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ワイワイ菜園~たんじゅん農法試行中

たんじゅん農法全国世話人のSさんと自宅が近い事からたくさんの事を教えていただき、それを咀嚼しながら畑作業に取組んでいます

育苗失敗

2018-03-29 06:00:00 | 育苗

20180328

見出し画像は何の苗でしょうか???

実はレタス、思い切り徒長したレタスなのです。

レタスを種まきから育苗するのは今回初めてでした。今までは苗を戴いたりして定植から栽培していました。今回、見事に失敗したのでその反省をと思い、UP致します。

3月12日レタス播種。
籾育苗用トレイに培土を入れ5条筋蒔きで。芝用土で覆土。水やり。

種まきした際の記録にはこのように書いてあります。実はその前日、11日に九条ネギをセルトレイに種まきしていました。

前述のように、今回レタス種まきは初めてだったので種まき・育苗のポイントを事前に整理していました。

<レタス>;原産地は地中海沿岸から西アジアと諸説。発芽地温20℃前後。栽培暦では播種;2/中旬~3/中旬。 定植;4/上~下。比較的冷涼な気候を好む。レタスの根は細かく、浅いので、乾燥や過湿に注意。タネの発芽には光があった方がよい。箱まきのタネまきは(浅い溝を作り)条播き。覆土はタネがわずかに隠れる程度にし、水やりはタネや覆土が流れないように注意して行う。よい苗を作るには水分管理に注意。軟弱にならないよう、水やりは夕方には表面が乾く程度に。

一方、その前日に種まきした葉ネギの種まき育苗ポイントは

葉ネギ>;種まきは点まきがお勧め。一箇所につき数粒を点まきし、覆土。株間は7~10cm程度。詰めすぎると葉が非常に貧弱になる。発芽まで乾燥すると発芽率が落ちる。ワラを敷くか、新聞紙などを土に被せ土の表面の乾燥を防ぎ、常にしっとり湿っているようにする。

たまたま二つの育苗の際のポイントを整理した際に、どうも逆に取り違えて記憶してしまったようだ。

レタスには十分に水分があり、過湿気味に管理し、ネギは乾燥気味に育苗管理をしてしまった。その結果がモヤシのような徒長レタスと全く発芽しないネギ。発芽していないネギの画像はありません。

作型的にはちょっと遅いのですが、レタスの播種再挑戦してみます。


最高気温24℃で苗も

2018-03-26 06:00:00 | 育苗

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見出し画像はこの日の我が家のリビング。このあと夜7時に町内の同じグループ(当地では”組”と云う)のメンバーが狭い我が家に14軒が集合するのです。1年間、町内会・組長の役をさせてもらったのですが、3月で任期を終えるので、組の皆さんに報告会を行うのです。宅地化が随分進んでも、いろいろ昔ながらの習慣も残っていまして。当地に居を構えてまだ4年。慣れない事も多くて、皆さんに助けてもらっています。

というような裏事情はどうでもよくて。

この日は最高気温が家の温度計で24℃を指しました。随分と温かく?暑く?、畑でしたい事も多かったのですが、夜の会合に向けて資料を作ったりと当日なのにバタバタしていました。夕方のニュースでは東京も桜満開で名所ではたくさんの人出があったと云っていました。

 

我が家のこの日のニュースは自宅脇で栽培する予定の野菜の苗が順調です。この日も朝8:40には外気温が15℃になっていたので、苗は屋外に出しました。日中最高気温が24℃になり、夕方また15℃になってきたので17:30頃屋内に取り込みました。まだ最低気温が4~5℃という日もあり、24時間屋外にというのもちょっと厳しいかなと思われます。最低気温が8~10℃になってくればもう安心なのですが・・・。しかし屋外育苗もそう遠くないでしょう。上の画像は苗を取り込んだ、夕方の温度計。夕方の温度15℃と日中の最高気温24℃を表しています。

おかげでしっかり節間が詰まって軸のしっかりした苗になってくれているように、手前味噌ですが思っています。2~3日に1回程度、ポットの土の乾き具合を見ながら水やりをしています。

 

お断り ;26日は、春休み一人旅をしている孫を迎えに、朝から関西に出掛け日帰りします。そのため27日付けのブログはお休みさせて頂きます。


苗の管理

2018-03-18 06:00:00 | 育苗

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現在の苗の管理状況について

畑への定植で苗を卒業していったモノもありますが、この時期は育苗アイテムがどんどん増える時期ではないでしょうか。2月まで寒い日も多かったのですが、3月に入ったら別の国のように暖かくなった。最寄アメダスの温度は平年値よりも5~7℃高くなっており、14日には最高気温は20℃を越えた。勢い手元の苗の種類はグッと増えることになる。

私のところでは3月に入ってからは、早朝の最低気温が出る時間帯が終わる、つまり朝8~9時過ぎに苗を屋外に出すようにします。だいたい10℃前後を越え始める頃に外に出し、ピーク時には16~18℃位の気温になって、夕方16時前後の10℃を下回るような段階で苗を屋内に取り込む。夕方以降の屋内では15~18℃位での温度管理となっています。

これまでは苗の生長度合いを見て、4種類ほどの管理をしていました。つまりこの苗はこの外気温ではまだちょっと厳しいだろうかと思いながら様々な区別をした扱いをしていました。

今回5種類ほどの苗を1つのポットトレイに入れて、同じ環境で育苗をするようにしました。野菜は以下の5種類です。トマト(大)・カリフラワー・ミニトマト・ナス・エンドウ。当然、生長に差はあるのですがこうすることで管理は楽になります。

一見すると、右のミニトマトがだいぶ落ち着いてきているのですが、他にはナス、カリフラワー・トマト(大)・エンドウもそれなりに育ってきているので同じポットトレイ上に並べています。

