今年7月19日に福島市の「コラッセふくしま」で政府の福島災害現地本部の職員6名と福島県民との対話集会が開かれました。
以下のYoutubeダイジェスト版を見ればわかりますが、福島県民の必死の願いをあいまいな答でお茶を濁していた官僚達は最後には苦し紛れに逃亡してしまいました。
出席した官僚は以下の6名です。
(1)原子力災害現地対策本部 住民支援班 新保真人氏
(2)原子力安全委員会 連絡調整班 生駒豊氏
(3)原子力災害現地対策本部 統括班 原昭吾氏
(4)原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁氏
(5)文科省放射線班 鎌倉幸雄氏
(6)放医研 山田裕司氏
ここで一番不思議なことは、この「対話集会」に政府を代表する閣僚も地元選出の国会議員も誰も出席していなかったことです。
政府を代表し福島県民に責任ある回答を出すべき内閣府や経産省や文科省の大臣も副大臣も政務官も誰も出席していなかったのです。
さらに地元福島県選出の以下の衆議院5名、参議院4名の国会議員が誰も出席していなかったのです。
● 衆議院
福島1区 石原 洋三郎(民主)
福島2区 太田 和美(民主)
福島3区 玄葉 光一郎(民主)
福島4区 渡部 恒三(民主)
福島5区 吉田 泉(民主)
● 参議院
増子 輝彦(民主)
岩城 光英(自民)
金子 恵美(民主)
森 雅子(自民)
▼ 国会議員は永田町に閉じこもり現場は小役人が支配している!
選挙の時には選挙民に笑顔を振りまき出来もしない公約を連発する日本の国会議員候補者は、一旦国会議員に当選すれば
世界一高額な4400万円の報酬と数々の議員特権に目がくらみ民意を政治に反映させる本来の任務を忘れて永田町に入りびたりになります。
彼らにとって切実な現場の問題は関係なくなるのです。
彼らの唯一の関心事は次期の選挙で再選を果たすことであり、現職のうちに税金を使って「選挙運動」を地元で繰り広げるだけです。
唯一の立法機関である国会を構成する国会議員は本来法律を立案する義務を負いますが、日本の国会議員はすべてを官僚に任せてしまうのです。
官僚は自分たちの裁量権を拡大する条文を巧妙に埋め込むみ一つ一つの条文を見ない国会議員をうまく丸め込み成立させるのです。
日本の国会議員は居心地の良い永田町に閉じこもり様々な問題を抱えた現場には足を運ばず、福島県民との「対話集会」のように、
現場の小役人が出席して県民の感情を逆なでしても何の反応も示さないのです。
日本のあらゆる分野で「官僚支配」が許されているのは、官僚の不作為や権力や特権乱用を規制する役割をもつ国会議員が、高額な報酬と
議員特権を享受し一般国民の生活とかけ離れた「特権階層」となってしまっているからです。
「官僚支配」を打破するには、日本の国会議員の報酬を1/3に減額しすべての議員特権をはく奪することから始めなければならないのです。
●【資料】原子力災害現地対策本部室長佐藤暁氏と福島県民とのやり取り(対話集会ビデオ)>
「福島県民にだって無用の被ばくを避ける権利があるでしょ?」の問いに
「権利があるかどうかは分かりません」と答えたのは原子力災害現地対策本部室長
佐藤暁氏である。
以下は佐藤暁氏とのやり取りを書き起こしたものです。
Q1:
福島県民も、他の日本国民と同じく、等しく、無用の被ばくをせずに生活できる権利があるでしょ?
いかがですか?
A原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁:
あの、政府としてですね、その、出来る限り被ばくを少なくしていくという取り組みはしております。
Q1:つまり・・ないということですか?権利はあるでしょ?
A原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁:
権利があるかないかは私には分かりません
えーっ・・・・・
それはおかしいでしょ
見殺しにされるの?
あんた、自分で権利ないと思う?ねぇ、健康に生きる権利はないのか?
福島県民は人権がないんですか?
Q1:
福島県民だけ、公衆衛生上の被ばくで基準が違う可能性があるという意味ですか?
今のお話しだと、そういうことになりますけど
A原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁:
私が申し上げているのは、できるだけ被ばくを少なくする取り組みを行っているということだけです
Q1:福島県民だけが違う基準だっていうことじゃないでしょうか
A原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁:
私がお答えできるのはここまでです
はぁ~?
何故ですかそれは
Q2:
「避難したい人は避難していい」
当り前のことを当たり前に認めて下さい。お願いします。
Q1:
どなたか一言だけでも結構です。ご回答ください。
ーー無言ーー
Q1:
今、答えられる範囲で結構ですから
ご回答ください
A原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁:
避難されるのは自己の判断に基づき、していただいて結構だと思いますが、
国としては、安全な地域については避難を強制することなくとどまっていただくことをで政策としてやっております
えっ??
安全なの?
