杉並からの情報発信です

政治、経済、金融、教育、社会問題、国際情勢など、日々変化する様々な問題を取り上げて発信したいと思います。

【YYNewsLive】■(No3)マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドが1774年に策定した『世界革命行動計画』の『行動規範25項目』は今の世界情勢や歴史の本質を理解する鍵となる!

2018年02月20日 23時50分09秒 | 政治・社会
いつもお世話様です。                          

【YYNews】【YYNewsLive】【杉並からの情報発信です】【YYNewsネット世論調査】を主宰する市民革命派ネットジャーナリスト&社会政治運動家の山崎康彦です。

本日火曜日(2018年02月20日)午後9時10分から放送しました【YYNewsLiveNo2492】の放送台本です!

【放送録画】102分09秒

http://twitcasting.tv/chateaux1000/movie/442998360

【放送録画】

☆今日の最新のお知らせ

①2007年9月27日に開始しました【Goo】のブログ『杉並からの情報発信です』は、昨日月曜日(2018.02.19)段時点で,『トータル閲覧者数』が1500万人(15,002,113))、『トータル訪問者数』が515万人(5,150,289)となりました。

☆放送後記

■昨日月曜日(2018.02.19)夜の放送のメインテーマを加筆訂正して『今日のブログ記事』で本日配信しました。加筆訂正箇版を以下に再掲します。

□(加筆訂正版)
なぜ『経済学』に『信用創造』というキーワードがないのか?なぜ『犯罪学』に『権力犯罪』というキーワードがないのか?

2018.02.20 ブログ『杉並からの情報発信です』

http://blog.goo.ne.jp/yampr7/e/4d029d542cea8575f4ffe0217b31f131

▲なぜ『経済学』に『信用創造』というキーワードがないのか?

なぜ『信用創造学』という学問がないのか?

なぜ『信用創造特権独占者』の正体は隠されているのか?

経済と金融における『信用』とは、希少性を持つ金や銀やプラチナなどの『希少価値』や各国の経済規模を示す国民総生産(GDP)などの『実体価値』とは直接的な関係がなく、人間が人為的につくった『人工価値』である。

「『人工価値』はどのようにつくられるのか?」「『人工価値』は誰がどのように創造するのか?」という根本問題は、経済と金融の最も重要な研究テーマであるが、既存の近代経済学やマルクス経済学はともに『信用創造』というキーワードを設定しないことでこの問題を意図的にスルーしているのだ。

したがって『信用創造特権独占者』の正体は巧妙に隠されているのだ。

なぜならば、『信用創造』や『信用創造特権』というキーワードを設定して「『人工価値=信用』はどのようにつくられるのか?」「『人工価値=信用』は誰がどのように創造するのか?」のテーマで世界中で研究者たちが調査を開始すれば、すぐに、『信用創造』と『信用創造特権』を独占して世界中の人々を支配し世界中の富を略奪してきた『世界支配階級=改宗ユダヤ・ロスチャイルド国際金融マフィア』の正体がすぐに暴露されるからである。

我々『市民革命派』の『フツーの市民』は、既存の経済学者や金融学者の中の『良心的な専門家』と協力して『信用創造学』を我々自身で創設して、『信用創造特権独占者』の正体を暴露し、彼らによる『支配と搾取の基本構造』を完全に解体する闘いを開始しなければならないのだ!

▲なぜ『犯罪学』に『権力犯罪』というキーワードがないのか?

なぜ『権力犯罪学』という学問が存在しないのか?

なぜ『権力犯罪者』による『権力犯罪』は全て免罪・免責されるのか?

既存の『犯罪学』の研究対象は、一般民間人が侵す犯罪であり、権力を独占する人間や組織が侵す『権力犯罪』は『権力犯罪』というキーワードを設定しないことで意図的に研究対象から外してきたのだ。

なぜならば、もしも『権力犯罪』というキーワードを設定して『権力犯罪学』を『犯罪学』から独立した学問にすれば、世界中で研究者たちが調査・研究を開始しすぐに『世界支配階級=改宗ユダヤ・ロスチャイルド国際金融マフィア』こそが『権力犯罪者』であることがすぐに暴露されるからである。

我々『市民革命派』の『フツーの市民』は、既存の経済学者や金融学者が決して取り組まない『信用創造学』を我々自身で創設して、『信用創造特権独占者』の正体を暴露し、彼らによる『支配と搾取の基本構造』を完全に解体する闘いを開始しなければならないのだ!
我々『市民革命派』の『フツーの市民』は、既存の犯罪学者や法学者の中の『良心的な専門家』と協力して『権力犯罪学』を我々自身で創設して、『権力犯罪者』の正体を暴露し、彼らによる『支配と搾取の基本構造』を完全に解体する闘いを開始しなければならないのだ!

