akirin

思いつくまま気の向くままに・・・

ただただ呆然と・・・

2009-11-13 23:00:01 | Weblog
入社以来お世話になった方がお亡くなりになり、昨夜三島までお通夜に行ってきました。
まだ50代でした。
訃報を聞いても信じられず、ただ呆然とするばかり。
入社したころ、仕事が嫌だったり大変だったりして泣いたこともあるし、会社に行くのが嫌で仕方なかったこともあったけれど、しばらくしてからは徐々に環境や社会人という立場にも馴染めていき、今となっては丸ごと「昔」というやわらかい色の袋に入った「そんなこともあったね~」といういい思い出だったりもします。
まだパソコンが一人に1台もなくて、空いたら交代で使っていた頃。メールも入社した頃はなかった。出退勤管理もタイムカードの打刻。
フロアーも禁煙ではなくて、タバコの煙がモクモクしていた。
そんな時代、その方は私の直属の上司ではなく、同じ課の隣の係長さんで気さくな方でした。
当時はまだ課内旅行にも行っていた時代で、入社した年の旅行は、なんてったって会社が嫌だったりもしたことから、「なんで休日まで会社の人と一緒に旅行しなきゃいけないのよ(怒)」という思いでいっぱいでしたが、2年目3年目(いやっ2年目くらいまでは嫌なことの方が多かったかな^^;?)となるにつれ、人となりもわかるようになってか、はたまた私が悟ったのか??、こんな私でも多少成長したのでしょう、休日をつぶされるのは痛かったりはしたけれど、それなりに??行くなら楽しむか!という気持ちも湧いてきたものでした。
だから1年目の旅行の集合写真は、富士山をバックにえらくふくれっつら というか、人相悪 って感じで笑えます。 
入社当時、係長さんはもう「いいおじさん」に見えましたが、今思うと35~6歳くらいだったのです。
今の35~6は(私も年重ねたせいか^^;)まだまだ若く(時には若造にさえ)見えますが、入社ピチピチの私には すっかりおじさんでした。(ごめんなさい)

それから職場が変ったりもしましたが、お会いすれば明るく挨拶に応えてくれるし、ご馳走にもなりました。
甘いものが大好きで、食生活も決して褒められるような感じではなかったので、「ダメですよぉ、ちゃんとしないと」みたいな突っ込みをしては「ハハハいいの」とかわされた記憶があります。

とにかく「うそでしょ?」という驚きばかり。
昨夜は一緒に行った方々共々ほぼ号泣でした。涙だけなら美しかったのですが、私の場合、鼻水ズルズルで・・・・・(><)  仕方ないです。
「ありがとうございました」という感謝の気持ちと、それ以上に「なんで死んじゃうの」という怒りのなんとも複雑な気持ちでした。今も思い出すと「・・・」

ただもう安らかに・・・そして見守ってください という言葉しかないんですよね。