つれづれ

庭の花や身近な出来事などを退屈しのぎにあれこれ綴っています。

初冬の越後路

2011-11-15 | お出かけ
曇り時々雨


11月14日、「石川雲蝶の彫刻は素晴らしい」という見識ある友達に同行して
越後のミケランジェロ、と云われている雲蝶の作品を見に行ってきました。
西福寺と永林寺は石川雲蝶の作品の所蔵寺です。息を呑む程の感動でした。


越後の豪雪地帯では雪から木を守るために、もう冬支度が終わっています。



軒下のこの木枠の高さまでの積雪になるのだそうです。



紬記念館で、塩沢紬の伝統や織物の出来るまでの工程を拝見した。



旧塩沢町の、牧之通り(ぼくしどおり)です。綺麗過ぎると云うか、統一され過ぎて
いる感じがしましたが、多分、町おこしの一貫として作ったのではないかなァと思った





そろそろ昼食、茅葺屋根の古民家の欅亭で、魚沼の旬の素材をたっぷり使った美味しい
田舎料理を食べる、全十二品目位、最後の和菓子とお抹茶に至るまで温もりを感じた



午後は西福寺の開山堂へ向かう、少し小雨が降ってくる。
屋根は茅葺の二重層、雪が自然に落ちるように傾斜のついた囲いで覆われている。



このお堂の中が雲蝶の彫刻で埋め尽くされている、天井など…もちろん撮影禁止。
これは開山堂のHPよりお借りしました。重厚で流れる様な動きがあって素晴らしい。