New!▲【関連情報】

①『私に一国の通貨の発行権と管理権を与えよ!そうすれば誰が法律を作ろうと
そんなことはどうでも良い』(世界支配階級=改宗ユダヤ・ロスチャイルド国際金融マフィア創設者マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの1790年の言葉)

②『私の息子たちが望まな
ければ戦争が起きることはありません。』(マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドの妻であり5人の息子の母親でもあったグートレ・ロスチャイルドの言葉)

③『天皇裕仁は「戦争犯罪人」であり、「ファシスト」であり、「5000万人のアジア人」を殺した最大最高の元凶である』
(井上清著「天皇の戦争責任」現代評論社1975年初版より抜粋)

④昭和天皇『この原子爆弾が投下されたことに対して遺憾には思っておりますが、こういう戦争中であることですから、どうも、広島市民に対
しては気の毒であるが、やむを得ないことと私は思っております』

この発言は、昭和天皇が米国訪問から帰国直後の1975年10月31日に日本記者クラブとの会見で中村康二(こうじ)記者(ザ・タイムズ)の質問『陛下は(中略)都合三度広島にお越しに
なり、広島市民に親しくお見舞いの言葉をかけておられましたが、原子爆弾投下の事実を陛下はどうお受け止めになりましたでしょうか。おうかがいし
たいと思います。』への回答。

⑤昭和天皇『そういう言葉のアヤについては、私はそういう文学方面はあまり研究もしていないのでよくわかりませんから、そういう問題につ
いてはお答えが出来かねます』

この発言は、昭和天皇が米国訪問から帰国直後の1975年10月31日に日本記者クラブとの会見での秋伸利彦記者(中国放送)の質問『天皇陛下はホワイトハウスで「私が深く
悲しみとするあの不幸な戦争」というご発言がありましたが、このことは戦争に対しての責任を感じておられるという意味に解してよろしゅうございま
すか。また、陛下はいわゆる戦争責任についてどのようにお考えになっておられますか、おうかがいいたします』への回答。

⑥安倍晋三首相『徴兵制の復活は私の歴史的使命』(2013年8月13日地元後援会主催の会合での発言)

⑦『ロスチャイルドの世界革命行動計画25項目』

(以下略)

(終り)

☆今日のひとこと

■スイス人が語る 日本と韓国の違い

日本に14年住んだ後、韓国のソウルに赴任したスイス貿易・投資促進機関のロジェ・ツビンデンさん(57)のことば。

2018/02/15 スイスインフォ

https://goo.gl/DNxQbq

①ソウルはスイス人にとって住みやすいですか?

『東京に比べると、ソウルでは英語を上手に話す人が多いです。多くのビジネスマンは、米国や英国で教育を受け、流暢な英語を話します。また、国際的な考え方を持ち合わせています。その点では、ビジネスマンとしてのここでの生活は日本よりも楽です。しかし、ソウルは東京や大阪のように洗練され発展しているわけでもなく、ソウル市の梨泰院(イテウォン)などあまりきれいではない地区もあります。』

②ソウルでの生活は、日本やスイスと比べてどんなところが違いますか?

『妻が日本人で、東京に14年もいたので正確に比較するのは難しいですが、一番衝撃を受けたのは、スピードが重要視されているということでしょうか。韓国語で「パリパリ」と言うのですが、何事もすばやく行わなければなりません。そのため時には品質が下がります。出来ばえの質の良さは90%。日本では120%でしたが。』

『ソウルは物価が高く、牛乳、バター、果物、魚、肉など日常の食品は東京よりも高価格。スイスと同じくらい高いこともあります。最近の調査によると、ワインは他のアジアの都市よりも8割高のようです。』

③韓国のビジネスは、日本やスイスと比べてどのように異なりますか?

『韓国の経済は、サムスン、ヒュンダイ、LGなどの十数社の大企業(財閥)が独占しています。これらの企業が強すぎて中小企業は発展しにくいです。スイスだけでなく日本でも、中小企業セクターがとても発達していますが、韓国にはそれが欠けています。』

『先ほども述べたように、ここ韓国ではスピードが非常に重要です。しかし私は、韓国市場は日本よりもスイスの企業にとって浸透しやすいと思います。その理由はまず、言葉の問題です。今でも日本では英語のレベルが低く、韓国の方がかなり高い。また、韓国企業はより迅速に意思決定し、物の言い方もはっきりしています。もし韓国人のマネージャーがある商品に興味がない時や、人と会う気がない場合は、直接そう言います。でも日本人のマネージャーは、直接そうは言わず、ノーを意味するときには「検討します」と言います。』

④スイスが恋しいと思うことがありますか?

『ええ、時々。スイスの素朴な自然、山、湖、泳ぐことのできる川、そして澄んだ空気。長い夏の夜にオープンカフェで、友人と飲んだりしたことなども。スイスの銀行や行政サービスはとても良いなと思うことがあります。でも年に3~4回スイスへ帰国し、家族や旧友に会う機会はたくさんあります。』

『食べ物に関しては、あまり困りません。ここ韓国には、スイス風の料理をするための食材がほぼ全て手に入ります。ワインは高く、特にスイスのワインは非常に高価なのですが、スイスワインを十分に持ってきたので、喉が恋しがることはありません。』

⑤ 日本に関してはどうですか?