こうなると、水やりも底面吸水です。水を張ったコンテナに上の画像のポットトレイ毎浸水させます。1時間ほどするとポットの表面もしっとりしてきます。

コンテナから出した苗はウッドデッキ上で太陽の恵みを夕方まで享受して、屋内に取り込みます。


ピーマン催芽で学んだこと

2018-03-17 06:00:00 | 育苗

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3年目になる催芽器がへそを曲げています。私の都合に合わせてくれないのです。これまでそんなことはなかったのに・・・。たんじゅん農を始めて気付かされたのですが、私の都合に合えば”好都合”、合わなければ”不都合”ですね。役に立つ・立たない、ものごとの良い・悪いも、極めて個人的な独善的な基準より上か下かの相対的なモノだということを学びました。催芽器も私の期待に沿うものでなければゴミ、期待通りに動いていれば普通の催芽器。それでもこんなこともあるとゆったりと付き合っていけば、個人的な基準をグッと下げれば「工夫で何とかなる催芽器」ということになる。

基準を下げれば害虫も虫になり、雑草も草になる。害虫も雑草も有り難い。何でも、見る人の目線で白黒が逆転することはよくある話です。善玉菌も悪玉菌も同じですね。

と小難しい話を展開しても、催芽器は期待通りには動いてくれない。ヤレヤレだ。

 

今年最初に催芽器を引っ張り出した時に、温度センサーに接続された配線のハンダ付けした部分が取れかけていた。この催芽器は設定温度よりセンサー温度が下がるとヒーターの電源が入り、設定より高くなるとヒーターが切れる。温度センサーは催芽器のスイッチにあたり、重要な役割をします。そのためハンダで接続し直しました。

そしてピーマンやナスの催芽を始める事ができたのでした。ゴミになりかけた催芽器は、その役割を果たす催芽器に戻った時でした。その際の詳細はこちら

日中は屋内の窓際で28℃に、夜間は20℃で温度管理していました。2日ほど経って、この催芽器君、また調子が悪くなったのです。

今度はちょっと重症。電源の接続部分のコネクター付近でトラブルがあるらしく、通電したり切れたりという状態に。コネクターは単なるコードの接続ではなく、ヒューズか何か入ってる感じです。そのため配線を強制接続して、何かのトラブルで夜間に発火しても大変なのでちょっと無茶できないなあと思っているところです。

作成してくれたのは農林大で農業研修を受講していた時のメンバーでした。ちょっと連絡先も判らず、文系の私としてはお手上げかなあと思っていた時の朝でした。たった2日程度での温度管理だったのですが、ピーマンが催芽していたのです。

7つの種を入れていたのですが、6つの種から根を出し始めていました。下の画像をご覧ください。画像では見にくいのですが発芽の一歩手前、白い根が出始めています。

この6粒の種をポットに2粒/potずつ播種しました。ピーマンの発芽一歩手前の苗が3ポットできました。有難い。この状態で正式の発芽を待つことにします。

 


ピーマンなど催芽のセット

2018-03-09 06:00:00 | 育苗

20180308

この日、雨が日中はパラパラする事もあったのですが、夕方から風が強くなり、18時頃からは22時頃までは結構な雨となっています。予報では未明まで毎時10mm前後の雨が続くと云います。このブログが更新予約をする朝6時頃にはどうでしょうか。

このような雨が続く天気ですので畑には入らないのですが、西の畑の様子を見に行ってきました。先日のジャガイモのマルチが剥がれたりしていないか、エンドウの苗に被せたキャップは大丈夫だろうか・・・と。

午前中様子を見に行ったのですが大丈夫でした。マルチもキャップもしっかり固定され、強い風にも耐えてくれています。

明日まで予報されている雨が上がれば、予定いている種まきがたくさんあります。町内会の決算や総会準備の雑用を片付けながら、雨模様の空を眺めて自宅に居ます。

7日付のブログに掲載した、ブロッコリーとピーマンは2日様子を見ていましたが発芽の兆候はやはり見えません。断念することにしました。

という訳で、ピーマンとナスの発芽やり直しを行います。

今回はポットへの種まきではなく、毎年使っていた催芽器を使用します。

毎年説明しているので簡単にしますが、農林大の研修の際、一緒に研修を受けたメンバーが手作りしてくれました。発泡スチロールのケースに銅板が敷いてあり、そこにヒーターが貼り付けてあります。ヒーターの上の受け皿にティッシュで簡易種床をつくり、そこに種を置きます。温度センサーをセットし28℃に設定しておくとケース内が28℃で管理されます。温度が下がればヒーターのスイッチが入り、上がればスイッチが切れるという仕組みです。材料費の3000円でやってくれました。

見出し画像 ;この日催芽器に入れた種は、ナス2種・ピーマン2種の4種類。

 

下の画像は、4種類の種袋。

ブロッコリーは種が残っていなかったので、この春は断念。そのため下の画像の左から、発芽はしたが苗がちょっと心もとないナスのリベンジ種、古かった為か発芽0と全く発芽しなかった古いピーマンのリベンジ種、右のナスピーマンは新たに種を購入した種2つです。

催芽器の中のトレイの上にティッシュを敷き、種を並べています。それぞれ12~15粒を並べます。

種は植えの画像の並びです。新しいナスを並べる前です。

充分に水を含ませて、温度センサーを種のすぐ近くにセットします。根が出る兆候があればすぐにポットに種を植付けます。

これでケースに蓋をして28℃に設定しました。この催芽器は手作り感があって素人っぽいところが気に入っています。

 1週間程度、水を霧吹きしながら催芽を待ちます。