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冬の講習で何をするか

2013年11月30日 | 受験関連

まだ入試直前ではない学年のみなさんはゆっくりとこの冬は過ごそうかと

思っていることでしょう。あのゲームやマンガを買って楽しく遊ぶぞと思っている

かもしれません。

でも1年くらいはあっという間なんですね。

受験まで1年以上有るのだったら、まずは読解力をじっくり養いたいですね。

読解力といっても、これは国語だけの話ではないのです。算数でも理科でも

社会でもあらゆる教科は日本語を使いますので、しっかりとした読解力を養う

必要があります。皆さんの多くは塾に通っていると思いますが、1年以上

塾に通っているのに成績が伸び悩んでいる場合は、読解力がついていない場合が

多いですね。学年が後半になれば、習っている単元も多くなり問題も難しくなりますが、

さらに応用問題の文章題も長くなってきます。

点数を取れていない人はそれに十分対応できていないのです。

記憶が十分出来ていないというのもありますが、

読解力が十分伸びていないと、成績は伸びません。

問題集をかなりやっているのに、成績が伸び悩んでいるのなら

一度それを疑ってみてください。

 

読解力といってもどうやって測ればいいのでしょう?

確かに一般のテストを受けてみて、読解力の分野の配点に占める得点率が低ければ

うちの子は読解力がないのだということがわかります。

でもそれはあくまでもその問題文の中での読解力です。

たまたま選択問題の記号があたることもあり、それでは読解力を

正しく判断することはできません。

生徒さんでよくこの漢字は習っていない、だから読めない書けないということが

ありますが、それは本来おかしいです。確かに文科省は小学校で習う漢字は

学年別で分けていて、いわゆる配当漢字というものがあります。

これもおかしな話です。その学年でしか習わない漢字を律儀に守っていたら

ろくに読書もできないわけで、新聞なども本来熟語をひらがな混じりで書いたり、

理科の教科書なんかでも「屈折」を「くっ折」と書いたり

わけのわからないことをしています。

ひらがなで書いてしまうと、熟語の持っている

意味が理解できないし、印象にも残りません。

学年が上がれば上がるほど日本語の文章が抽象的になってきます。

抽象的な漢字がどんどん増えてきます。

その抽象語をどれくらい知っているかが大切なのです。

それもその学年の配当漢字の中ではなく

その学年以上の漢字で出来た熟語をどれだけ知っているかが鍵なのです。

YANO塾ではその力を増やすしかけを授業の中に取り入れています。

その積み重ねが読解力を作り上げていきます。

 

YANO塾の冬の講習では、お子様が十分ではないところをピンポイント的に取り組んでいきます。

結局日頃どれだけ生徒さんの学習の弱点を見てくれている先生がいるかどうかで

伸びが違うのです。

 

 

 

 

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