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塾生のセンター試験対策

2019年01月12日 | 大学受験

高1から入塾したB君も、

塾に来てはや3年。


現在塾では19日、20日の

センター試験に向けて頑張っています。


向陽中で6年一貫教育の中で、

普通の高校では体験できないような

経験をしてきたので、

その経験が功を奏したのでしょうか、

昨年の12月にある国立

大学のAO試験を受験して、

AO試験は合格してきました!!

ただ、センター試験の得点で

最終合格が決まります。

いま必死にセンター試験対策に

取り組んでいるところです。


AO試験の内容は、

自己推薦書と調査書の内容。

受験学科は工学部なので、

数学・化学・物理の筆記試験と

その問題についてのプレゼンテーションや

口頭試問があります。

塾では自己推薦書の書き直しを

お手伝いしました。

 

受験した塾生に聞くと、

質問された教授の先生方は

とてもフレンドリーだったそうです。

ただし、最終合格はあくまで

センター試験の得点の結果で決まります。

 

B君は、私の塾に来るまでは

英語が苦手だったのですが、

私の塾に来て1年が過ぎて、

高2から英語の成績が

本人がびっくりするほど

劇的に上昇しました。

ベネッセの模試の英語が

70を超えた頃から、

英語が楽しくなってきたようです。

 

今では、センター試験のレベルの問題の得点が

8割から9割ほど取れるようになったので、

英語が最も安定した

得意科目になっています。

 

実は、英語・数学・国語の

いすれかの科目が9割近くとれるようになると、

いわゆる鉄板の得意科目になります。

理系の高校生で英語ができないと、

結構辛いものがあります。

 

本来、理系の人というのは数学、理科の科目が

得意なので、数学、理科の科目ではなかなか

差がつきません。

理系の人の合否の分かれ目は英語と国語です。

特に広大、九大、阪大、京大、名古屋大などの

国立大学は、科目でいうと英語、国語で

差が付きますので、その2科目のいずれかで

高得点を取れると大変戦いが楽になるのです。

国語というのは、出題される問題文によって

大きく点数がブレることがあります。

出題傾向によりますが、

平均点が大きく下がることも

かつてはありました。

 

その点、英語というのは、まず大きく傾向が

かわることがないので、英語で高得点が

取れるというのは、理系の人にとっては

鬼に金棒といってもいいでしょう。

 

センター対策をしている塾生からは

数学や化学や物理についての質問を

受けることがありますが、

文系の科目の質問を受けることもあります。

 

先日も、漢文の質問がありました。

センター試験の問題は5択問題が多いです。

私はその選択肢をつぶさに見て、

問題文を読まずして、

正解を当てたのです。

B君は唖然としていました。

 

 もちろん、その種明かしを

しました。問題文を読まずに

どうやって正解するか?

 

実は、センター試験というのは

選択肢だけを読むだけで、

正解ができる問題があるのです。

そんなこと、無理でしょう?

当てずっぽうでやっても5択なので、

確率から考えても、2割しか正解できませんよ。

とおっしゃる方が多いと思いますが、

豈図らんや、そんなことはありません。

 

私は、以前からセンター試験の

分析をよくしていました。

ある年度の国語の現代文の過去問を解くときに、

面白いことを考えました。

 

本文の問題は読まないで、

選択肢だけを読んで、答えを出したら、

どれくらい正解できるか

試してみようと思ったのです。

なんと、6割の正解を叩き出したのです。

嘘でしょう?と思われるかもしれませんね。

本当の話ですよ。

 

現代文の小説や論説文は

難渋、難解な問題文が

使われることが多いです。

 

多くの受験生は、

その文章に翻弄されて

選択肢を読み違いすることが

往々にしてあるのです。

 

問題文をいかに冷徹に読めるか、

それを一定の法則まで落とし込めたら、

センターの試験ほどやりやすい試験は

ありません。

 

種明かしをしましょう。

選択肢は5個あります。

正解は一つです。

確率的には5分の1です。

選択肢をつぶさに見ると、

よく似た選択肢があります。

 

大抵は2つか3つのグループ化ができます。

グループ化の次は

その文のもっている妥当性を判断します。

それによって、

不正解のグループをオミットします。

さらに正解に最も近いダミーの選択肢を

見抜きます。

すると最後に正解の選択肢が残ります。

 

この方法論を身につければ、

かなりの精度で正解を導き出せます。

それが国語の得点を高める最も確実な

方法です。

 

具体的な例はおいおいまた紹介していきます。

センター試験も来年で最後ですから、

次の試験までには役に立つお話もできると思います。

 

さて、1月に入ってから、インフルエンザが

急に流行りだしました。

インフルエンザには紅茶が効くそうです。

紅茶で喉を潤しながら、

最後の最後まで頑張り抜いてください。

健闘を祈ります。

 

 

 

 

 

 

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