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大阪体育大学浪商高校の説明会に行ってきました

2013年10月11日 | 受験関連

まず中学校のことを書きますと、中学校は私学の中では珍しい中学3年で一度卒業する、

つまり六年一貫校ではないということです。3年間本来は公立であれば無料である

授業料を負担する親からすれば3年間どのように教育してもらえるかという

興味があると思います。授業料の話はしていませんでしたが、入学費用が22万円

授業料は1年間で71万円、ほぼ100万円かかります。

公立中学+塾 ではどれくらいかかるかは、塾にもよるとおもいます。

上記の金額まではかかりませんが、その費用対効果があるかどうかを

しっかりと見極めることが大切です。中学卒業後の進路ですが、

6割が内部進学だそうです。

公立中学の現状はお寒い限りですが、小学校での様子が決め手だと思います。

小学校の周りの生徒に馴染めない場合はリセットするという目的で

私学もありえるでしょう。要はお子様次第です。金額云々の問題ではない

という状況であれば、一考の余地ありです。

シンシンドウの模試で56を超えれば全額免除、また

53で半額免除の奨学金制度があるそうです、該当する人は

チャレンジするといいですね。

さて、次は高校です。

大阪に済む生徒であれば、大阪府のはからいで、私学補助を受けれるが、

和歌山市から通う生徒さんにはその補助がないので、学校側としても

その補助に変わるものを設定して和歌山からの生徒を増やしたいということで、

新たに和歌山から通う生徒さんには特待制度などのはからいをしますということでした。

実質的な定員を満たしていない、募集定員の半数ほどしか生徒さんが集まっていないので、

あるいみきめ細かく指導をしているのでお得ですと強調されていました。

放課後の自習や、能力別のクラス編成で少人数で指導していることが功を奏して

成績が上昇してるという資料をプレゼンされていました。

できれば、全国共通のベネッセの模試の資料などあればよかったですが・・・

体育大学の付属高校という位置づけから浪商高校というブランドを何とか

高めたいという意思が感じられました。

しかし、和歌山の私学は、信愛、開智、近附、智辯の進学率とはおよそ

戦えない現実、よほどの成果を挙げないと和歌山から引っ張ってくるというのは

難しいと思います。

むしろ、私は体育大学の附属の強みを活かして、知的な体育大学附属中学、高校を

目指したほうがいいのではないか。とおもいます。

以前も取り上げたブラック企業に打ち勝てるタフネスを備えた生徒を育てるのは

スポーツが一番です。その証拠に大企業では、単に偏差値がいいだけの学生よりも

スポーツで成果を出した学生を採用する傾向は変わらず根強いです。

この時代、精神的タフネスが今後大切です。

体育大学に進む人たちの中で将来の進路ですが、一般企業か体育や養護、小学校、中学校などの

教職が多いそうです。ただ、教職につくには採用試験の際、国立大学出身の偏差値が高い学生と

同じ土俵で戦うので、やはり学力は必要であることは言うまでもないことです。

スポーツが得意、もしくはスポーツで行きたいと考えている人たちには良い学校だと思います。

 

 

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