今年度の日本経営品質賞に岩手県の滝沢村役場が初めて地方自治体部門で受賞しましたね。
10日のフジサンケイビジネスアイの特集記事には
94年に就任した柳村純一村長が「「村長は社長、職員は社員、住民は顧客」を理念に掲げ「民間運営感覚を取り入れた役場運営に乗り出した」」ところから改革はスタートしました。
「スピードアップ、権限を現場に」というスローガンの下、年功序列制度の廃止・助役を含む中間管理職の全廃・管理職投票制度の導入など数々の改革案により顧客(住民)起点で考える体質改善を手がけました。
また「組織のフラット化は心のフラット化」という考え方からコミュニケーション作りにも着手、村長からベテラン、若手の社員までが一緒に酒を酌み交わし議論する風土が出来上がったそうです。
職員300名ほどのいわば中小企業に該当する村ですが、ここまで12年間かけての改革は並大抵のことではなかったでしょう。
03年に「日本一顧客に近い行政を目指して」というテーマで、柳村村長のお話を聞く機会がありましたが、当時は盛岡市との合併論議が繰り返されていたけれども、人口日本一の村として生き残っていくことを選択したというお話もお聞きしました。
今月退任する予定の柳村村長にとって、この日本経営品質賞受賞は後任に託しても改革を継続できる自治体体質が出来上がったことの証明となるものでしょう。
柳村さんに今後、滝沢村のノウハウを是非全国に広めていただきたいと思うのは私だけではないでしょう。
滝沢村HP
日本経営品質賞
10日のフジサンケイビジネスアイの特集記事には
94年に就任した柳村純一村長が「「村長は社長、職員は社員、住民は顧客」を理念に掲げ「民間運営感覚を取り入れた役場運営に乗り出した」」ところから改革はスタートしました。
「スピードアップ、権限を現場に」というスローガンの下、年功序列制度の廃止・助役を含む中間管理職の全廃・管理職投票制度の導入など数々の改革案により顧客(住民)起点で考える体質改善を手がけました。
また「組織のフラット化は心のフラット化」という考え方からコミュニケーション作りにも着手、村長からベテラン、若手の社員までが一緒に酒を酌み交わし議論する風土が出来上がったそうです。
職員300名ほどのいわば中小企業に該当する村ですが、ここまで12年間かけての改革は並大抵のことではなかったでしょう。
03年に「日本一顧客に近い行政を目指して」というテーマで、柳村村長のお話を聞く機会がありましたが、当時は盛岡市との合併論議が繰り返されていたけれども、人口日本一の村として生き残っていくことを選択したというお話もお聞きしました。
今月退任する予定の柳村村長にとって、この日本経営品質賞受賞は後任に託しても改革を継続できる自治体体質が出来上がったことの証明となるものでしょう。
柳村さんに今後、滝沢村のノウハウを是非全国に広めていただきたいと思うのは私だけではないでしょう。
滝沢村HP
日本経営品質賞