『日本が大好きなので恋しいです。人との深い関わり、日本語の柔らかさと深み、清潔な通りやレストラン、そして食べ物。日本料理と外国料理のどちらもです。納豆も食べたい。ソウルには多くの和食レストランがありますが、質が違います。』

『また、私は日本人のやり方が好きです。非常に物事に細かくて、綺麗で、きちょうめんで、いつもフレンドリー。東京にいる多くの友人のことを恋しく思います。今、韓国はお正月で、今年は2月15、16日に中国の春節のように祝いますが、静かで落ち着いた日本のお正月や近所の神社に行ったときの事を懐かしく思います。』

☆今日の画像

①安倍首相にピタリ寄り添う西村康稔官房副長官(左)

【西村康稔官房副長官】とは?(Wikipedia抜粋)

西村康稔(にしむら やすとし、1962年10月15日 -
)は、日本の元通産官僚、政治家。自由民主党所属の衆議院議員(6期)、内閣官房副長官(第3次安倍第3次改造内閣・第4次安倍内閣)。

過去に、衆議院内閣委員長、内閣府副大臣(第2次安倍内閣・第2次安倍改造内閣・第3次安倍内閣)、外務大臣政務官(福田康夫改造内閣・麻生内閣)、自由民主党総裁特別補佐・筆頭副幹事長等を歴任。

自治大臣や国家公安委員会委員長を務めた元衆議院議員の吹田愰は岳父。

神道政治連盟国会議員懇談会
日本会議国会議員懇談会
創生「日本」(副幹事長)

☆今日の推薦図書(朗読)

■宋鴻兵(ソン・ホビン)著『ロスチャイルド、通貨強奪の歴史とそのシナリオ』(ランダムハウス2009年5月20刊)

この本は中国で150万部、韓国で7万部、台湾で3.5万部が売れたベストセラーです。

(序文より)
本書では18世紀以降に起こった重大金融事件の黒幕にスポットを当て、彼らの戦略瀬的目的や常套手段を分析比較しながら、彼らが将来中国に対して仕掛ける攻撃方法を予測し、中国の取るべき道を探ってみたい。"硝煙のない戦争"はすでに始まっている。

▲第一回 (2018.02.20) 

解説 安倍芳裕 P10-P13

(1)今日のメインテーマ

■(No3)マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドが1774年に策定した『世界革命行動計画』の『行動規範25項目』は今の世界情勢や歴史の本質を理解する鍵となる!

今回は第11項目-第15項目を取り上げます!

No.11.自ら戦争を誘発しながら、敵対するどちらの側にも領土の獲得が生じない平和会議を主導しなければならない。戦争は対立する双方の国家がさらに負債を抱え込み、我々の代理人の手中に落ちるよう主導されなければならない。

【解説山崎】

【画像1】アルバート・パイク

アルバート・パイクは、南北戦争当時の南軍の将軍であり、リンカーン大統領を暗殺した首謀者であり、白人至上主義武装団体「KKK」の創始者であった。

アルバート・パイクは、1857年に秘密結社【イルミナティ=フリーメーソン】最高幹部に登り詰め「黒い教皇」と呼ばれた。

彼は、同じく秘密結社【イルミナティ・フリーメーソン】最高幹部であった『イタリア建国の父】ジュゼッペ・マッチーニに1871年に送った書簡の中で、秘密結社【イルミナティ=フリーメーソン】の最終目標である「世界統一政府樹立には今後3回の世界大戦が必要だ」と以下のような「未来計画」を書いている。

「1回目はロシアを倒すために、2回目はドイツを倒すために。3回目はシオニストとイスラム教徒がお互いに滅し合い、いずれ世界の国々もこの戦争に巻き込まれ、それが最終戦争に結びつくだろう」

「第一次世界大戦は、ツァーリズムのロシアを破壊し、広大な地をイルミナティのエージェントの直接の管理下に置くために仕組まれることになる。そして、ロシアはイルミナティの目的を世界に促進させるための“お化け役”として利用されるだろう。」

「第二次世界大戦は、『ドイツの国家主義者』と『政治的シオニスト』(パレスチナ地方にユダヤ人国家を建設しようとする人々)の間の圧倒的な意見の相違の操作の上に実現されることになる。その結果、ロシアの影響領域の拡張と、パレスチナに『イスラエル国家』の建設がなされるべきである。」

「第三次世界大戦は、シオニストとアラブ人とのあいだに、イルミナティ・エージェントが引き起こす、意見の相違によって起こるべきである。世界的な紛争の拡大が計画されている……」「キリストの教会と無神論の破壊の後、ルシファーの宇宙的顕示により、真の光が迎えられる……」