福島市は安全なの??
緊急時でしょ?いまは。
えーっ、福島市は安全なんですかー?
どこが安全なんですか!
あのね、共産圏のチェルノブイリ。ベラルーシでさえどんどんどんどん避難させたんです
なんで、政治国だ自由職だって言っている日本が出来ないんですか!?
そうだー!
ー拍手ー
旧ソ連でさえやったんですよ
2週間で24万人の子どもの避難させたんだよ!
そうだ!!
4カ月も経って何やってるんですか!? (半年経っても「何やってるんですか?」は変化なし)
政府をここに作れ
恥ずかしくないのか
何のために来てるんですか
Q3:中でも尿の検査については早急に調査をお願いしたいと思います
ーーそそくさと帰る支度ーー
Q3:誰がどのように調査するのかということについてご回答いただきたいと思います
ーー部屋を出ていくーー
署名も持って帰ってよー。
持って行って下さい。
ひどいな・・・
むちゃくちゃよね
ーーカメラ追いかけるーー
いらない?いらないとは、なんだよ。(署名)
検査して下さい(尿)
ね、ね、・・持って行きなよ。
ーー無言でどんどん帰るーー
これ(尿)が証拠なんですよ
ふざけないでくださいよ
にげないでくださいよー
ちゃんと持って行ってくださーい
ーー振り向きもせず階段を駆け降りてくーー
ーー2人捕まえたーー
ちょっと、持って行って下さい。お願いします
持って行こうとしない理由を教えて下さい
ねぇ、尿を持って行って下さい。良いじゃないですか。
A:ちょっと、職性が違うんだよ。
あの、渡していただきたいんですよ
A:いやいや、職性が全然違うんで、われわれ。
職せいがどう違うんですか?
持って行くべきじゃないんですか?
約束を守って持ってきたんだから、
あなた達、前に尿を持ってきたら検査するって言ったでしょ?
違います??
頼みます。
ーーエレベーター前で両手を広げて頼むーー
持って行って下さい。もう、だめ・・
ダメダメ!逃げちゃダメ!
ここで逃げちゃダメですよ
人間として付き合って下さいよ。我々と。
ね、どこを見ているんですか?みなさんは。
ーー一切眼を合わせないーー
霞が関が大事なんですか?
福島の人が大事なんですか?
ね、(まわりこむ)
ほんと、ちょっと、頼みますよ。
A:はぁ~(ため息)ため息ついてエレベーターに乗った
あなた、お子さんにないんですか?
(終わり)
以下のYoutubeダイジェスト版を見ればわかりますが、福島県民の必死の願いをあいまいな答でお茶を濁していた官僚達は最後には苦し紛れに逃亡してしまいました。
出席した官僚は以下の6名です。
(1)原子力災害現地対策本部 住民支援班 新保真人氏
(2)原子力安全委員会 連絡調整班 生駒豊氏
(3)原子力災害現地対策本部 統括班 原昭吾氏
(4)原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁氏
(5)文科省放射線班 鎌倉幸雄氏
(6)放医研 山田裕司氏
ここで一番不思議なことは、この「対話集会」に政府を代表する閣僚も地元選出の国会議員も誰も出席していなかったことです。
政府を代表し福島県民に責任ある回答を出すべき内閣府や経産省や文科省の大臣も副大臣も政務官も誰も出席していなかったのです。
さらに地元福島県選出の以下の衆議院5名、参議院4名の国会議員が誰も出席していなかったのです。
● 衆議院
福島1区 石原 洋三郎(民主)
福島2区 太田 和美(民主)
福島3区 玄葉 光一郎(民主)
福島4区 渡部 恒三(民主)
福島5区 吉田 泉(民主)
● 参議院
増子 輝彦(民主)
岩城 光英(自民)
金子 恵美(民主)
森 雅子(自民)
▼ 国会議員は永田町に閉じこもり現場は小役人が支配している!
