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智辮の説明会行ってきました

2009年09月16日 | 受験関連
 毎年楽しみにしていた理事長が今回は体調が悪いということで出席されていませんでした。(ほんとうに残念です。楽しみにしていたのですが・・・)
 3月ごろ肺炎になられて療養されているそうです。息子さんが学校長として、理事長のいない分がんばって力をこめて智辮の良いところを力説されていました。
 理事長の話の良いところは、あまり学校の宣伝をせず、自分の体験された面白い話をしながら、世の中をスパッと分析したり、今後の展望や心の持ち方などを、アドリブで話されていました。それがとても魅力的だったのです。
 智辮小に希望される親御さんもたいていは理事長さんの話を聞かれてぞっこん参ってしまうのです。(ただ、あとで、理事長さんにだまされたかなという人もいますが・・)
 理事長のカリスマ性がなせる業ですが、これは他人には真似できないわけで、それは息子さんでも無理ですね。
 あらゆる同族企業の創業者は一種のカリスマ性を持っているわけですが、二代目は何もかも苦労せずにその地位を手に入れるのでやはり人間力は劣ります。
 そういうところから、同じ話をしても、伝わってくるものが違います。
 智辮の進学率は受験に特化しているので、ブレがありません。大学進学を考えた場合、いきたいところにいけなきゃ話にならんわけですが、勉強しか知らんというのもどうかと思います。
 ロボット教室には、智辮中の生徒が参加していますが、将来はロボットクリエータになりたいとこないだの授業で言っていました。
 勉強だけでなくいろんなことを体験して、自分の未来を形作ってほしいと願っています。
 理事長もよく言っていましたが、私学と塾は一心同体。親御さんの子供に対するもっとも良い教育をという願いを託されて、一人の人間を育成していくわけです。その夢を現実のものにしていくということでは私学も塾も公教育も変わりませんが、費用を直接いただいて、子供たちの目標を達成させるという意味では、たしかに公教育とは一線を画していると思います。
 その点では公教育は甘えがありますね。公教育の現状についてはまた別の機会にお話しようと思います。
 2年後には編入の定員を80名から45名に減らすそうです。
 編入の入学試験合格者の最高点と最低点があまりに違いすぎるのを見てもむべなるかな思います。平成21年の合格最高点が440点、最低点が263点。
 ちょっと差がありすぎです。
 これではやはり下位の人が授業についていくのはかなり厳しいでしょう。
 智辮の人気は進学そのものですから、その地位は磐石でしょう。
 ただ、智辮のやり方に合わない人も多くいることは事実です。
 智辮で伸びないまま終わる人、やめる人はいます。
 進学率だけに目を奪われて、自分の子供のことを深く知らないで
 進学させてしまうと悲劇に終わりますので、慎重に学校選びをしたいですね。

 
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