No.12.財を活用して、我々の要求に素直に従い、ゲームの駒となって、政府を陰で操ることを我々から任じられた人物を選ばなければならない。

【解説山崎】『世界支配階級=改宗ユダヤ・ロスチャイルド国際金融マフィア=秘密結社【イルミナティ=フリーメーソン】』は各国に『買収・恐喝した代理人』を置いて『自国支配階級』を形成させて、各国の政治、行政、司法、経済、金融、マスコミ、宗教、労働組合、学問、教育、右翼・暴力団、などを支配下に置いている。日本の歴代首相、日銀総裁、最高裁長官、自民党幹部、野党幹部などはすべて『買収・恐喝した代理人』である。

No.13.誹謗、中傷、偽の情報を流したことでどのような波紋が広がろうと、自ずからは姿を隠したまま、非難されることがないようにしなければならない。大衆への情報の出口すべてを支配すべきである。

【解説山崎】『世界支配階級=改宗ユダヤ・ロスチャイルド国際金融マフィア=秘密結社【イルミナティ=フリーメーソン】』は決してその正体を現さない。正体を現すのはすべて彼らの代理人である。「大衆への情報の出口」である各国のマスコミ(新聞・雑誌、放送、出版)は彼らに支配されており、唯一「インターネット」と「口コミ」と「勉強会」だけが支配されずに生き残っている。

No.14.貧困と恐怖によって大衆が支配された時には、常に代理人を表舞台に立たせ、秩序を回復すべき時が来れば、犠牲者は犯罪者や責任能力のない人々の犠牲になったと解釈されるよう、事を進めなければならない。計算済みの恐怖支配が
実現した時点で、犯罪者や精神異常者を処刑すれば、我々自身を抑圧された人々の救世主として見せかけることが出来る。実際のところ、我々の関心は正反対で、減らすこと、すなわちゴイムを殺害することにある。

【解説山崎】『世界支配階級=改宗ユダヤ・ロ、スチャイルド国際金融マフィア=秘密結社【イルミナティ=フリーメーソン】』の本音はテロと戦争を仕掛けて『ゴイム(家畜=非ユダヤ人)を大量に殺すこと』である。

テロと戦争以外の『ゴイム(家畜=非ユダヤ人)を大量に殺す』方法は、たばこ(全世界で年間700万人死亡、日本では年間100万人死亡)、アルコール(全世界で年間400万人死亡)、麻薬と覚せい剤、各種ウィルス伝染病、ケムトレール(化学物質の空中散布)などがある。

No.15.我々の力を行使すれば、失業と飢えがつくりだされ、大衆にのしかかる。そうすれば、確実な資本支配力が生じる。

【解説山崎】『世界支配階級=改宗ユダヤ・ロ、スチャイルド国際金融マフィア=秘密結社【イルミナティ=フリーメーソン】』の常套手段は、彼らが支配する中央銀行と民間銀行を使ってわざと『バブルを発生させ』て好景気を演出し、多くの国民が金融商品に投機して景気が過熱し最高潮に達した時点で急に『金融引き締め』を行い『バブルを崩壊させ』でその国の国民経済を破壊してきたのだ。失業と貧困の中から、戦争に誘導するファシストが登場するのである。

(No4に続く)

(2)今日のトッピックス

①銃規制反対者に「恥を知れ」 生徒が演説 政治家非難

2018年2月19日  共同通信・東京新聞

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201802/CK2018021902000117.html

【ニューヨーク=共同】米南部フロリダ州パークランドの高校で十四日に起きた銃乱射事件を受け、銃規制を求める集会が同州フォートローダーデールで十七日開かれ、数千人が集まった。生徒らは、規制反対を訴える「全米ライフル協会」(NRA)から献金を受けているトランプ大統領ら政治家に「恥を知れ」と厳しく非難した。

事件では十七人が殺害された。同校の女子生徒エマ・ゴンザレスさんは「容疑者がもし(銃でなく)ナイフを使っていれば、これほど多くの人に危害を加えられなかったはずだ」と演説した。

連邦議会に銃乱射の再発を防ぐための法改正を強く要求。「NRAから献金を受け取る全ての政治家は恥を知れ」と叫ぶと、聴衆も「恥を知れ」と声を上げた。

一方、同じフロリダ州の中心都市マイアミでは十七日、銃の販売会が開かれ、ロイター通信によると、事件で使用されたものと同種のライフル銃も陳列された。訪れたアドルフォ・ギナルテさん(30)は「銃乱射は今回が初めてではないし、残念ながら最後にもならない」と話した。

②「築地に市場作らない」 小池知事の“仰天発言”で混乱再び

2018年2月20日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223553

発言がコロコロ変わる。市場移転問題を巡り小池百合子都知事が17日、築地市場を視察した。移転日が今年10月11日に決まって以降、初めてのことである。

市場業者と非公開で懇談したが、その場で小池知事は「築地に市場をつくる考えはない」と発言。両市場“併存”の方針からの大転換だけに反響が大きかったのだろう。小池知事は改めて18日、「築地に中央卸売市場はつくらないということだ。私の説明に丁寧さがなかった」と取り繕ったが、毎度の行き当たりばったりで、まだまだ混迷は収束しそうにない。

