中学の間は、まだそれほど

難しくありません。与えられて課題を

確実にこなしていけば、

中学数学は克服できます。

 

ただ問題があるとすれば、

きっちりとした計算力が身についていない、

あるいは、緻密に問題文を読んで

理解することを小学校の間に

身につけていなかったら、数学は悲惨です。

 

それでも中学校の間であれば

取り戻しは可能です。ただそのまま行ってしまうと

高校になると残念ながら取り返しがつきません。

 

そのあたりがご心配であれば

ぜひご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 


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