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向陽中、桐蔭中の面接対策をどうするか その2

2019年01月20日 | 中高一貫校対策

面接で質問されることは、


1.志望動機
2.自分の学校について
3.小学校時代の体験 


がベスト3でしょうか。

それ以外にどんなことを質問されるでしょうか。


今日はそのことについてお話します。
 

YANO塾は日曜日に

朝晩2回授業があります。

昨日、信愛の医進を

受験してきた塾生の

授業があったので、

昨日の面接のひと通りを聞きました。

 

信愛の先生は面接の際には

ペーパーテストの結果を出していて、

それを手がかりにして面談をしています。

ペーパーテストのあとの

面接までの短い時間の間に

大急ぎで採点を済ませて、

受験生の面接に挑むのだと思います。

  

実は、このペーパーテストを

先に済ませて

面接を迎えるというのは、

私学ばかりではありません。

向陽や桐蔭の中高一貫の入試においても、

2日目の面接までに

一日目の答案の採点は

済ませているものと思われます。

 

向陽や桐蔭の合格者の話を聞くと、

やはり質問の数も多く、

時間も明らかに長いのです。

 

面接において、最初にリストアップした

3つの質問以外にも、面接官から

1日目の適性の問題についての

感想を聞かれることもあります。

 

またどんな問題が出来なかったか

聞かれることもあります。

これは、問題に対して、

受験生がどれくらい記憶しているか、

もしくは内容的に把握しているか、

確認しているのです。

 

また、突然脈略もなく 

『「科学」とは

あなたにとって何ですか。』

そんな質問が

飛んでくることもあります。

 

いわゆる抽象的内容を

いかに具体的に説明できるかという

知的で高度な質問です。

このような質問には

無数の正解があります。

 予想外の質問に対して、

受験生がどう反応するか

面接官は見ています。

 

そこに言語的センスと

説明力が要ります。

自分の持っている知識を

どのように言葉で表現できるかです。

 

答えている時の表情も大切です。

にこやかに楽しそうに答えられるか。

たとえ緊張していても、

自分の考えを相手に伝えられるか

面接官は見ています。

 

結局、面接とは、付け焼刃的に

対応できるものではないのです。

生徒一人ひとりがもっている

人間力が問われます。

 

要は日頃から、大人と接する時

きちんとした言葉づかいで

ちゃんと相手の目を見て

話ができているか。

 

そういう日々の心がけ

によって身についたものが

ここぞというときに

発揮できるのです。

 

私の塾では、入塾したら、いの一番に

「言葉づかいを丁寧に使いましょう」と、

アドバイスします。

 

新しく塾に入った生徒に

特に注意しなくても、

まわりの生徒が丁寧な言葉づかいを

しているのを見て、

自然に言葉遣いが

丁寧になっていきます。

 

不思議なもので、

言葉づかいが丁寧に出来る生徒は

何事においても

かしこく、

成績もすこぶる

良くなってきます。

 

子供自らが、

周りの良い影響を受けて

みずから新しいことを学びとっていく。

そういう力を持った子供こそ

世の中の制度がどう変化しても

新しい時代の荒波を

乗り越えていくと

信じています。

 

将来、中高一貫校を受験するなら、

集中力を持って学習に取り組み、

いつも笑顔で、自分の言葉で

発言でき、面接官を感動させるくらいの

素敵な人になることを目指してください。

 

 

 

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