昨年の都議選直前、小池知事は築地、豊洲両市場を併用する基本方針を発表。「築地は守る、豊洲は生かす」「築地の後は築地」と明言し、豊洲に中央卸売市場の機能を移転させる一方、築地には「競り」など一部の市場機能を残して再開発する考えを表明していた。それがなぜ、「築地に市場はつくらない」などと発言するに至ったのか。移転問題を追及する建築エコノミストの森山高至氏はこうみる。

「小池知事は、移転推進派の業者の顔色をうかがって、あえて強いトーンで発言してしまったのでしょう。本来の意図はやはり『中央卸売市場は築地にはつくらない』ということでしたが、市場のあり方を理解した発言とは思えません。卸売市場法で、出荷物の『受託拒否禁止』を規定された『中央卸売市場』を豊洲に置き、一部の機能を築地に残すという発想は成立しません」

“小池一派”の都議会「都民ファーストの会」の樋口高顕議員もツイッターで“方針転換”を伝える一連の報道を否定し、「私は『築地は守る、豊洲を活かす』を実現します」と投稿。しかし、納得する業者はいないだろう。「築地女将さん会」の山口タイ会長はこう言う。

「そもそも、いったん豊洲に移ってから数年後に築地に戻るということ自体、体力のない零細業者にとっては無理な話です。それに、築地は今の状態で残さなければ、場外市場や町とのつながりを失い、魅力を失ってしまいます。そういうことを小池知事は分かってくれているのでしょうか」

結局、築地は市場として残るのか、残らないのか。この調子では、まだまだ二転三転ありそうだ。


③側近のTV反論でバレた 安倍首相“覚悟の訪韓”のウソ八百

2018年2月20日 日刊ゲンダイ

https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223549

安倍首相にピタリ寄り添う西村副長官(左)

平昌五輪開会式に出席した安倍首相の“覚悟の訪韓”をめぐり、日韓の亀裂が深まっている。開会式前に行われた日韓首脳会談について安倍首相は、「わが国の立場を直接伝える観点からも大変有意義だった」と自画自賛。外遊に同行した側近もテレビ番組などで成果を強調している。一方で、韓国は安倍政権のそうした言動にことごとく噛み付いてひっくり返し、異様な場外乱闘が繰り広げられている。嘘八百を並べ立てているのは安倍首相か、それとも文在寅か。

「言うべきことは言ってくる。文氏にとっては厳しい会談になる」

慰安婦問題に関する日韓合意を事実上ホゴにされた安倍首相は、こう息巻いて現地入り。会談後にはすぐさまブラ下がりに応じ、「まず冒頭、私から日韓合意について日本の立場を明確かつ詳細に伝えた」と胸を張った。

その翌日、青瓦台が取った行動は、日本側の公式発表で伏せられた米韓合同軍事演習をめぐるやりとりの追加公表だった。

「首脳会談後にペンス米副大統領に呼び出された安倍首相は、連絡なしに歓迎レセプションに遅れて進行を妨げたのです。度重なる非礼に立腹した青瓦台が追加ブリーフィングしたのが、会談で安倍首相が口にした〈五輪以降がヤマ場。米韓合同軍事演習は予定通り進めることが重要だ〉という発言です。露骨な内政干渉に対し、文在寅大統領が〈我々の主権の問題で内政問題だ〉と毅然とやり返したと内幕を明かしたのです」(韓国メディア関係者)

文在寅政権の反撃を受け、安倍首相の面目は丸つぶれ。それで、巻き返しに動いたのが、会見に同席した西村康稔官房副長官だ。16日放送の「プライムニュース」(BSフジ)に出演し、日韓合意について「文在寅大統領は破棄しない、再交渉もしない、(和解・癒やし)財団も解散しない。(日本政府が拠出した)10億円も返金しないと明言した。(日韓)合意をある意味、確認したことになっている」と訴えた。

しかし、青瓦台は翌日、これにも反論。「事実と合致していなかったり、ニュアンスの差がある」(金宜謙報道官)と猛反発した。

現地で取材する国際ジャーナリストの太刀川正樹氏はこう言う。

「和解・癒やし財団は理事以下、幹部が次々に辞任して空中分解状態に陥っている。拠出金10億円に関しては韓国政府が肩代わりし、返金などについては日本政府と協議するというのが文在寅政権の立場。要するに、国家行事である五輪を終えるまで政治課題を先送りしたのに、祭りの最中にブツブツ言いながらやって来て、自己都合で厄介事を蒸し返した安倍首相の態度に怒り心頭なんです」

韓国メディアは政権の五輪外交を「4・1・0対応」などと報じた。文在寅を含む政権幹部による食事接待が、北朝鮮の金与正朝鮮労働党第1副部長率いる高位級代表団4回、ペンス1回、安倍ゼロを指している。

実のところ、安倍首相が招かれざる客だったことだけは、間違いなさそうだ。

④米特別検察官、クシュナー氏の投資誘致も捜査対象に CNN

2018年2月20日 AFP日本語版

http://www.afpbb.com/articles/-/3163161?cx_position=13

ホワイトハウスの閣議室で会議に参加したジャレッド・クシュナー米大統領上級顧問(2018年2月13日撮影)