選挙の時には選挙民に笑顔を振りまき出来もしない公約を連発する日本の国会議員候補者は、一旦国会議員に当選すれば
世界一高額な4400万円の報酬と数々の議員特権に目がくらみ民意を政治に反映させる本来の任務を忘れて永田町に入りびたりになります。
彼らにとって切実な現場の問題は関係なくなるのです。
彼らの唯一の関心事は次期の選挙で再選を果たすことであり、現職のうちに税金を使って「選挙運動」を地元で繰り広げるだけです。
唯一の立法機関である国会を構成する国会議員は本来法律を立案する義務を負いますが、日本の国会議員はすべてを官僚に任せてしまうのです。
官僚は自分たちの裁量権を拡大する条文を巧妙に埋め込むみ一つ一つの条文を見ない国会議員をうまく丸め込み成立させるのです。
日本の国会議員は居心地の良い永田町に閉じこもり様々な問題を抱えた現場には足を運ばず、福島県民との「対話集会」のように、
現場の小役人が出席して県民の感情を逆なでしても何の反応も示さないのです。
日本のあらゆる分野で「官僚支配」が許されているのは、官僚の不作為や権力や特権乱用を規制する役割をもつ国会議員が、高額な報酬と
議員特権を享受し一般国民の生活とかけ離れた「特権階層」となってしまっているからです。
「官僚支配」を打破するには、日本の国会議員の報酬を1/3に減額しすべての議員特権をはく奪することから始めなければならないのです。
●【資料】原子力災害現地対策本部室長佐藤暁氏と福島県民とのやり取り(対話集会ビデオ)>
「福島県民にだって無用の被ばくを避ける権利があるでしょ?」の問いに
「権利があるかどうかは分かりません」と答えたのは原子力災害現地対策本部室長
佐藤暁氏である。
以下は佐藤暁氏とのやり取りを書き起こしたものです。
Q1:
福島県民も、他の日本国民と同じく、等しく、無用の被ばくをせずに生活できる権利があるでしょ?
いかがですか?
A原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁:
あの、政府としてですね、その、出来る限り被ばくを少なくしていくという取り組みはしております。
Q1:つまり・・ないということですか?権利はあるでしょ?
A原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁:
権利があるかないかは私には分かりません
えーっ・・・・・
それはおかしいでしょ
見殺しにされるの?
あんた、自分で権利ないと思う?ねぇ、健康に生きる権利はないのか?
福島県民は人権がないんですか?
Q1:
福島県民だけ、公衆衛生上の被ばくで基準が違う可能性があるという意味ですか?
今のお話しだと、そういうことになりますけど
A原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁:
私が申し上げているのは、できるだけ被ばくを少なくする取り組みを行っているということだけです
Q1:福島県民だけが違う基準だっていうことじゃないでしょうか
A原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁:
私がお答えできるのはここまでです
はぁ~?
何故ですかそれは
Q2:
「避難したい人は避難していい」
当り前のことを当たり前に認めて下さい。お願いします。
Q1:
どなたか一言だけでも結構です。ご回答ください。
ーー無言ーー
Q1:
今、答えられる範囲で結構ですから
ご回答ください
A原子力災害現地対策本部室長 佐藤暁:
避難されるのは自己の判断に基づき、していただいて結構だと思いますが、
国としては、安全な地域については避難を強制することなくとどまっていただくことをで政策としてやっております
えっ??
安全なの?
福島市は安全なの??
緊急時でしょ?いまは。
えーっ、福島市は安全なんですかー?
どこが安全なんですか!
あのね、共産圏のチェルノブイリ。ベラルーシでさえどんどんどんどん避難させたんです
なんで、政治国だ自由職だって言っている日本が出来ないんですか!?
そうだー!
ー拍手ー
旧ソ連でさえやったんですよ
2週間で24万人の子どもの避難させたんだよ!
そうだ!!
4カ月も経って何やってるんですか!? (半年経っても「何やってるんですか?」は変化なし)
政府をここに作れ
恥ずかしくないのか
何のために来てるんですか
Q3:中でも尿の検査については早急に調査をお願いしたいと思います
ーーそそくさと帰る支度ーー
Q3:誰がどのように調査するのかということについてご回答いただきたいと思います
ーー部屋を出ていくーー
署名も持って帰ってよー。
持って行って下さい。
ひどいな・・・
むちゃくちゃよね
ーーカメラ追いかけるーー
いらない?いらないとは、なんだよ。(署名)
検査して下さい(尿)
ね、ね、・・持って行きなよ。
ーー無言でどんどん帰るーー
これ(尿)が証拠なんですよ
ふざけないでくださいよ
にげないでくださいよー
ちゃんと持って行ってくださーい
ーー振り向きもせず階段を駆け降りてくーー
ーー2人捕まえたーー
ちょっと、持って行って下さい。お願いします
持って行こうとしない理由を教えて下さい
ねぇ、尿を持って行って下さい。良いじゃないですか。
A:ちょっと、職性が違うんだよ。
あの、渡していただきたいんですよ
A:いやいや、職性が全然違うんで、われわれ。
職せいがどう違うんですか?
持って行くべきじゃないんですか?
約束を守って持ってきたんだから、
あなた達、前に尿を持ってきたら検査するって言ったでしょ?
違います??
頼みます。
ーーエレベーター前で両手を広げて頼むーー
持って行って下さい。もう、だめ・・
ダメダメ!逃げちゃダメ!
ここで逃げちゃダメですよ
人間として付き合って下さいよ。我々と。
ね、どこを見ているんですか?みなさんは。
ーー一切眼を合わせないーー
霞が関が大事なんですか?
福島の人が大事なんですか?
ね、(まわりこむ)
ほんと、ちょっと、頼みますよ。
A:はぁ~(ため息)ため息ついてエレベーターに乗った
あなた、お子さんにないんですか?
(終わり)