【2月20日
AFP】米CNNは19日、米大統領選へのロシア介入疑惑をめぐり、ロバート・モラー(Robert
Mueller)特別検察官が捜査範囲を拡大し、ドナルド・トランプ(Donald
Trump)氏の娘婿のジャレッド・クシュナー(Jared
Kushner)上級顧問が政権移行期間中、中国などロシア以外の国々と接触し自身の企業への投資を求めていたことについても関心を持っていると報じた。

これまでクシュナー氏に対する捜査では、米大統領選でのデータ分析に関するロシアとの接触やロシア疑惑で辞任したマイケル・フリン(Michael
Flynn)前米大統領補佐官との関係が焦点とされていた。

しかしCNNが捜査に詳しい関係者の話として報じたところによると、クシュナー氏は、自身が経営する不動産開発会社クシュナー・カンパニーズ(Kushner
Companies)の業績が悪化したため、政権移行期間中にニューヨークにあるオフィスビルへの投資を求めて海外の投資家らと接触しており、モラー氏が率いる捜査チームはその時の会話内容に関心を示しているという。

CNNによると、捜査チームは、まだクシュナー・カンパニーズには接触しておらず、幹部らとの面会も要請もしていない。また捜査対象を広げた意図は不明という。

クシュナー氏はトランプ氏の政権移行チームが外国政府と接触する際に主導的な役割を果たしており、15か国以上の人たちと言葉を交わしたと述べている。

米紙ニューヨーク・タイムズ(New York
Times)は、クシュナー氏が2016年11月8日の米大統領選から1週間後、中国の安邦保険集団(Anbang
Insurance Group)の小暉(Wu
Xiaohui)会長を含む幹部らと面会していたと報道。オフィスビルへの投資がまとまりかけていたが、合意には至らなかったという。

また米調査報道サイト「インターセプト(Intercept)によると、カタールのハマド・ビン・ジャシム・ビン・ジャブル・サーニ(Hamad
bin Jassim bin Jabr
al-Thani)元首相とも同じ案件で交渉したがうまくいかなかった。

⑤検察、ダースの実質所有者明らかにする動かぬ証拠見つけた

2018-02-20 ハンギョレ新聞日本語版

http://japan.hani.co.kr/arti/politics/29827.html

ダースの裏金中間捜査結果を発表 
 
迎浦ビルの家宅捜索の際、証拠を確保 
12億円以外の裏金の規模・用途を追跡 
ダース捜査チーム、ソウル中央地検に合流 
 
李明博元大統領「国情院特殊活動費主犯」と明示 
サムスンのダース訴訟費代納の疑いについても 
元大統領府企画官と元サムスン副会長など一致した供述

李明博元大統領が親李明博系関係者らとの忘年会のため、昨年12月18日午後、ソウル江南のある飲食店に入りながら、取材陣の質問に答えている。後ろに李元大統領の拘束を求める市民らのプラカードが見える=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社

検察が「ダースの裏金」事件の中間捜査結果発表で、「実質的な所有者を示す主要資料を確保した」と明らかにしたことで、事件の頂点にいる李明博(イ・ミョンバク)元大統領を狙った後続捜査がいかなる形で続くかに関心が集まっている。

平昌(ピョンチャン)五輪が終わる3月初めには李元大統領の召喚捜査が避けられないだけに、検察はそれまで容疑の立証を確実にする補強調査に総力を傾けるものと見られる。

■実質的な所有者明らかにする「スモーキングガン」は?

李元大統領の捜査と関連し、最も注目が集まっている部分は、李元大統領がダースの実質的な所有者という点を立証する決定的証拠とは何かということだ。ソウル東部地検に構成された「ダース横領など疑惑告発事件捜査チーム(チーム長ムン・チャンソク)」は同日、中間捜査結果で「ダースの経理職員が横領した120億ウォン(約12億円)のほかに、会社及び経営陣が作った裏金が確認された」と明らかにしながらも、実際の所有者の立証に関する部分は明確な回答を避けた。そして「現在、資金の流れを精密に追跡・分析しており、もし氏名不明の実質的な所有者が別にいた場合、(彼の)介入があったかどうかは捜査が進めば自然に究明されるものと期待している」と自信を示した。

検察はまた、内部ではダースの実所有者を明らかにする核心証拠を確保したという。捜査チームは同日、「先月11日、迎浦ビルなどの家宅捜索過程で、ビル管理人が車両に隠しておいたメモリなどのダースの実質的な所有者の立証と関連した証拠を多量に確保した」と明らかにした。ビル管理人は李元大統領の借名財産の管理者として知られるイ・ビョンモ清渓財団事務局長と推定されるが、イ事務局長は今月13日に緊急逮捕され、15日に拘束された。

検察の説明を総合すると、現在としては公開するにはまだ早いが、資金追跡と関連する証拠の確保を通じて実際の所有者が誰なのか立証する「スモーキングガン」(動かぬ証拠)を確保したという意味と分析される。ただし、処罰を前提にした捜査結果を発表するには、李元大統領の召喚調査が必ず必要だが、平昌五輪などの状況を考慮し当事者の調査を先送りせざるを得ず、捜査以降に(捜査結果の発表)時期を調整しているものと見られる。

このような理由から「ダース捜査チーム」の多くは「BBK投資金回収」事件などを担当したソウル中央地検の捜査チームに合流し、裏金の規模と使途などに対する捜査を続けていく予定だ。捜査チーム関係者は「ソウル中央地検捜査内容の合併が決まれば、かなりの成果を出せると見ている」と話した。

■ソウル中央地検捜査でも確実な証拠と成果

ソウル中央地検で進めている李元大統領に対する捜査もかなりのスピードで成果を出している。検察は、国家情報院から特殊活動費を受け取った容疑と関連してキム・ペクチュン元大統領府総務企画官などの関連人物らの供述を確保した状態だ。これをもとにキム元企画官を拘束起訴し、彼の起訴状に李元大統領を国情院特殊活動費の授受関連の「主犯」として明記した。

「BBK投資金回収」を捜査する過程で、サムスンのダース訴訟費代納の疑いを把握するなど、予想外の可視的成果も現われた。ダース訴訟費の代納を主導したイ・ハクス元サムスングループ副会長だけでなく、李元大統領とサムスンの「媒介役」だったキム元企画管も「李元大統領側の要請で、サムスンが訴訟費約400万ドルを代納した」という一致した供述を行った。検察はダース訴訟費の代納と関連しても、李元大統領に「第三者供賄罪」ではなく賄賂罪を適用する方針だ。
ソ・ヨンジ記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)

(3)今日の重要情報

① 石原さとみドラマが山口敬之疑惑を扱う

石原さとみ主演『アンナチュラル』で山口敬之氏の準強姦疑惑を想起させるシーン…詩織さんへのバッシング批判も

2018.02.20 Litera

http://lite-ra.com/2018/02/post-3814.html

ドラマ『アンナチュラル』(TBS公式HPより)

2月16日に放送され石原さとみ主演ドラマ『アンナチュラル』(TBS)の第6話が話題をよんでいる。法医解剖をテーマにした一話完結型ミステリーの『アンナチュラル』だが、この日の放送のなかに、あの“官邸御用ジャーナリスト”山口敬之氏による準強姦疑惑を想起させるシーンがあった、というのだ。

どんな内容か、まずは紹介しよう。石原演じる法医解剖医・三澄ミコトの同僚・東海林夕子(市川実日子)が、高級ジム主催の合コンパーティーに参加した。そこで3人の顔見知りの男たちと会食したが、しかし翌朝気づくと見覚えのないホテルのベッドで目を覚まし、隣にはパーティーに出席していた顔見知りの男が死んでいた。そして興味深いのはホテルに駆けつけたミコトに、東海林がホテルで目覚めるまでを語った内容だ。

 なぜホテルで寝ていたかまったく覚えていないという東海林だが、合コンでは男たちからやたらと酒を勧められたという。酔うほどには飲まなかったが、急に眠気が襲い、店を出た後の記憶がない。そしてミコトは東海林が席を立った際、十中八九グラスにクスリを入れられたと指摘するが、しかし落ち込む東海林は自らの身に起きたことに半信半疑だ。
「えー、身元が知られている人が、まさか、そんな」
「知り合いだと被害を訴えにくいから逆手に取られる場合が多い」
「じゃあ私はクスリ飲まされてここに(ホテル)に連れ込まれて、襲われる前に運良く相手が心筋梗塞かなんかで突然死してくれたってこと?」
「それがさ、この人窒息死みたいなんだよ」

東海林の血液検査を行うミコト。そこに警察も到着し、ホテルの監視カメラを確認したところ、一人の男がぐったりした東海林を引きずるように抱えるシーンが収められていたのだ。

デートドラッグ、記憶障害、ホテルの監視カメラ……たしかに、これらのディテールはいずれも、昨年、“官邸御用ジャーナリスト”山口敬之氏からレイプされたとして伊藤詩織さんが告発した内容と共通するものだ。

石原さとみが性暴力被害者女性へのバッシングを一喝するシーンも

さらに注目すべきは、駆けつけた男性刑事とミコトの間でこんな会話が交わされたことだった。

「よく知らない男と酒飲んで、酔っ払うほうにも問題あると思いますよ。(東海林の服装を見て)背中ぱっくり開いちゃってますしね」

ねちっこく被害者である東海林を責める男性刑事に対し石原演じるミコトはこう啖呵を切る。

「女性がどんな服を着ていようが、お酒を飲んで酔っ払っていようが、すきにしていい理由にはなりません。合意のない性行為は犯罪です」

また血液検査の結果、クスリが検出されなかったことに対しても、ミコトは専門家としてこんな見方を示した。

「体内に残留が少ない薬物なら、12時間も経てば検出されない場合もあります」

これは明らかに山口敬之氏の準強姦疑惑を意識したものだろう。しかも、そこには、この事件で受けた詩織さんのバッシング、この社会にある性被害を受けた女性への偏見、理不尽な視線への強い批判の思いが込められていた。

ご存知の通り国内のメディア、特にテレビはこの事件についてほとんど沈黙を続けている。詩織さんの会見の模様こそ一部テレビが報じたものの、逮捕が直前で取りやめになったことや山口氏が安倍首相や官邸と近い人物であることを掘り下げた事件報道は皆無だった。たとえばNHKは昨年末に「#MeToo」運動をニュースでとりあげても詩織さんについては一切触れていない。

そんな中、フィクションとはいえ、事件を想起、告発するような、そして被害者女性の立場に立った内容のドラマが放送された意義は大きい。さらに興味深いのはこのドラマが放送されたのは山口氏の出身であり、TBSだったことだ。TBS
は当時、自社の記者だった人物が引き起こしたにもかかわらず、コメントを出していないばかりか、この間、他局が報じた詩織さんの会見についても一切報道しなかった。そうした姿勢については、局内でも批判が高まっていたというが、ドラマ部門が勇気ある行動を起こしたということなのかもしれない(もちろんこれで、TBSの責任が免罪されるわけではないが)。

『相棒』では警察による準強姦もみ消しを想起させるストーリーが

しかも、こうした流れは『アンナチュラル』だけではない。山口氏の事件で準強姦疑惑を想起させるだけでなく、警察上層部による“もみ消し”にまで迫ったドラマがある。それが1月17日に放送された『相棒』(テレビ朝日)だ。

ストーリーは大杉漣演じる警視庁副総監の衣笠が襲撃されたことから始まる。その背景を追っていくうちに、4年前にレイプ被害を訴えた女性と、警察の捜査が佳境を迎えたなかで、突然捜査が中止されたという事案が浮上する。被害者女性は、上司と仕事で営業まわりの後に襲われ、その後告訴。目撃証言もあり警察も立件に自信を見せた矢先、本庁からの指示で捜査がストップされる。そのことを知った女性は自ら家に火を放って死亡してしまう。

そして捜査中止を指示した人物こそ、警視庁副総監の衣笠だった。衣笠は副長官に就任する前には、神奈川県警本部長であり、審議官を務めるという要職を歴任した人物として描かれている。そして山口氏の逮捕もみ消し事件にも、衣笠にオーバーラップする人物が存在した。それが山口氏の逮捕直前に中止を指示した当時の警視庁刑事部長・中村格氏だ。
中村氏は第二次安倍政権発足時に菅義偉官房長官の秘書官を務め、菅官房長官から絶大な信頼を得ている人物でもある。所轄が担当していた準強姦罪のような事件で警視庁刑事部長が介入することは“異例中の異例”な事態だが、『相棒』でもまた、警察幹部がレイプ事件に“異例”の介入をしていたのだ。

その理由も興味深い。加害者である男性上司は被害者も勤める会社経営者の息子で、親は地元の有力者だった。水谷豊演じる右京が、事件について衣笠にこう迫るシーンがある。
「加害者の親は当時の官房長の学生時代からの友人だそうです。警察庁の外郭団体のいくつかにはその会社の機器が納入されていました」
「あなたの指示は結果的に勇気を出して告訴した被害者を追い詰め、同じような被害に遭いながら声を出すことのできない多くの人たちを深く傷つけることになりました」

このセリフが山口氏の関与がささやかれるスパコン疑惑をも念頭に作られたと考えるのはうがちすぎだろうか。

『アンナチュラル』も『相棒』も女性脚本家が手がけていた

 いずれにしても、『相棒』もまた、山口事件をベースにしているのは間違いない。しかも、性被害者に寄り添い、高級官僚の罪を断罪、その背景に“お友だち”の存在と癒着を指摘している。

山口敬之氏の準強姦疑惑を扱った『アンナチュラル』と『相棒』????実は、この2つのドラマには共通点がある、それは脚本や制作に、女性が関わっていることだ。『アンナチュラル』の脚本はドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)を手がけた野木亜紀子氏。そしてプロデューサーは『リバース』『Nのために』『夜行観覧車』を担当した新井順子氏であり、演出も塚原あゆ子氏など女性スタッフが数多く占める。また1月17日の『相棒』はこれまで『コウノドリ』(TBS)や『八重の桜』(NHK)の脚本を手がけた山本むつみ氏だ。

 繰り返すが、ドラマで事件を告発したからといって、報道機関であるテレビ局が山口事件を扱わない免罪符になるわけではない。しかし女性スタッフを中心に、“性被害後進国”ともいえる日本の性被害の実態、女性に対する人権侵害、そして権力者たちの身勝手さや癒着といった
“現実”をクローズアップしたことは大いに評価したい。こうした流れがますます進み、性暴力を受けた被害者が泣き寝入りせざるをえない理不尽なこの社会が大きく変わることを望みたい。

(伊勢崎馨)

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情報発信者 山崎康彦
メール:yampr7@mx3.alpha-web.ne.jp
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